昨日行われた試合。精力的に戦う王者ですがいつも地元で日本人に似た境遇のバーンズです。
試合そのものはエキサイティングだし、強豪相手に戦い続けてるバーンズ。
しかし前戦はホセ・ゴンザレスの強打に負けそうで相手がいきなり棄権、大事な試合をことごとくクリアはしてきているがラッキーも採点有利も多い、地元人気選手です。
今回の相手は雑草キャリアの曲者ですが、前回よりは楽な相手かとおもいましたが・・・
試合は好戦的な両者が手を出し被弾もする激戦となりました。
が、プレスをかけショートでの手数、的確性に勝るベルトランが優勢な形で試合は進みます。
8ラウンドには決定的なノックダウンを奪い、その後もバーンズの反撃むなしくベルトランが終始上回るような内容でしたが
判定はドローでバーンズの防衛
試合内容は白熱ですがジャッジは明らかな地元判定
頑張ったベルトランに気の毒すぎる結果となりました。
バーンズは強豪とかなりやっています。
マイケル・カツディス
ケビン・ミッチェル
パウルス・モーゼス
ロマン・マルチネス
などなど。
しかも全て勝利していますのでそのキャリアは認めねばなりませんが、どこが強いかと言えば英国の選手らしく諦めない精神力がはすごいがボクシングにミラクルなところはない。
正直なボクシングで激闘ばかりである。
苦戦続き、運に恵まれすぎなバーンズ、階級違えど内山とやってくれないでしょうか?
何度も立ち上がってくるハートの持ち主ですが内山の強打で立てないところが見たい。
WBOSフェザー級王者のロマン・マルチネスにも勝っているのでバーンズに勝てばSフェザー統一、ライト級獲得の一挙両得です。
しかしロマン・マルチネスは次にマイキー・ガルシアとの試合だしライト級最強はバーンズではなくミゲル・バスケスだろうな。
しかもバーンズは英国の人気選手なんで国内をなかなか出ません。
内山もそれは同じで国内限定、海外の人は知らないかスルー状態
本当の勝負はまだこれからですね。
昨日はサバイバルをかける
ラファエル・マルケスがショッキングなKO負けをしてしまいました。
相手も強くて元世界王者にしか負けていない人でしたが格からいえば勝てる相手。
いつものマルケスらしく押しているシーンも多くシーソーゲームでしたが、被弾が多くダメージためすぎ、最後は痛恨のパンチ食ってしまいました。
残念ですが相変わらず激しい試合を見せてくれます。
これぞボクシングです。エアーと120%違います。男らしい。