今日は、いや来週の伊藤の世界戦までは井上尚弥の衝撃の余韻タイムだ。それだけ待たされ痺れた4分20秒だった。ロドリゲスもいい選手だったなぁ・・・
なので、流し見で各ラウンドを細かく書きません、書けません。
デオンティ・ワイルダーVSドミニク・ブレアジール
順当だとワイルダーのノックアウトだが、スタミナや自分より大きなブレアジールにもたもたしているとひょっとする。もう33歳なのだ。ブレアジールはNFLからボクシングに転向した経験の浅い選手でウィークポイントは色々あるが、ジョシュアに完敗してから粘り強く勝ち抜いてきている。こっちも33歳だけど。
またワイルダーが奇抜な入場です。ラッセルの試合は試合より入場がすごかったけどこの試合もそうなるか。
世界では?この試合が今日のメインイベントという事実・・・
初回から雑な右を振ってワイルダーが攻勢をかけていく。
右が当たりブレアジールが効いて下がるがブレアジールが右を打ち返して今度はワイルダーが下がり攻守が逆転。
ブレアジールはいつも劣勢からやけくそパンチで逆転する男だ。
しかし仕切り直しでリング中央でワイルダーの狙いすました右ストレートが完璧に入りブレアジール大の字。
立ち上がるもカウントオーバー。
実に大味、でもこれがヘビー級。こんなのバンタム級では絶対当たらない、食わない。
ブレアジールは大きなヘビー級だが躍動感、俊敏さに欠ける。ここが限界だろう。
IT'S OVER. WILDER KNOCKS OUT BREAZEALE I ROUND 1 pic.twitter.com/bJOAxBP2Hw
— CBS Sports (@CBSSports) May 19, 2019
It started with this right hand from @BronzeBomber, which @troubleboxing returned with own right hand, but moments after Wilder landed the 💣. #WilderBreazeale #PBConShowtime pic.twitter.com/Eft1M1Y9hN
— Premier Boxing Champions (@premierboxing) May 19, 2019
ゲイリー・ラッセルJrVSキコ・マルチネス
ラッセルの言ってることは正しいが、キコ・マルチネスに対する警戒がまったくなく他の王者のことばかり。そこだけが不安材料だ。サンタクルスもフランプトンも詐欺師だ、口だけで逃げてばかり。諦めた。スーパーフェザーに行くしかない。ゲルボンタやってくれ。ミゲル・ベルチェルトでもいい。ロマチェンコとの再戦のためならライト級でもいい・・・
アフリカの原住民のようなスタイルで入場のラッセル。音は少年の叩く太鼓だけ。その子供と同じくらい小さなラッセル。演出に凝ったなぁ。弟たちはみな勝った。キコ・マルチネス応援したいけどラッセルがここで負けるわけにはいかない。
キコも決意を決め頑張っているが距離があると話にならず踏み込んでいっても一発に対し4発くらい返される。ラッセルが速すぎる。ここにもP4P候補がいるな。ラッセルが速すぎて何もできないキコだがキコが来ないとラッセルもいかないので、キコにインファイトさせて打ち返している。あえて接近させて打たせているのか、接近されているのか。ポイントは全部ラッセルだがキコもロープに詰めてボディ打ちはさせてもらってる。ガードの上だが。こういう試合をしているとキコの体力、パワー、馬力も生きて粘られる可能性がある。ラッセルはとにかくスピードに任せた手打ち高速回転。また拳を痛めたのかな。5回終了で出血も多く一方的なキコをドクターが止める。やっぱりラッセルJrがフェザー級最強だろう。
.@MrGaryRussellJr showing you why many claim he has some of the fastest 👊 in the business. #RussellMartinez #PBConShowtime pic.twitter.com/Lc9iEnzDjY
— Premier Boxing Champions (@premierboxing) May 19, 2019
皆様、今日は幸せな一時を過ごしましょう。
ボクシングファンでよかった。
前座
アルへニス・メンデスVSファン・エルナンデス
メンデスはサルガドに勝って世界王者になった男だがこないだアンソニー・ピーターソンとやったばかりじゃないか。ボクシングに取りつかれた男だな。エルナンデスは無敗のスーパーライト級ホープだがトップホープには一段落ちる。しっかり見てないがメンデスの方がいい。ドロー・メンデスの方が強かったがエルナンデスはメイウェザープロモーション。政治力が働いた。