近年、ウズベキスタンからのプロボクサーが強くて、2019年にはプロの王者が誕生するのかも一つの注目ですが。2月16日にはこんな試合もあります。
ショージャホン・エルガシェフVSマイカル・フォックス
エルガショフはちょっとブルース・リーにも似た男前の狂犬サウスポーで、フォックスというのはスーパーライト級で190センチ台の長身無敗ホープです。エルガショフは昨年5試合もしました。WBSS以外でタイトルに急接近しているとおもいます。
彼らについては別記事でも何度も書いたとおもうので、また別のウズベキスタンのプロスペクトを。
バハディール・ジャロロフ
24歳
リオ五輪代表2回戦で銀メダルのジョー・ジョイスに屈す。
アジア選手権金
世界選手権銅
ウィキでは198センチ
BOXRECでは201センチとあります。
中央アジア系でこの体格にして、このスピード、サウスポーな点も考慮すると有望です。
もう、こういうトップアマは今の王者との力関係を空想しても、キャリア以外そんなに大差ない。
10回やったら半分くらいは勝てる可能性も否定できません。
プロでは米国拠点、プロモーターはルー・ディベラです。
ジャレル・ミラーやアダム・コウナッキらよりボクサーとしての出自もしっかりしています。
東京五輪のボクシング開催が危ぶまれていますが、問題のひとつであり全てだと言えるのが、AIBAトップ、ウズベキスタンのガファール・ラヒモフという人物が、ビジネスマンを装いつつ裏ではマフィア、ヘロイン密売や人身売買をしている裏社会のボスでもあるからだそうです。
だから、リオでウズベキスタンに金メダルが多かったんだな。
中にはおかしなジャッジで勝ってる選手もいましたもん。
しかし、根本的には、マフィアも政治家も同じ・・・
むしろ表社会のマフィア(政治家)の方がたちが悪い
とおもうのは私だけでしょうか・・・
どこの誰がトップになっても、あぶく銭のような大金の絡む組織、政治、権力構造というのは腐敗している。クリーン、健全などというのは幻想です。
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