デビッド・ベナビデスVSデビッド・レミュー他

ビッグマッチが来ないなら、淡々と今出来る試合をこなしていく、ジャモール・チャーロもアンドラーデもベナビデスもそんな状況でしょうか、しかしその下のランカーたちも黙ってはいない。

デビッド・ベナビデスVSデビッド・レミュー

ベナビデスの特徴、強さがわかりやすく出た試合、大変な強打者のようでいて、この男は強靭なフィジカルをベースにした接近戦の連打型だ。棒立ち、手打ちなようで、執拗な連打が効き、背が高いのにボディやアッパーなど下からこづいてくる。

カネロファンには馬鹿にされたが、勝負論にはなるだろう。エキサイティングな試合は絶対保証できる。
無名のキューバ人、デビッド・モレル然り。

レミューはメガトンパンチャーだが、当たれば強烈も、超一流どころには当たらない。
諦めない精神力は見事だった。

ジャニベク・アリムハヌリVSダニー・ディナム

これまた、信者にボロクソに叩かれた過去があるが、皆手のひらをかえし、GGGより強いかもなんて言っている。なにせ村田が戦ってきた相手にそれ以上の内容で勝ち続けているからだが、それも当然、彼は世界アマチュア選手権の覇者であり、カザフスタンのNEXTGGGなのだ。

ミドル級にしては、軽量級のようなスピードと危機管理能力を持つ本格派。
しかし慎重すぎて退屈な試合も多く、この試合から絶対的な評価はまだ出来ないとおもわれる。
アンドラーデはしれっとこの難敵を避けたのだろうか。だから彼にビッグマッチが訪れない。

ジャメル・ヘリングVSジャーメイン・オルティス

ベテランが新鋭の踏み台にされた形だが、オルティスはアマチュアでアントワン・ラッセル、ジャロン・エニス、テオフィモ・ロペスらと鎬を削ったトップアマ。Sフェザーにはシャクール、ライト級にはロマチェンコという絶対的な存在がいてはヘリングの再起ロードも険しく、この敗北をもって引退表明とのこと。

伊藤雅雪も選手生命の岐路に立たされているだろうが、勝ったヘリングも同じ、決して劣化した、全盛期を過ぎた、弱くなった果ての結果ではないのだが、プロボクシングの世界は結果が全て、険しい。

おまけ

たぶんヘビー級でも倒れる右ストレート

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