最後の楽園/京口紘人VSタナワット・ナコーン

井岡の世界王座決定戦の前座でこの試合も決まったそうだ。京口は新王者、初防衛戦だが既にスーパー王者。フィリピン勢を中心にやるべき相手は他にいるとおもうが、相変わらず、昔ながらの日本的世界戦という印象は拭えない。こういうのが多いからライトフライ級は世界で見向きもされないのかもしれない。さて、12位のタナワット・ナコーンとはどんな選手なのだろうか?

タナワット・ナコーン
11勝5KO

国技ムエタイでは200戦170勝以上(40KO)の触れ込みで、WMC100ポンド級の世界王者というが、ボクシングは2年のキャリア、タイオンリー、強豪との対戦はひとつもない。

https://www.youtube.com/watch?v=p9OmB4UMD68

サウスポーでスマートに戦う選手でムエタイのキャリアのわりには顔もきれいだが、ボクサータイプで下がるし際立ったスピードもパワーも感じない。ボディファイターの京口としてはやりやすい、かみ合う相手といえるだろう。

田中とやったパランポンのように、想像してたのと違うやーんという確変がない限り、ボクシングキャリアとパワーで上回る京口のKO防衛が濃厚だ。どうしても世界的な注目も人気も集めにくい階級にあっては、おおみそかの拳四朗との統一戦がひひとつのゴールなのだろうが、今のままではそこまで盛り上がる両雄の対決ともいえない。

とのことで、王者以外に強そうなメンツをランキングから無理やり探すと

クリスチャン・アラネタ
ジョナサン・タコニング
エドワード・ヘノ
アウグスティン・ガウト
ダニエル・バラダレス

あたりだが、本当にメンツが少ない。日本勢にとり最後の楽園となるかもしれない緩い階級なのでした。
統一戦を指向しないとだめだなこりゃ・・・

ちなみに、アンヘル・アコスタは6月21日にエルウィン・ソト(14勝10KO1敗)というメキシコの選手と防衛戦です。アクティブです。

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