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テイクオーバー・栄光の架け橋/ワシル・ロマチェンコVSテオフィモ・ロペス

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表題のように、ロマチェンコとテオフィモ・ロペスを比較する記事ではありません。アンケートをやってもまだまだ気が早い、ロマチェンコの圧勝結果が予想されますが、妄想するのは自由である。
ボクシングはビジネスじゃなくゲームと言い切り、33歳での引退も公言したロマチェンコ。4階級を統一し揺るぎなき絶対的なボクサーとして有終の美を飾りたいのだろうが、記録としてはそれが一番望ましくともマイキー戦の実現は困難で、リチャード・コミーよりも人気も注目度も高い選手が台頭してきている。

Free Your Mind・MATRIXの美学/ワシル・ロマチェンコVSゲルボンタ・デービス

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テオフィモ・ロペスには、ロマチェンコの前に戦うべき相手、証明すべき試合がいくらでもあるとおもうが、ゲルボンタ・デービスに次ぐ期待値の高い存在であることは間違いない。そしてデービスよりも大きく、重く、ライト級もあと数戦、今年限りとも公言している。身体中にパワーが漲っている様子はよーくわかる。

現在ボクシング界のP4P、ワシル”ハイテク”ロマチェンコに引退の騒ぎがある。

現WBA、WBOライト級王者のロマチェンコは4月12日に指名挑戦者であるアンソニー・クロラ相手に防衛戦を予定している。

ロマチェンコ
「クロラよりコミーの方がよかった。コミーはIBFの王者だし私の目標は4団体全てのベルトを統一することだから。私のゴールは階級の統一、そして引退だ。次に何をしようか?ボクシングは自分にとってはビジネスではなくスポーツなんだ。王者に挑むのが楽しいんだ。誰に勝てば絶対的な王者と認められるだろう?33歳で引退を考えている。5歳でボクシングを始めて以来ボクシングが人生の全てだった。でも全てには終わりがあるんだ。」

残念なことにIBF王者のリチャード・コミーとの試合は手の怪我のために実現しない。回復するであろう夏まで待たねばならない。

一方、WBCライト級王者のマイキー・ガルシアは3月16日、無敗のウェルター級王者、エロール・スペンスと戦う。マイキーVSロマチェンコは長年ファンが待望している夢のカードだ。この対戦は異なる究極のスタイルマッチであるだけでなく、P4Pを争う戦いでもある。

マイキーのトレーナー、兄のロベルトはマイキーの実力を信じて疑わない。世界的に有名なトレーナー、テディ・アトラスや元ミドル級王者のケリー・パブリクらもマイキーを支持している。ただの感情論ではなさそうだ。

ケリー・パブリク
「マイキーは天才です。とてもインテリジェンスで試合が長引けば長引くほど賢くなる。リングの上ではどんな事にも対処できる。ロマチェンコが有利だとは思わない。興味深く緻密な試合になるだろうが、サイズの優位性とボクシングIQはマイキーにあるのではないかな、マイキーはミスをしない。フットワークもいい。フットワークは派手である必要はないんだ。」

マイキーVSロマチェンコの実現可能性はまずは3月16日の結果による。いずれにせよ、ロマチェンコも4月12日にはアンソニー・クロラと戦うのだ。

現在31歳のロマチェンコは33歳で引退を公言した。ロマチェンコの今後のオプションを想像するのも興味深い。個人的には、ロマチェンコは統一戦が叶わないならば、別の若い才能に対し己をテストするのではないだろうか。

別の若い才能、フェザー級からライト級には新世代が台頭している。

シャクール・スティーブンソン、デビン・ヘイニー、ライアン・ガルシア、ゲルボンタ・デービス、マイケル・コンラン、テオフィモ・ロペス・・・

特に、テオフィモ・ロペスはボクシングだけでなく、人気、パフォーマンスでもロマチェンコを王座から引きずり出す意欲に満ち溢れている。

テオフィモ・ロペス
「ロマチェンコはフットワークでもサイドムーブでも結局左右に動くという同じことをしているだけだ。彼を倒すには3つか4つの異なるアプローチがある。ロマチェンコから何かを奪おうなんておもってないけど、彼から特別なインスピレーションも受けないね。」

ロマチェンコの対戦者リストにテオフィモ・ロペスを加えることはアリだろう。ロマチェンコは対戦者を戦意喪失に追い込むことから、「ノーマスチェンコ」とも呼ばれてきた。テオフィモ・ロペスがロマチェンコに対抗できるかはまだ未知数だ。このマトリクスに挑ませてみたいもう一人のファイターはゲルボンタ・デービスだ。

このボルチモアの若きサウスポーはさながらマイク・タイソンとフロイド・メイウェザーを足したような強さを発揮している。彼のニックネーム”タンク”はデービスが対戦相手にただ勝つのではなく骨まで粉砕する蒸気ローラーのような圧巻ぶりを示している。

彼らのような若き新世代への勝利はロマチェンコをさらなる伝説の高みに引きあげるだろう。

ロマチェンコはボクシングの歴史に名を刻みたい。アマでもプロでもここまで成功を収めてきた。彼はひとつの時代において恐らく最高傑作の一人だ。そして、よりその地位、栄光を確立し、永久にその名を刻むために、トップを狙う若きライオンたちを潰していく可能性もある。上記に挙げたファイターたちの誰かが、ロマチェンコの引退計画の一部に含まれているかどうか想像するだけで楽しみだ。

新しい発見のない記事でしたが、

ロマチェンコVSマイキーは実現するのか
(マイキーがスペンスに勝てば極上だし負ければ出戻りで価値が薄れる、もう戻ってこれないかも)
コミー戦のようにあくまで統一路線なのか
台頭する若き実力者たちと戦っていくのか

これが、残された時間のわずかなロマチェンコのオプションだろう。

ロマチェンコ自身はマイキーとやりたい、けれどそれよりも誰とやればいいかな?とファンに問うているくらいなので、ライト級を上限にファンが望む誰でもいいのだろう。彼にとってはボクシングはスポーツでありチャレンジなのだから。

是非、限りなくエキサイティングな夢のあるラストランをみせて欲しいものです。
ルールだからとアンソニー・クロラ戦などではなく。

クロラに他意はありません。

アンソニー・クロラ
「私は待ちきれない気持ちです。皆さんは私に負けても失うものは何も無い、と言いますが私は全世界に衝撃を与えるためにロサンゼルスへ行くのです。しっかりと調整に集中し、その日は最高のアンソニー・クロラを造り上げなければいけません。その点について不安はありませんが、ロマチェンコは特別なレベルであり対策を練るのは難しいうえ、彼はちょっとしたミスを犯してもそれをカバー出来る素晴らしい選手です。彼は尊敬に値し、かつ他に類を見ないボクサーです。」

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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