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静かなる灰色熊「グリズリー」の次章/アルツール・ベテルビエフVSカラム・ジョンソン

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灰色熊「グリズリー」とは私が勝手につけた名前です。かわいい少年は熊のように強くなったのです。

野獣死すべし/アルツール・ベテルビエフVSカラム・ジョンソン他

目には目を、歯には歯を。野獣には野獣を。野獣は野に放たれ、物語は幕を開けた…。 この記事が気に入ったらいいね ! しようシェアするツイートするTwitter で Follow pukubox

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10月6日、シカゴのウィントラストアリーナでIBFライトヘビー級王者のアルツール・ベテルビエフVS無敗のKOアーティスト、カラム・ジョンソンが行われます。この試合はDAZNで放映されます。その他のカードも含め、エディ・ハーンのマッチルームボクシングUSAが推進する興行です。

ベテルビエフは2016年以来、怪我とプロモーションの問題でキャリアを大幅に遅らせてきました。

33歳のジョンソンはベテルビエフと同年齢で、ベテルビエフのような国際的なアマチュアキャリアはありませんが、パワーがあり、肉体的には若くみえます。ベテルビエフのような怪我もしていない。彼らはサイズはほぼ同じ、パワーも同等です。

この試合はベテルビエフにとりプロキャリアで最も困難なものになるかもしれません。ジョンソンほどの驚異的な選手と未だ戦っていないからです。5年のプロキャリアで最高の相手はエンリコ・コーリンとアレクサンダー・ジョンソンです。彼らはカラム・ジョンソンほど強く危険ではありません。過去、ベテルビエフはジェフ・ページ戦の初回にダウンをしている。2回にはダウンを奪い返し、試合を終わらせたが、ページがダウンを奪ったのは事実だ。タイトルを奪取したエンリコ・コーリン戦でのベテルビエフはとてもスローに見えた。彼は減速しはじめているようだ。

ベテルビエフは175ポンドでベストを証明していない。コーリン戦のパフォーマンスでは他の王者に劣ると言わざるをえない。バドゥ・ジャック、アドニス・スティーブンソン、エレイダー・アルバレス、ドミトリー・ビボル、セルゲイ・コバレフ、マーカス・ブラウン、オレクサンドル・グヴォジクの方がよく見える。

ベテルビエフにとって、ジョンソン戦は約11カ月ぶりの試合です。それ以前にも11カ月のブランクがあった。肩の怪我をしていたのだ。さらにはプロモーションの問題も抱えていた。ベテルビエフは過去3年間、ほとんど非活発だ。コーリン戦の出来がよければそれでも問題にはならないが悪かった。それでも、ジョンソン戦はベテルビエフが有利なのは間違いない。

ジョンソンにとってベテルビエフ戦を受けるのはかなりのステップアップになる。まだ時期尚早かもしれない。過去最大の相手はフランク・ブグリオニとウェルベフォース・シヘポのみです。レベルははるかに劣ります。ジョンソンがベテルビエフを打ち負かすとしたら、自らペースを掴むことが必要だ。序盤にベテルビエフにダメージを与えることができればノックアウトもありえる。ジョンソンがこの試合に勝っても驚きはしない。なぜなら、相手は追いかける必要もなくそこにいる、目の前にどっしりと立っているのだから。

この試合では同時に

ダニエル・ローマンVSギャビン・マクドネル
ジェシー・バルガスVSトーマス・ドゥローメ
ジャレル・ミラーVSトーマス・アダメク

などが行われます。

英国の記者だろうか、随分カラム・ジョンソン寄りな記事になっていますが、個人的にはそうおもいません。ベテルビエフの重圧とパワーを前に一方的にボコられる気がします。しかし、ベテルビエフが非活発で、タイトルをとったコーリン戦の出来が良くなく、その後様々な問題で試合ペースも上がらない。試合せぬままピークアウトしている可能性はありえる話です。

そして、怖いベテルビエフに挑むカラム・ジョンソンというボクサーの実力も不明です。国内、欧州レベルではそれなりのトップアマであり、プロでも周辺ライバルには勝ち抜いてきたようですが・・・

久々のベテルビエフはジョンソンをインプットするまでは、無理せず慎重に試合を組み立てるだろう。ジョンソンがアップセットを起こすなら、逃げ回らずに玉砕覚悟でアタック、捨て身の勇気が必要で、そんな勇気がありそうな見た目、発言はしてますが、蓋を開けてみないとわかりません。

記事にある

ジェフ・ページにダウンさせられたと言いますが、これがダウンといえるかどうか・・・試合をせぬまま劣化して欲しくない、世界王者で全勝全KOはもはや彼だけ、灰色熊、ベテルビエフの剛腕に期待します。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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