WBSSではない新たなトーナメントとしてMTKグローバルが「GOLDEN CONTRACT」なるものを発表しました。MTKグローバルなる組織がどれだけのモノなのか謎ですが、HPをみるとかなりしっかりしています。
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創始者はマシュー・マックリン。
ジェルウィン・アンカハスに負けたジェイミー・コンランが社員になっとります。違うコンランもいます。アラブっぽい人もいるのでこの辺が金主か。
ボクサーのキャリア開発やスポンサーシップ、法律面やメディア露出などを支援、ボクサーの管理会社なのだそうです。英国を中心に早々たる顔ぶれの選手と契約しています。今現在世界10か国に進出し、グローバル化を図っています。
日本では青木ジムのコンプライアンス問題などが話題になっていましたが、MTKジャパンを作り、ジムはフィットネスジムと同じ利用方法。選手個人がマネージャーやプロモーターを決めるという方向にシフトした方がいいとおもいます。
時代遅れな慣習、お役所仕事的な部分はみんな排除すべきです。
内山高志のやってる取り組みなんかが日本ボクシングの未来のような気がする。
ファンに愛され、選手に愛され、トップ選手がお忍びで練習したくなる環境。他の格闘技との積極的な交流・・・
さて、トーナメント
フェザー級
WBO6位、ライアン・ウォルシュ(英国/28戦24勝11KO2敗2分)
WBA7位、ハイロン・ソカラス(キューバ/25戦22勝14KO3分)
IBF9位、ジェームス・" Jazza "・ディッケンス(英国/30戦27勝11KO3敗)
WBO11位、デビッド・オリバー・ジョイス(アイルランド/11戦全勝8KO)
IBF15位、リー・ウッド(英国/23戦22勝12KO1敗)
WBOスーパーバンタム級8位、タイロン・マッカラー(英国/13戦全勝6KO)
WBC37位、カルロス・ラモス(スペイン/12戦11勝7KO1敗)
元WBCラテン王者、カルロス・アラウホ(メキシコ/16戦15勝12KO1敗)
スーパーライト級
IBF5位、WBC11位、アンソニー・イーギット(スウェーデン/26戦24勝1敗1分)
WBO9位、ザンコシュ・ツラロフ(カザフスタン/24戦全勝21KO)
元WBCシルバー王者、オハラ・デービース(英国/21戦19勝14KO2敗)
WBC10位、モハメド・ミモウヌ(フランス/24戦21勝2KO3敗)
WBC28位、タイロン・マッケンナ(英国/21戦19勝6KO1敗1分)
IBF欧州王者、アキーム・エニス・ブラウン(英国/13戦全勝1KO)
英国同級、ダーレン・サーティース(12戦全勝8KO)
WBA13位、ローガン・ユン(米国/16戦全勝12KO)
ライトヘビー級 予定
元英国王者、ホセア・バートン(英国/25戦24勝11KO1敗)
WBO12位、スティーブン・ウォード(英国/12戦全勝4KO)
リオ五輪同級ベスト32、セルジュ・ミヒェル(ドイツ/9戦8勝6KO1敗)
元英連邦王者、ボブ・アジサフェ(英国/22戦19勝9KO3敗)
元英国王者、リーアム・コンロイ(英国/23戦17勝9KO5敗1分)
なかなか魅力的です。
王者同士の統一戦や対戦相手の選り好みが頻発するとランカーの動きが停滞するという弊害があります。なのでこういうランカー同士のトーナメントというのが実は最も適しているといえます。
WBSSヘビー級やミドル級の構想も、こういうレベルのメンツでないと無理だろう。
このトーナメントに入り、優勝できる日本人ファイターはいるだろうか。
ふと見渡して、やはり最激戦区のスーパーライト級
WBO9位、ザンコシュ・ツラロフ(カザフスタン/24戦全勝21KO)
この男をMVP候補に挙げます。
https://www.youtube.com/watch?v=xAyBUVi0R9s
アンソニー・イーギットも出るんだな。