ヘビー級プロスペクト 不完全ガイド

ボクシングにのめり込んだのはタイソンの影響も強い。ジョシュアやワイルダーのようなスーパーヘビーな超合金ばかりじゃつまらない。次世代にどんなヘビー級がいるのか、通常の不完全ガイドとは趣向を変えて、王者以外にどんなヘビー級がいるのかチェックしてみました。

もちろん、挙げた選手以外にも不気味な選手はいますが、詳細不明なので割愛しました。

まずは、ランキング上位から

アギット・カバイェル
Agit Kabayel
17勝12KO
25歳

デリック・チソラにギリギリ勝利だから厳しいが
アマ5勝でプロも全勝、一応負け知らず

オスカー・リバス
Oscar Rivas
22勝16KO
30歳

コロンビアの北京五輪代表

アダム・コウナッキ
Adam Kownacki
17勝14KO
28歳

ポーランド生まれ米国育ち、サバイバルを勝ち抜いている

https://www.youtube.com/watch?v=ff-IYtCm7fs

ジャレル・ミラー
Jarrell Miller
20勝18KO1分
29歳

米国第二の刺客。ご存じビッグベイビー。体重は一番重い。

トレバー・ブライアン
Trevor Bryan
19勝13KO
28歳

ドンキングプロモートで昔っぽい印象のヘビー級

https://www.youtube.com/watch?v=8LqAdxfCvhI&t=3s

オット・ワーリン
Otto Wallin
18勝12KO
27歳

スウェーデンのヘビー級サウスポー 197センチ

https://www.youtube.com/watch?v=9UI0Lz4fIa8

張志磊
Zhilei Zhang
18勝14KO
34歳

北京銀メダル、ロンドン代表 ジョシュアに11-15

https://www.youtube.com/watch?v=SweQwr239xA

ラロン・ミッチェル
LaRon Mitchell
16勝14KO
37歳

米国トップアマ 年齢が厳しい

続いては、ランク外でも見逃せない選手

イヴァン・ディッコ
Ivan Dychko
4勝4KO
27歳

ロンドン、リオ、連続銅メダル。
カザフスタンのトップアマ 206センチ、ジョシュアに11-13
アマ181勝18敗

総合的にはジョシュアよりトップアマ。一番の脅威だが、プロモートがどうなるか。

フィリプ・フルゴビッチ
Filip Hrgovic
2勝2KO
25歳

リオ銅メダル。クロアチアのトップアマ
金のトニー・ヨカに1-2 ヨカには勝ったこともある。
WSBでは25勝4敗10KO
こっちの方が厳しい舞台である。

https://www.youtube.com/watch?v=DhGiqhSCkYw

トニー・ヨカ
Tony Yoka
3勝2KO
25歳

ご存じリオ金メダル
2メートル超え。若干線が細く感じるがフランスの英雄

ジョセフ・ジョイス
Joe Joyce
1勝1KO
32歳

リオ銀。ヨカには勝ったこともある。
ジョシュアの次の五輪代表だが年齢は上
ややオードリー・ハリソンとかぶる。

https://www.youtube.com/watch?v=WL8Mf27ZliE

セルゲイ・グズミン
Sergey Kuzmin
11勝8KO1分
30歳

前戦負傷引き分け。ロシアのトップアマ。
五輪には無縁だがジョイスに勝っていたり、トップと互角級

ナザン・ゴーマン
Nathan Gorman
11勝9KO
21歳

英国の秘密兵器。アマ経験は11勝1敗
ちっちゃな頃からデカすぎて11歳で70キロ、15歳で95キロあって相手がいなかったという。

https://www.youtube.com/watch?v=ElAfUzgMQAA

ダニエル・デュボア
Daniel Dubois
6勝6KO
20歳

アマ69勝6敗
東京五輪候補だったがプロ転向した。
ジョシュア→ジョイス→デュボアだったのだ。
これまた英国の秘密兵器

ロスティスラフ・プレチコ
Rostislav Plechko
12勝12KO
29歳

189センチしかないけどマッチョなロシアヘビー級
カヌーで有名な選手だったらしい。
クルーザーに落とせないのかな

アンドレイ・アフォニン
Andrey Afonin
5勝2KO
28歳

ロシア国内トップアマ。WSBにも参戦している。
巧いけど187センチでは厳しい。

エフゲニー・ロマノフ
Evgeny Romanov
7勝4KO
32歳

ロシア国内トップアマ
183センチしかないそうだ。
しかしアマではワイルダーをノックアウトしている。

これがワイルダーを倒した試合だ。
https://www.youtube.com/watch?v=tOqhhylGWh8

オノリオデ・エワリーム
Onoriode Ehwarieme
16勝15KO
30歳

誰か読み方を教えてください。
ナイジェリア人だがアルゼンチンを拠点にしている。
北京五輪代表。細いのでたぶん超長身
相手はボクサーといえるのだろうか?

エフェ・アジャグバ
Efe Ajagba
3勝3KO
23歳

こちらもナイジェリア人で米国デビュー
リオ五輪代表
2回戦で負けたが、一回戦ではアマボクシングにしては痛烈なKO勝利。
パンチが強そうだ。

サイモン・キーン
Simon Kean
12勝11KO
29歳

カナダ。ロンドン五輪では初戦でトニー・ヨカを破るも2回戦でディッコに敗れた。

https://www.youtube.com/watch?v=H-p-PU4CyO8

ボグダン・ディヌ
Bogdan Dinu
18勝14KO
31歳

ルーマニアのトップアマ

クシシュトフ・コセラ
Krzysztof Kosela
11勝9KO
30歳

ポーランドのトップアマ2メートル

ロバート・アルフォンソ
Robert Alfonso
14勝5KO
31歳

キューバのトップアマで北京五輪代表
ワイルダーのスパーリングパートナー
アンディ・ルイズやマイケル・ハンターに勝った過去も。

ファビオ・マルドナド
Fabio Maldonado
25勝24KO
37歳

ブラジリアン柔術の総合格闘家らしい。
ボクシングのキャリアはすごいが雑魚ばかりである。

おまけ

マゴメドラサル・メジドフ
Magomedrasul Majidov
31歳

プロではありません。アマチュアです。
ロシア生まれのアゼルバイジャン育ち。

勝ったり負けたりはありますが、ジョシュアやディッコにも勝っている。
この人が総合的にはヘビー級のトップアマといえるでしょう。
旧共産圏では、アマで活躍すればお金に困らないという事もあるのでしょう。
GGGより実績のあるセリク・サピエフもプロになりませんでした。

こういう男が君臨する世界
しかももう30歳を超えたら若返り、次なるホープが東京五輪では出てくるのでしょう。

以上、疲れました。
やはり、ランク入り選手より、それ以外に脅威がいると感じました。

ランカーだと

ビッグベイビー、ジャレル・ミラー

脅威は

イヴァン・ディッコ
フィリプ・フルゴビッチ
ダニエル・デュボア

好きなのは

ロスティスラフ・プレチコ
エフェ・アジャグバ

皆さんは誰が好みでしょうか?
やはり、トップアマの下地がないとダメなようです。イヴァン・ディッコあたりは今でも、ジョシュア、ワイルダーに勝てる可能性がありそうです。

昨年は一押しだった、イズアグベ・ウゴノウがスーパーヘビー級の体格を持つドミニク・ブレアジールに逆転KOされました。

ウゴノウの方がボクサーとして素晴らしいのですが、体格、体力、パワーに屈しました。
それが、今のヘビー級の現実なのですが、それでも、小柄で俊敏なマッチョ、千代の富士・・・じゃなくて

ロスティスラフ・プレチコ

みたいな選手が好みです。

遅くてクリンチ、ホールドばかり、体力奪い取るようなヘビー級は退屈です。
大味なのが苦手なのです。

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