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トニー・ハリソンVSジャレッド・ハード

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ジャモール・チャーロの王座返上に伴い、挑戦者決定戦であったこの試合が王座決定戦に繰り上げだそうです。
チャーロの返上は若干寂しいものがありますが、シャープでKO率高い無敗王者のミドル級進出で、GGG一人舞台の階級が面白くなるかもしれません。GGGも36歳。ジェイコブスとチャーロという米国黒人ミドル級は、勢いや年齢を考慮すると、ちょっと楽しみなライバルと言えるかもしれません。村田にとってもスルーしたい強敵じゃないでしょうか?
そして激戦区Sウェルターのトニー・ハリソンVSジャレッド・ハードも興味深いです。

ジャレッド・ハード
19勝13KO

不完全ガイドで発見し最も気に入った選手ですが、あっという間に世界挑戦まできました。
ここ数戦、強豪を明確に下していますが、やや早いような気もします。

ショルダーロールの達人で、相手のパンチを殺してグイグイ攻めるかっこいいボクシングをします。
185センチ、リーチ194センチ、サイズもパワーも魅力ですが、ローカルアマ止まりでエリートだったわけじゃありません。
最近の試合で魅せる華やかさや怪物性が本物であるなら、十分王者になれるとおもいます。
彼も減量キツイんじゃないかなぁ。


トニー・ハリソン
24勝20KO1敗

地味だが派手なハードよりKO率が高いんだな。むしろこっちの方が正統派で強いかも。
サイズはハードと全く同じになってます。結構大柄なんだな。
ボクシングファミリーに生まれ親がトレーナーとマネージャーを務めているようだが,、エマニュエル・スチュワード最後の選手だったよう。

こちらはキャリア十分でここ10戦近く、ずっとトップランカーと戦いサバイブしてきた。
直近ではセルゲイ・ラブチェンコをTKO


ウィリー・ネルソンに唯一負けてしまったがこれも逆転KO負けで試合内容は押していた。

両者とも、王座を競うにふさわしい実力とキャリアを持っており、甲乙つけがたい。両者好きだ。
サボテンのような風貌と規格外のスタイルを持つハードの方が面白いという意味で応援するけどハリソンもいいなぁ。

その他、この日の興行はメインが

デオンティ・ワイルダーVSジェラルド・ワシントン

ワシントンは代役のピンチヒッターだが、ワイルダーに負けない体格で28歳でプロになった変わり種。
ベテランらしい地味さだが、大人なボクシングをするしワイルダーから逃げない姿勢は期待できる。ワイルダーの弱点は青さでもあるし。

さらにヘビー級で一番応援しててかっこいい

イズアグベ・ウゴノウVSドミニク・プレアジールもある。

ジョシュアには破れたがロンドン五輪代表の巨人プレアジールにスピードもパワーも満点だが、ややサイズが小さくキックあがりのウゴノウがどこまでできるか大注目。

さらには、メキシコの暴れん坊、ホルヘ・ララVS危険なかませ犬、ジョニー・ジェミノなど

来週は時間がとれれば絶対実況したいとおもいます。
素晴らしいマッチメイクの一日です。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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