4度目のスコーピオ(さそり)/ミゲル・マリアガ

あなたはあそびの つもりでも
地獄のはてまで ついて行く
思いこんだら いのち いのち
いのちがけよ

危険なコロンビアのパンチャー、WBOフェザー級の元世界挑戦者のミゲル(スコーピオ)マリアガは3月14日にマジソン・スクエア・ガーデンで王者のシャクール・スティーブンソン(13勝7KO)との対戦に備え、ニューヨーク入りしている。

マリアガはトップランクのメインイベントでアップセットを起こすつもりだ。

マリアガ
「勝利へのメンタリティに満ちており楽観的です。100%の準備をしてきました。」

マリアガ(29勝23KO3敗)は4度目の正直を狙う。

ワシル・ロマチェンコ、オスカー・バルデス、ニコラス・ウォータースに敗北したが、完敗したといえるのはロマチェンコだけだ。

ロマチェンコに敗北後、マリアガは4勝4KOだ。

マリアガ
「世界戦に敗れ、地元に戻りましたが決して望みを捨てることはありませんでした。4度戦い、全ての試合が私に何が必要なのかを教えてくれました。勝利に向けて仕事を完遂する、これが一番大事なことです。」

当初、5月にIBF王者、ジョシュ・ウォーリントンと統一戦の話があったのに、3月14日にマリアガを迎え撃つシャクール・スティーブンソンは余裕だなとおもった。(その後、ウォーリントン戦は白紙になっている)

マリアガの相手がウォーリントンだったらどうだっただろうか?

運とタイミング次第で、世界王者になっても不思議ではない実力者のマリアガ

ウォータースには善戦も体格負け(体重オーバー)
バルデスには大接戦も判定負け(大差がつく内容ではなかったがバルデス優遇)
ロマチェンコにはフィジカルもパワーもスピードも完敗でした。

高いKO率のソリッドでテクニカルなパンチャーだが、この戦績が示すように、世界タイトルでは王者を倒さないと戴冠できないだろう。判定で優遇される立場ではない。

若き王者のシャクール・スティーブンソンは現役最高レベルの距離感とディフェンス、危機管理能力を誇る未来のスター候補なので大差判定勝ちが濃厚だ。メイウェザーばりのセンサーで危険を回避する。

マリアガ33歳、4度も世界戦が出来たのは幸運ともいえるが、実力者故、決して格下に取りこぼしたりはしない。そしてこれが最後の世界戦かもしれない。

あなた(シャクール)はあそびの つもりでも
地獄のはてまで ついて行く
思いこんだら いのち いのち
いのちがけよ

byさそり座の女

どこか、昭和の時代の名王者、正統派なパンチャーを感じさせるマリアガ執念の一発が炸裂しますように。

それにしても
ニコラス・ウォータース

どこに消えた?

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