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ジャイアンの挑戦/セルゲイ・コバレフVSベクテミル・メリクジエフ

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グッとアクセスも反響も落ちるだろうが、興味深い試合の話題を・・・

元ライトヘビー級世界タイトルホルダーのセルゲイ・コバレフが合成テストステロンの陽性反応を示したため、プロスペクトのベクテミル・メリクジエフとの試合がキャンセルされる可能性が高い。

178ポンドのキャッチウェイトで契約された戦いは、COVID-19の悪化のためにモスクワのLuzhnikiアリーナからカリフォルニア州インディオのファンタジースプリングスリゾートカジノのDAZN カードのメインイベントとして行われる予定だった。

キャシー・デュバ
「セルゲイ・コバレフは長年にわたってVADAの検査を受けており、クリーンなファイターであることが証明されています。彼は、意図的に禁止物質を摂取したわけではないと主張しています。我々は彼のサプリメントが汚染されていないかどうかを検査する手配をし、VADAに彼のBサンプルの検査を依頼する予定です」

カリフォルニア州サンタモニカで戦うロシア出身のコバレフ(34勝4敗1分、29KO)37歳は、2019年11月2日にラスベガスのMGMグランドで行われたWBOライトヘビー級タイトルマッチでカネロ・アルバレスに残忍な11ラウンドノックアウトで敗れて以来、戦っていない。アルバレスは2階級を上げて王座に挑戦していた。

アルバレス戦の契約の一部として7桁のカムバックファイトを保証されているコバレフは、4月25日にファンタジースプリングスで開催されるDAZNカードのメインイベントで元ライトヘビー級世界タイトル挑戦者のスリバン・バレラと180ポンドで対戦する予定だったが、コロナウイルスのパンデミックのためにキャンセルされた。

メリクジエフ(6-0, 5 KOs)、24歳、ウズベキスタン出身は、アマチュアのプロスペクトだ。サウスポーのメリクジエフは、最後の試合がスーパーミドル級で行われた後、コバレフと対戦するために体重を増やしても構わないと考えていた。

メリクジエフ
「この試合に向けての準備はできている。プロとして経験がないと思われてはいけない。アマチュアとしてのキャリアを発揮する。」

この試合はもともとモスクワで行われる予定だったが、コバレフは開催地と体重の両方で有利になった。イベントはカリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・カジノに変更された。

24歳の無敗のメリクジエフが13歳年上の経験豊富なコバレフに譲歩しようとしている。

メリクジエフ
「乱暴な言い方だが、薬物検査の結果など俺には関係ない。彼をリングに上げて、関係なく戦わせてくれ。」

メリクジエフ (6-0, 5KOs) は、2016年のリオ五輪で彼の母国ウズベキスタンを代表し銀メダルを獲得してから3年後、プロに転向して以来ずっと試合枯れに悩まされてきた。

コバレフ(34勝4敗1分、29KO)との対戦は、元ライトヘビー級のタイトルを3度獲得しているコバレフに有利な展開になると見られている。コバレフのなじみの土地で行われ、178ポンドの制限で行われ、スーパーミドル級のメリクジエフにとって適性体重をはるかに超えている。

178ポンドの制限は、コバレフが必要以上に厳しい減量を避けることを可能にする。

メリクジエフ
「この戦いを実現させるためには、体重のアドバンテージを譲らなければならないことはわかっていた。これがコバレフと戦うための条件だったんだ。」

かつてセルゲイ・コバレフをボクシングの歴史で最強のライトヘビー級ではないかとおもっていた。少なくとも、パンチ力に関しては畏怖すべき男、老獪なテクニシャンの面も持ち合わせていた。アンドレ・ウォード①は勝ちだろう。

しかしどうやら、性格、素行はよろしくないようで、コンディションや集中力にムラがあり、超強打者にして打たれ脆い弱点も晒した。充分すぎる成功者にして、才能の浪費的な面がみえるベテランだ。殿堂入りは果たせないかもしれない。

カネロに敗れた者はBサイドに流れていくが、コバレフの再起戦の相手がなかなか面白い。

ベクテミル・メリクジエフ
Bektemir Melikuziev

プロ戦績はわずか6勝5KOだが、リオ五輪銀メダリスト、その他数々のアマチュアのメダル、実績を持ったウズベキスタンのプロスペクト。サウスポー、身長175センチ、リーチ179センチ、カネロとそう変わらない体格だが、ずんぐりむっくりしている。ニックネームは(Bully=いじめっ子)だ。

見た目からしてタフ、打たれ強そうであるし、サウスポーからのハイレベルなスキルに加え、やたらと左ボディでのKOが目立つ。これはベテランのコバレフにとっては危険な武器だろう。

コバレフが、カネロ戦のような心身のコンディションであれば引導を渡されそうだが、本気仕上げしてくれば体重や様々な条件でまだこの若手に負けることはないだろう。

薬物も体重も譲歩するからやらせてくれという、ハングリーなメリクジエフを応援したくなっちゃうじゃないか。もうカネロと白黒ついた者たちよりも新たな新星が出て来る方が楽しみが増えるというものだ。

「アルバレス戦の契約の一部として7桁のカムバックファイトを保証されているコバレフ」
なんか嫌らしいじゃないか。

ジャイアンが、中学生に挑むようなチャレンジマッチ

頑張れジャイアン。
実現するのかな?

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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