一時は無敗で王者となり、リナレスにとっても脅威の相手とみられていたズラチカニンですが、マイキーに痛烈なKO負けをしてから何かを失ってしまったようです。
相手のロベルト・ラミレスも
17勝12KO2敗1分という好成績の若者でしたが、全盛期のズラチカニンが序盤で葬られるような相手ではないはずです。かなり小柄でタンクのようなプレスとタフネスが売りのズラチカニンでしたが、マイキー戦といいこの試合といいこんなに簡単に跳ね返され効いてしまう姿をみると、大事な何かが壊れてしまったのかな。
米国でルー・ディベラの元、新たなチャンスを得ての再起でしたが、モンテネグロのボクサーにとり、痛恨の黒星となりました。
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