カネロ・アルバレスVSドミトリー・ビボル Live

恐らくスーパースターで次の試合も決まっているのカネロ勝利の通過点だろうが、ドミトリー・ビボルという男の性格もスタイルも信頼できるので応援する。

123456789101112R
カネロ
9
10
9
9
9
10
9
9
10
9
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10
112
ビボル
10
10
10
10
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9
10
10
9
10
10
10
118
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カネロはディフェンスが上手いが距離が遠いと届かぬので、プレスをかけてロープ、コーナーで狂暴なコンビネーション、左フックが必殺だ。身体のどこかに当てれば相手は傷つく、そういう戦い方だ。ビボルはいつものように引くのではなくスピーディーに攻めていけるだろうか、それともやはりプレスを受けるのか。

ロシア国歌はなし。旗もなし。

1R

ビボルがジャブを軽快に出していく
右ガードの位置も高い。

カネロは大きな右フック

カネロの一発の方が重いが、やや遠く
ビボルがいいパンチを出していく。

終盤はカネロがビボルをロープに詰める

ビボル10-9

2R

攻めを強めるカネロだがビボルは淡々と堅牢
ちょっとよく見れなかったので

10-10

3R

踏み込むとカネロのパンチが重いが
離れるとビボルのワンツーコンビがいい。

どちらも頑丈で未体験のパワーではなさそうだ。

ビボルの方が冷静にいいファイトをしているようにみえる。

ビボル10-9

4R

ビッグパンチはカネロだが細かなパンチの数では

ビボル10-9

5R

動画が止まってしまってよくみれないが
ビボルが健闘しているようにみえる。

ガードの上だがビボルがカネロを滅多打ち
常に手を出して、カネロがどうしていいか悩んでいる?

ビボル10-9

間違っていたらすみません。

6R

この回はカネロがビボルにプレスをかけて重いパンチをぶつけていくが
ビボルのガードは堅牢だ。

前半攻めたカネロだが後半はロープ際でビボルのパンチを警戒し守るので精いっぱい

カネロ10-9

7R

カネロは力強いしディフェンスがいいが
試合ペースはビボルにみえる。

ビボルが淡々と伸び伸び戦っている。

ビボルの方が手数が多く、連打がよく出る。
カネロはモロには食わないが守らざるをえない時間が多い。

ここまではカネロ苦戦、負けている。

ビボル10-9

8R

ビボルがカネロをロープに押し込むことも多いが
決して顔面に決定打を食わないカネロ。

ずっとビボルがどう打ち込もうかフェイントをかけている。

攻守が逆転することもあるが、ビボルの方が押している感が強い。

ビボル10-9

9R

ここまではビボルが勝っているとおもわれる。

カネロが前半攻めていくがビボルは冷静に対応している。

カネロのスウェーが素晴らしいが、それだけビボルに攻め込まれている。

中盤はカネロが重いパンチで攻め立てるがビボルも堅牢堅守。

見せ場をつくり大歓声となったので

カネロ10-9

本音はビボル

10R

リング中央だとビボルのペース
ロープに詰まるとカネロの迫力が勝るが
ビボルがカネロをロープに詰めることも多い。

そこで膠着となりカネロは守るだけで精いっぱいになる。

ビボル10-9

11R

カネロが11回で突如KO勝利する姿を何度かみてきたが
ビボルは冷静で堅牢なので恐らく大丈夫だろう。

ここまではビボルの勝利といえる内容なのでもう十分だ。

前半はカネロが攻めていくがビボルは堅牢。

中盤からビボルが打ちに行ってビボルの時間となる。

カネロの打ち終わりに左フックを2発当てるビボル。
スリッピングで芯は外しているが普通は効くはずだ。

後半はビボルが攻めてカネロがロープ際で耐える。

ビボル10-9

12R

どんな結果となっても仕方がないが
個人的にはビボルの勝利

もうこれでいい。

カネロは異様にパワフルでタフでディフェンスが上手かったが
この試合はビボルペースだった。

前半カネロがヘビーなパンチで攻めるが中盤からビボルが反撃していく。

カネロがもう逆転は出来ない感じで、観客は悲鳴

最後よくみれなかったが、ビボルの勝利に写った。

10-10

115-113
115-113
115-113

ビボル

方やP4Pナンバーワン
方や10位にもランクされていない男

もっと大差だったが、よかった。

ビボル
「ありがとう、そしてゴロフキン戦を潰してゴメンね。」

モンタナ・ラブVSガブリエル・バレンズエラ

ラブ17勝1分にバレンズエラ25勝15KO2敗1分。バランチェクやカルロス・ディアスに勝っているラブに勢いがあるが、バレンズエラも最近は連勝中。ラブみたいなポジションのプロスペクトが本当にたくさんいる米国。バレンズエラ的な実力者の多いメキシコ。ラブのニックネームは「Too Pretty」

背が高く懐深いバレンズエラはやりにくく、打ち終わりのカウンターでラブがダウン。
ラブはスピーディーで反応もいいが、バレンズエラが遠く、打ち終わりを狙ってくるので攻めていけず膠着。ずっと膠着で12回、ラブが細かなポイントで逆転しているか、ダウンの印象でバレンズエラか、凡戦。ラブの勝利だが大きなブーイング

シャフラム・ギヤソフVSクリスチャン・ゴメス

リオ銀、世界選手権金メダルのギヤソフ12勝9KOと22勝20KO2敗1分のゴメス。
どちらも強く、特にギヤソフは申し分なくキビキビしてテクニカルでもある。しかし体格的には劣っていないはずも、スペンスやクロフォードに比べるとパワーレスか、物足りなさを感じる。ゴメスのKO率はすごいがスタイルが正直すぎる。何度かダウンを奪ったギヤソフ優勢だが、パワーはゴメスか。

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コメント一覧
  1. 再戦条項利用だけどカネロが保有するSミドルを賭けて、だそうのなのでなかなか一筋縄ではいかなさそうですね
    ビボルはSミドルでも対戦したいとは戦前語ってたので見ものですね

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  2. ビボルが貝にならず、中間距離でワンツーコンビ出して行ったのが余かった。
    カネロはスミスやコバレフで結果出してるし、パワーはいつも優位。階級の壁は言い訳にならない。

    どこか、バレラがハメドに勝った時のようだ。
    正統派が強い。

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  3. パッキャオのデビュー戦はミニマム級の上限体重すら届かず、ポッケに重りを入れてライトフライ級の試合をパス
    元々ミニマム級の選手がスーパーウェルター級(150ポンド契約)まで制覇
    個人的にはカネロ以上に凄いと思っている
    パッキャオはメキシコ人じゃないからビバメヒコ判定も無いし
    パッキャオはミドル級~ヘビー級まで制覇したロイ・ジョーンズjrに匹敵する偉業だと思う

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  4. パッキャオとかもそうだけど階級の壁平気でぶっ壊していく選手だとどうせ今回も勝つんでしょって思ったりするけど(実際Sミドルでは無双してたけど)。
    改めて画像を見ると複数階級制覇って言っても軽量級のそれとは大分違い身長差だけじゃなく
    凄い体格差だったなミドル級がLヘビーに敗けても敗けは敗けだが流石にメイウェザーの時とは違うと思う。
    ミドル級vsLヘビー王者では勝利や敗北の価値も違うだろう。
    成功を目指して大変な挑戦をしてる事は素直に応援したい。

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  5. カネロはロッキー・フィールディング以降同じ戦い方で圧勝してきてこのスタイルでいけるって自信もって短期間で対抗王者連覇してきたわけだけど今回キレが無かったように見える。即時再戦条項行使だから勝てないとは思ってないだろう、完璧にビボル対策してくる再戦は興味はある、少しビボルを過小評価しすぎてたかな。

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  6. ジャッジの一人くらいなら、この採点も有り得るかも知れませんが、ユナニマスでこの僅差はかなりアカンですよね。

    あと二つ、どちらにでも振れる微妙なラウンドを作れば何故か自動的にカネロのラウンドとなりドロー、更にビボルに何らかの減点を一つでも課せればカネロの勝利、そんな試合内容では無いでしょうに。

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    • あ、二つでは無く、一つラウンドをカネロが取ればドローでしたね、いやほんと危くビバメヒコ。

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  7. >富士山殿
    禿同です。
    115-113のコールを聞いたときは「またビバメヒコか」と一気に冷めてしまったが、ビボルが勝ってよかった。本当に本当によかった。
    しかしこれはメイVSカネロの114-114に匹敵するボクシング史に残るクソ判定だと思う。
    118-110、117-111が妥当。ビボルのイージーな勝利。
    ビボルはロシア国籍ということで苦難の道が続くだろうが、頑張って欲しい。
    たどたどしい英語で一生懸命インタビューに応える姿は誠実で朴訥な人柄を表している。
    こういう人間が報われる世の中であってほしい。

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  8. 階級の壁。ヘビー級にチャレンジできない重さの選手は、自分の階級で戦って欲しいです。

    上手くて速いがパワーレスな選手は、自分より軽いクラスの選手には滅法強い。

    ドネアvsフランプトンみたいなことになりましたね。

    比嘉選手がバンタム級で並の選手になってしまったように、階級の壁は非常に高い。
    ロマチェンコのライト級も残念。

    ジャッジは際どいラウンドをすべてカネロにつけながらも、皆同じスコアということで(笑)、どう頑張ってもカネロを勝たせられない差で、、、

    本当、カネロの勝ちにならなくてヨカッタ(笑)

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  9. ビボルのジャブが予想以上に良かった。
    遅いのと早いのを使い分けてるし、踏み込まず体を残して打ってるから、威力はそんなじゃないが隙がない。
    カネロはいつものようにスリップやパリングでかわせず、前に出られず、パワーコネクトの位置に入れないから、自慢の強打も空砲になった。
    最近のレイノソはおかしい。いくらなんでも無策すぎるだろう。
    ビボルはきちんとした対策なしで勝てるような相手じゃなかった。

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    • 完全に同意です。
      ビボルは撃つとき体が一切流れないからカウンターできない
      あんまり体重も乗らないから退屈なパンチですが

      バルデスvsシャクールの4ラウンド目とかも同様だが、相手のパンチだけが届いて自分は届かない距離にじっととどまるなんて無策すぎる。
      あの棒を使った練習風景を見てのとおり、来たパンチをスリップするのは上手いけど、
      頭振りながら自分に都合のよい距離に入って連射、みたいなことあんまり支持してない人なんですかねレイノソコーチは

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  10. スコアカード公開されたら、ジャッジ3人とも4ラウンドまで全員カネロに4-0付けていた。
    その後も、あれだけビボルがコントロールしてても、ジャッジのうち2人は11R終了時1ポイント差しかなかった。
    つまりもし、12Rにカネロがバテてビボルが手数で押してなかったら、あわやドローだったと。。

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  11. ビボルの左腕はかなり腫れ上がってたけど、最後までジャブを中心に試合を支配しましたね。正直舐めてました…脱帽。カネロと12R戦って顔に傷一つ無いとは。
    極めてオーソドックスで鉄壁、手数も多いうえ深入りしない冷静さもあるボクシングロボットさながら。再戦でも同じ結果になるのでは?

    一方のカネロはスタミナが無さすぎて驚いた。ライトヘビーの体重はやっぱり無理があったのかな。ロープ際でヤケ気味に右フックを振るだけで、コンビネーションもボディも全然冴えなかったなぁ。カネロ自身の問題か、ビボルのボクシングがそうさせたのか…

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  12. ビボルにとっては、クレイグ・リチャーズやジョー・スミスとの試合の方が苦戦だったようにみえた。

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  13. ビボルは怖ろしいまでに冷静で、どれだけの精神力とチームと自分を信じている強さが出ましたね。

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  14. そしてゴロフキン戦を潰してゴメンね。
    ↑???なぜ管理人が勝った気になっているの?

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  15. ショートノーティスでも十分勝てると踏んでビボルを侮っていたかな、なんか全体的に巧くハマらないないままズルズルと行ってしまった、メイウェザーの負けとはまた違うが、う〜ん増量して12Rの限界かな、PFPといえこれだけ階級すっ飛ばしてるから恥ではないと思う大変な冒険の向こう傷ぐらい。

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  16. 判定なのにカネロに負けがつくなんて驚愕の結果だが、リマッチは組まれるみたいでそこはやっぱりなという感じ
    そしてゴロフキン3は消滅へ…本人からしたらビッグマッチが流れて残念だろうが、ファンとしてはやって欲しくなかったのでちょっと安心した

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  17. カネロの作戦もコンディションも悪かった、力んでスタミナ切れなんて。。
    計量後から戻しすぎた?体が全然違うし

    スミス戦で鍵になった左腕の筋肉を潰す攻撃はムエタイでよくあるので分かりますが、力が入らなくなって威力は減るけど、力抜いたジャブは出せるから判定型のビボルに対しては意味がない。時折手を止めて休むのは昔から同じだけど(本人もそう言っていた)、攻めるならSウェルター時代みたいに高速コンビネーションのカネロでいくべきだったと思います

    今や平常体重もカネロのほうが重いし「ビボルなら力で圧倒できる」と思ってこんな作戦になってしまったと推測
    リマッチ条項あるのでしょうか

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  18. 明確にどちらと言えない1-4と9ラウンドをカネロに振ればあり得る採点ではありますね。
    ジャッジ三者ともがあり得る中で最もカネロ寄りの採点というのはどうかと思いますが、いずれにせよビボルが報われてよかったです。

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  19. プランBプランCについてカネロに質問してたけど、
    確かになんでひたすら右フック振り回してたんでしょうかね。
    ガードが高く集中力もあるビボルはかえって楽だったのでは。ボディも途中から打たなくなったし。

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  20. ビボルが素晴らしかったのはもちろんだけど、カネロも終始キレが全然無かったような…やっぱり増量の限界なのかな?

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  21. 5Rまではジャッジが分かれるのは理解出来る
    6Rからは後半にかけてはビボルが絶対に優勢だった
    115-113か~
    もうちょっと差が出てたと思ったぞ

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  22. ビボル最後まで崩れずよく闘ったね。
    カネロのパンチを恐れずに冷静にガード&打ち返し。
    カネロは弱点であるスタミナ不足が露呈して終盤反撃できなかった。
    ビボルはナイスガイっぽいんでこのまま躍進して欲しいね。

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  23. ビボルはもっと出たほうが良い。
    手数は多いけどジャブが主体だし、カネロのパワーパンチを取るジャッジが多そうだし

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  24. そうそう、確かに当初は、カネロとも、SM級でやる
    構想でしたね。とにかく2人の因縁はもう4年位?。ケリをつけて
    勝者はゆくゆくはLH級のもう1人?の王者とやらねば。

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