近年一番活発に試合をしてきた世界王者、ナバレッテの2021年の始動です。
バケロ(カウボーイ)の相手は、日本の伊藤雅雪に勝って世界王者になるはずが、まさかの得意の打ち合いで打ち負け、体重を見直し、Sフェザー→Sバンタム→フェザーと迷走してきたスラッガー、ディアス。
プエルトリカンらしく、イケイケのパンチャーでしたが、正直すぎる盲点がありました。
[st-card-ex url="https://forgotten-legend.com/legend/92205" target="_blank" rel="nofollow" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="続きを見る"]元フェザー級世界王者、シャクール・スティーブンソンにはフルマークでシャットアウトされてしまいました。
そしてやっぱり、ナバレッテの方が大きいな。
ライブ見逃しました。元Sフェザーでパンチャーでもあるディアスでしたが、やはりナバレッテの牙城は高くKO負けははじめてでしょう。
エマニュエル・ナバレッテはここか、Sフェザーが適正体重でしょうが、フィジカルが強く、効いた姿をみせたことがありません。オスカー・バルデスやミゲル・ベルチェルトがA面の男(華があり人気もある)としたら、原住民ぽい見た目のナバレッテはB面の男でしょうが、実力も底なしの体力も上にみえます。
しかしB面の男の宿命か、いつかスピードに翻弄されての判定負けが目に浮かびます。
ナバレッテ
「メキシコとプエルトリコの戦いに名前を残すためには、試合の夜にディアスが何をするかにかかっていると思う。ファンの皆さんに素晴らしい戦いをお届けするためには、正々堂々、殴り合いをしなければなりません。彼が逃げるように動き回っても、俺には身長やリーチのアドバンテージがあるから問題ないが、ファンを喜ばせたいなら足を止めて打ち合いをしようじゃないか。まぁ、ディアスは動き回って逃げると予想しているけどね。」
ディアス
「私はとても幸せで、準備ができています。フェリックス・リニダードやイワン・カルデロンのような元チャンピオンたちのサポートを受けられるのは、さらにうれしいことです。
体力的にはもちろんのこと、精神的にも十分な準備ができています。完璧な仕事ができたと思っていますし、厳しい戦いになることもわかっています。世界チャンピオンになる準備はできています。」
フェリックス・トリニダード
「ディアスはとてつもなく素晴らしい人物で、人間としても優れている。彼は、私が農場を持つナランヘイトのすぐ近くの町、バランキタスの出身です。謙虚な少年で、良いボクサーです。4月24日にプエルトリコの新しい世界チャンピオンになることは間違いありません。」
無尽蔵のナバレッテと正直に打ち合いすぎてはいけない。
ディフェンスにケアし、緩急つけて、最高のタイミングでパンチをぶち込み、ナバレッテを効かせることがディアスには出来るだろうか。