忘れそうな絶対王者/ゲイリー・ラッセルJrVSジョセフ・ディアスJr

マニアとして興味深い2つの試合が決まりそうです。

ゲイリー・ラッセルJrVSジョセフ・ディアスJr

有力なのはキース・サーマンの復帰が予定されている5月19日のようです。

ラッセルは全階級屈指のハンドスピードを持ち、パンチ力もある有力な王者ですが、非アクティブです。3年間で3試合しかしておらず合計13ラウンドだけです。

対するジョセフ・ディアスは米国ロンドン五輪代表でここまで26勝14KOです。前戦で元王者のビクター・テラザスに3ラウンドKOで遂にラッセル挑戦を呼びかけました。

ディアスほどの逸材が26戦、しかも最近の相手は前哨戦としては十分な相手ばかり。挑戦資格は十分です。日本なら10戦以内で世界戦が組まれるほどのホープです。

しかし相手がラッセル。出来れば、別の王者に挑戦しすんなりベルトを巻きたかったことでしょう。けれどサンタクルスVSマレスなど、どうでもいい試合が決まっており他に相手がいない状況で遂に強い王者に挑みます。

ラッセル
「ディアスがビルから飛び降りるというならやってみてください。地面に落下して飛び散る事になるでしょう。この試合がまさにそれです。受けて立ちましょう。」

やっと決まったか、これで2018年も安定の年一回か・・・

あとは暫定王者のヘスス・ロハスの試合も気になります。個人的に好きな昭和的なファイターです。

3月23日、もうすぐ。WBO NABOバンタム級タイトルマッチ

マイク・プラニアVSファン・カルロス・パヤノ

プラニアは14勝7KOのフィリピンのホープ
フィリピンのトップアマ出身で国内金多数、海外でも活躍した選手だそうです。

パヤノはご存じ元WBAスーパー王者。
モレノに勝ったが、ラウシー・ウォーレンとの再戦でベルトを失った。
こちらも五輪出身の天才肌、クールなボクシングもダーティーなファイトもする。
しかし今年34歳の古豪でもある。

パヤノにとってはラストチャンスに近いかもしれない。
ウォーレンとの2試合はいずれも引き分けのような内容だったのでこれだけで過去の人では切ない。日本人との絡みはなかったが、結果的にモレノや山中より長く現役でいるわけだ。応援したい。

フィリピンホープは大変筋がいいが、ステップアップの試合をなかなか乗り越えられない。しかし確実に本場の舞台でレベルアップしていてうらやましい。

この試合はもう一人のホープ、レイマート・ガバロVSステホン・ヤングの試合と同じ興行で行われる予定です。

https://www.youtube.com/watch?v=W8RH2AIOZuA

にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ
にほんブログ村


ボクシングランキング

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
What’s your Reaction?
最高
最高
0
いいね
いいね
0
ハハハ
ハハハ
0
うーん
うーん
0
がっかり
がっかり
0
最低
最低
0
コメント一覧
  1. まぁあなさんの言うとおり、リゴンドーならラッセルに勝てると思いますが、ラッセルーリゴンドーみたいな誰得マッチ、プロモーターが絶対組まないと思います。言うまでもなく試合中に観客が次々帰りそうな気が満々します。アンダーカードにすら組み込まれたくないでしょう、こんな組み合わせは。

    0
    0
  2. ラッセルとやって勝てそうなフェザー級のボクサーはいないので、やろうとする方が間違ってはいますけどね。そういう意味ではディアスもよくラッセルに挑戦する気になったかと思いますが、逆に言えばラッセル以外受けてくれなかったんでしょう。サンタクルスやセルビーがディアスの挑戦を受けようとは絶対しないでしょうし、トッププロスペクトのバルデスはトップランクがやらせるわけがないです。

    もう1年待てばバルデスとやれた可能性がなかったとはいえませんが、バルデスは1戦毎の成長が早いのでそのころには手がつけられない可能性もあったでしょうし、そういう意味で不人気とラッセルとやる羽目になったんだと思います。

    0
    0
  3. 前も書きましたけど同じ境遇のリゴ戦なんてとても面白いし利害も一致すると思うんですが、そういったニーズはないものか
    ロマリゴほどではないですけど、ラッセルもまた一強の苦悩を抱えてますね
    個人的にはラッセルの試合は砂糖要素多目で多目で今となっては別として何故初期にメジャーストリームに乗れなかったのか不思議です
    ラッセルはあと三四年で引退するそうですけど、彼自身のモチベはロマ戦のみみたいですね
    実現すれば是非見たいし強烈な自我を持つラッセルが完全に折れるところも目撃してみたいですが、まぁ実現への筋道は…

    0
    0
  4. g1j2p5i5さん

    ラッセルの姿勢にも問題があるのでしょうが

    統一戦を呼びかけても無視される
    指名挑戦者やランカーもあまりラッセル挑戦に乗り気でない。
    (できれば他の王者と戦いたい)
    ファイトマネーも安い

    こんな状況の王者はどうすべきなのでしょうか?
    金の安いランカーとの防衛戦をコツコツ続けていくしかないのでしょうか?

    0
    0
  5. 何度も言いますが ラッセルとWBCは ネリに等しい暴挙です
    JMロハス試合は 6月のWBA正規昇格後でしょうか?   万が一 ここまでひっぱてきたレオマレスがドローなら目も当てられませんが・・・   2位の中国人が有力?

    パヤノはWBO狙い?
    ヤングの試合も WBA暫定かどうかハッキリしませんね

    0
    0
コメントを残す

※相手に対し失礼だとおもわれるコメントは削除される場合がございます。

おすすめの記事