階級別 ライト プロスペクト

見る前に飛びます、飛びます?/テオフィモ・ロペスVS中谷正義

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速報的に書いた過去記事があるが、マジかい?大丈夫かい?気になるじゃないかという気分だったのでもうちょっと掘り下げてみる。強敵から逃げない中谷陣営の姿勢に大いに共鳴するとともに、コメントの節々にどこか相手をわかっていないような面がみえる・・・

日本にテイクオーバー/中谷正義VSテオフィモ・ロペス

タイトルだけで十分だろう、とても短い記事になるだろうが、IBF王者リチャード・コミーへの挑戦を賭けたエリミネーターだそうです。マジですか? この記事が気に入ったらいいね ! しようシェアするツイートす ...

「やることをやっていたら早かった。でも、ついに来たという感じ。うれしい。ずっと(世界を)意識してやっていました。でも意識しすぎないようにしていました。期待しすぎると、かなわなかったときにモチベーションが下るので。」

ロペスは13戦全勝(11KO)で、勢いがある右ボクサーファイター。KO率も高いが、中谷はあくまで「通過点」と言い切る。ロペスを倒してやっと、世界への挑戦権をつかむ。

「自分の11度の経験が物をいう。若いので雑に来ればKOできそう。一方的な試合になるのでは。世界戦もあるのでけがなく、無傷で勝ちたい。心配なのは食事だけ」

井岡一法会長
「ここまで来たら世界しかない。まだしっかり対戦相手も見ていないが、しっかり調整して、万全の状態でアメリカに入る予定です」

ビビるのではなく強気にいくことでこの難関を突破しようとしているのだろう。そう思いたい。

まだしっかり対戦相手も見ていないが・・・

ならばしっかり見た方がいい。

テオフィモ・ロペス

13勝11KO

アマは諸説あるが120勝10敗みたいな感じだったような・・・

米国ナショナルグローブ王者
オリンピックトライアルを勝ち抜くもカルロス・バルデラスがAIBAの ワールドシリーズボクシングチャンピオンとして出場を確保していたので、両親の祖国ホンジェラス代表としてリオ五輪に出場。1回戦で負けるも議論を呼ぶ裁定だったという。相手のソフィアーヌ・オーミアは銀メダル、その後世界選手権などで優勝する現在トップ中のトップアマだ。(ちなみにバルデラスは日本の成松が負けた相手)

しっかりしたアマチュアベースがあるが、ここではさほど問題にしない。プロでは恐らく今世界で最も人気と注目度の高いライト級のプロスペクトであり、ロマチェンコを挑発してよく話題に出る男。世界王者にはなりそうな実力者であり、このブログでも色々書いてきたがバラバラなので割愛する。

ここ3戦、明らかに世界獲りモードの試合をしており

メイソン・メナード
ディエゴ・マグダレノ
エディス・タトリ

と世界ランカー相手に圧勝を続けている。楽勝なので試合ペースも早い。そしてなぜだか、以前からかな、最近圧倒的に強い。よく2試合判定になったなというくらいパンチ力がエグイ。

直近の試合。

エディス・タトリは対戦時31勝2敗という立派な戦績を誇るトップランカーで大きな勝利としてはフランスのイバン・メンディに勝っている。メンディというのは今度ロマチェンコと戦うロンドン五輪金メダリストのルーク・キャンベルに初黒星をもたらした男だ。ロペスの強打を警戒してタトリはうまく捌き、軽いパンチは少しだけ当てていたが、ロペスのスピードと圧力に削られ右ボディストレート一撃で立てず・・・完敗。

ディエゴ・マグダレノも同様31勝2敗、負けは世界戦だけ。弟のジェシー・マグダレノ同様にトッププロスペクトだった。アマではマイキーに勝った過去もある。オーソドックスでやりにくいタイプのロペスではないが、反応スピードがマグダレノとはまるで違い、打っても守っても余裕。最後は漫画のような左フック2発でマグダレノをかなりボッコボコにのしてしまった。

メナードは34勝25KO3敗、KO率高いプロスペクトだがベルトランやヘイニーらトップクラスには負けていたが、何もさせず右をビシビシ決めて初回で失神KO。踏み込みが速くてメナードは見えていない。壊れたかのようにおもわれたメナードは先日初回KOで再起している。雑魚ではない。

元々、トップレベルのアマチュアキャリアがあるプロスペクトのロペスだが、最近の勢いがヤバい。一発でも食ったらそれで終わりという強打を鋭い踏み込みとスピードで当てている。ディフェンスも問題なくノーダメージだが、上手いというよりは反応速度が全然違うという印象だ。目だけでスイスイよける。

ナチュラルなのかい?と疑いたくなるようなパンチャーぶりを発揮しているロペスに中谷陣営の自信あふれるコメント。ロペスのパワーが映像通りであれば、一発で終わってしまうだろう。打ち合って勝つなんてできないだろう。

少ない勝機としては、身長もリーチも中谷の方が遥かにあり、非力なアウトボクサーというわけでもないから、ジャブやストレートをビシビシ決めてロペスの踏み込みを止めることだ。

ここまで圧勝続きのロペスだが、自慢のスピード、踏み込み、反射神経が鈍ればそんなに芸達者ではないので、ボコスカジャブを食い顔面を腫らしそうな顔をしている。筋肉質なので打たれたら効きそうな身体にみえる。鼻がでかい!

という希望的観測だけ。

映像でみる通りの強さであれば、かなり厳しい結果が待っている。どちらともここを通過点、圧勝すると考えているようだが、その自信、過信はロペスの方が強い。中谷は仮想リチャード・コミーやロバート・イースター程度、上位ランクをいただき世界戦の踏み台にしかおもっていない。過剰な自信が仇となり意外な躓きをみせるプロスペクトもいるにはいるが、テオフィモ・ロペスはちょっと・・・

米国は世界ランクより険しいプロスペクトがたくさんいる階級だが、ロペス陣営の人選もかなりしたたかだ。中谷をナメていることだけは間違いない。

日本、アジアの第一人者がライト級でどこまでやれるのかを知るにはとても興味深いが・・・

世界より険しい場所/米国ライト級(周辺)ホープ事情

ノックアウトのカタルシスで言えば、最近の試合では、ロマチェンコVSペドラサの前座に出てきた、テオフィモ・ロペスの右は震撼であった。そんなロペスを調べてみると米国にアマの天敵がおり、プロになっていた。1 ...

マニアとしてはありがたい試合ですが一法さん大丈夫ですか?

まだしっかり対戦相手も見ていないが・・・

マジですか?

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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