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怪物前夜/拳四朗・ナバレッテ・ヘイニー他

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先週も今週も3連休なのか、サラリーマンは案外休みが多いな、そしてやはり海外ボクシングは日本ではさっぱり人気がないなを感じる週末でしたが、いくつか確信できる試合などがあった。P4Pで議論するにはまだ早いけどちょっと並でない、なさそうなボクサーたちというテーマで記録。

ライトフライ級 拳四朗

先週、強力とおもわれていたフィリピンのクリスチャン・アラネタがダニエル・バリャデラスとのエリミネーターに敗れた。IBFのフェリックス・アルバラードへの挑戦をかけたものだが、ミラン・メリンドやジョナサン・タコニングをあれだけ一方的に下せる拳四朗はちょっと抜けた存在とみなしていいかもしれない。
独自の空間把握とジャブ、決定力を備えている。アルバラードやカニザレスも強いしメキシカンに生きのいい選手がいるので確定ではないが、リトル井上尚弥的安定感を誇る拳四朗は少なくとも階級トップ評価の王者だろう。

フライ級 フリオ・セサール・マルチネス

チャーリー・エドワーズ戦がノーコンテストならば具志堅の試合はほとんどノーコンテストになる。ダウン後の加撃ばかりやっていた。マルチネスは小さな突貫ファイターだが、己の強みをよくわかっておりセルビーとエドワーズにはバッチリ圧勝だった。メキシコの突出した才能の一人を強く感じる。まずは王者になってから再評価だ。

スーパーフライ級 ファン・フランシスコ・エストラーダ

主役不在のスーパーフライ級で主役になってしまった。ニエテスとのテクニック合戦、シーサケットとの決着、アンカハスとのスタイルマッチなどやってみなければわからない相手は多いが、次にメキシコで殿堂入りするのはこの男かもしれないとおもわせる、長く充実したキャリアと完成度だ。

スーパーバンタム級 エマニュエル・ナバレッテ

アイザック・ドッグボーがアメリカンドリームを掴んだとおもったらすぐに真打ちが出てきた。ドッグボーは大竹との指名戦をクリアし、ナバレッテとやる必要がないのに選んだ相手だった。1カ月に2度防衛戦を行い、もう階級ナンバーワン評価を手に入れただろう。日本の井上尚弥にとっても鬼門といえそうなスタイルを持つが統一戦が実現しなければフェザー級にいきそうなスケール感がある。

フェザー級 シャクール・スティーブンソン

10月26日、ジョエト・ゴンザレスと空位のWBOフェザー級王座を争う。オスカー・バルデスが逃げたと言っても言いすぎではないだろう。パンチを当てることが極めて難しいメイウェザータイプの俊才だ。みんな逃げるからジョエト・ゴンザレスが受ける。ゴンザレスも王者級の才能だがパンチが空転しスティーブンソンが王者になりそうな絵が浮かぶ。

ライト級 テビン・ヘイニー

ゲルボンタ・デービス、テオフィモ・ロペスに比べるとメガトンパンチではなくキレとスピード系だが、出入り、反応速度が半端なく、これまたメイウェザーばりに安定している。ポカじゃないとパンチを食わないのではないか。ルーク・キャンベルやリチャード・コミーを凌駕しているとおもう。

スーパーウェルター級 ハイメ・ムンギア

階級ナンバーワンだとおもわないしミドル級でどうなるかわからないが、パトリック・アロティ戦が彼の本質だろう。威圧感が半端ない。若いのでこれを極めていくのだろう。そこを突破されるとデニス・ホーガン戦のようなアラもまだあるが若いので克服していきそうだ。

各階級のナンバーワンを問うものではなく、この選手はちょっと抜けているかも・・・これから長く活躍するかもと感じた選手をピックアップしました。

その他では、トップアマ組、シャフラム・ギヤソフやダニヤル・イエレウシノフ、ショージャホン・エルガシェフなどがキャリアを積んでいますが、雑魚狩りだとめっぽう強いので、本当にそろそろ彼らが米国トップ級や王者に挑戦する姿が見たいです。

エロール・スペンスやテレンス・クロフォードだけが本当に飛びぬけているんだろうか?

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プクー

プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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