海外ではこれが今年最後の世界戦か、井上尚弥VSノニト・ドネア野獣バージョンといえそうな新旧対決です。KO決着必至だろう。一番強いデービスを迷わず選んだガンボアのボクサーとしての矜持、品格に期待したいが相手は若き野獣だ。ライト級に上げたのに安定の一回目軽量オーバーもやらかした。
誰も言わないが、デービスに合わせてガンボアもライト級に上げている。クロフォードに敗れて以来、やはりライト級はデカすぎるとスーパーフェザーに戻していたはずだ。ちなみにこれはWBA王座決定戦なのですね。ロマチェンコはスーパー王者か・・・WBAよ・・・
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | R | |
デービス | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 9 | 10 | 108 |
ガンボア | 9 | 8 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 8 | 9 | 10 | 9 | 99 |
神妙な曲でガンボア入場
ヘナチョコな歌手が歌いながらデービス入場
最高のコンディションのガンボア38歳に期待。
1R
デービスがボディストレート
ガンボアはジャブ
デービスのプレスが鋭く
左ストレートがガンボアを掠めるが
なんとかかわす。
デービスがやはり怖い
デービス10-9
2R
ガンボアのコンディションはよさそうで
反射神経が鋭いがデービスがその上をいく。
離れ際にデービスの左でガンボアダウン。
デービスの狂暴さを抑えるのが大変
Everything looks better in slow-motion 💥 @Gervontaa. #DavisGamboa #PBConShowtime pic.twitter.com/2vuW78GaQj
— Premier Boxing Champions (@premierboxing) December 29, 2019
しかしデービスもどんどん出てくるのでガンボアのいいタイミングもある。
デービス10-8
3R
ガンボアの脚に異常があるようだが再開。
突然のダウンでくじいたのかな。
ガンボアの右が当たる。
デービスのプレッシャーとパワーがキツイが
デービスの打ち終わりにガンボアのいいタイミングもある。
デービス10-9
4R
かなり高度なフェイント合戦。
この回序盤はガンボアが前に出る。
しかし徐々にデービスの迫力が勝る。
拮抗したいい展開にはなってきてるがやはり勢いを感じるのは
デービス10-9
5R
ガンボアがデービスの反応の良さと迫力に押されているが
本能的に打ち合う。デービスの左アッパーでガンボア効いたか、かわしたか。
やはり浅くは当てったおりガンボア効いている。
打ち返すガンボアのパンチにパワーがない。フラフラだ。
ガンボアをしてもパワーが違う。
デービス10-9
6R
もうデービスが仕留めに来ているようにみえる。
ガンボアはやはり足をくじいたようで引きづりながら歩いている。
これは残念だな。
上手く対処したが
デービス10-9
7R
デービスは狙って手数が減ったが盤石な試合運びをしている。
ガンボアのパンチも当たるが重さが違う。
ガンボアは恐らく効いており、脚も死んだ状態だがよく戦っている。
ヒット数だけなら上回ったかもしれない。
しかしデービスはもう倒したいモード
ガンボア10-9
8R
デービスは9ラウンド以上したことがないと言っていたので
ガンボアはそこを目指しているのかもしれない。
たしかに狙いにいくデービスの運動量が少し落ちてきたかもしれない。
しかしラウンド終盤、ガンボアが苦しくてクリンチに行くところに左フックで
強烈なダウンを奪う。
この左フックが強烈だ。
レフリーはガンボアのダメージを見極めている。
デービス10-8
9R
ガンボアがクリンチに行くシーンが多いがその間際が狂暴で危険だ。
ガンボアはもう効いている。脚もダメだ。
しかしデービスも狂暴だがボクシングが雑だ。
まさに若さとパワーで上回っているとしか。
デービス10-9
10R
ガンボアを引き付けるために引いたりもするデービス。
ガンボアのスキルも通じパンチは当たるがもうパワーがない。
今度は離れ際にガンボアのワンツーが強く当たった。
しかしデービスは効かない。
もうかなり効いているガンボアだがこの回はヒットで上回った。
ガンボア10-9
11R
デービスも疲れているのか
一気に倒せそうな差を感じるが、ガンボアのスキルに苦労している。
脚を使えないガンボアはもう打ち合うしかないが、クリンチ際に
ボコボコにされることが多い。
ガンボアのクリンチに戸惑っているデービスだが最後に突き放してまとめ打ち
デービス10-9
LAST
最後は地元のデービスがいいところをみせようと飛ばす。
ガンボアはもう倒れないので必死。
狂暴なデービスの左が火を噴き、ダウン、レフリーがストップ。
Davis knocks out a game Gamboa in the 12th with a wicked left hook
— Tim Boxeo ティム ボクシング (@TimBoxeo) December 29, 2019
🎥Showtime pic.twitter.com/rzElirAaza
劇的な最終回ノックアウトとなったが
もう中盤からこうなる予兆はあった。
若さ、スピード、そして何よりパワー差が顕著で
さらにガンボアは脚を痛めて絶体絶命だった。
それでもガンボアの粘りとフェイント、スキルに苦労して
最終回まで進んだ試合は最後に力づくでデービスがガンボアをねじ伏せた。
デービスは改めて怪物的に強いとおもうが
左フック、左アッパー、左ストレートがやたら狂暴で危険だが
その他はまだまだ下手な部分があるのかもしれない。
過去一番の苦戦で効いてはいないがかなり打たれた。
総合力はロマチェンコだろう。
脚を引きづりながら頑張るガンボアには感動した。
別の相手なら王者になれたかもしれないコンディションだった。
デービスに多くのパンチを当てた。
脚が残念だった。
海外ボクシングはこれにて終了、よい一年をありがとうございました。
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