アーサー・ベテルビエフの行方

ホープの中でも試合内容、相手レベルの高さから近く世界戦のチャンスを掴みそうな選手、アーサー・ベテルビエフ
アマ時代にコバレフから2度、そしてロンドン五輪金メダリストのメコンツェフにも勝利している。

左一発のスティーブンソンよりもコバレフが抜けているとおもわれるLヘビー級ですがベテルビエフは脅威でしょう。

元世界王者のタボリス・クラウドやガブリエル・カンピーリョが全く歯が立たないレベルです。
しかも、プロ向き、ゴロフキン以上に全KO型の選手です。コバレフに比べるとファイター寄りで華麗さはないですが、このロシア人二人がとびぬけた今のLヘビー級だとおもいます。

一見相手より頑丈でパワーがあるだけの普通のボクシングに見えるが、強打の当て勘がいい。

クラウド戦では最後、クリンチ中なのに左フックで倒し、カンピーリョ戦ではとどめのパンチを打ったら相手も見ずに背を向けた。

[youtube]https://youtu.be/vhGDHs3Bw40[/youtube]

もちろん、世界を制したアマチュア王者だったが、負けもある。
北京五輪でどういう負け方をしたのかとみてみたが、これは普通にベテルビエフの勝ちにみえるな。
中国人は頑張っているがパワー差が顕著。

[youtube]https://youtu.be/AI_UdXPWNmY[/youtube]

中国にこんなボクサーがいること自体脅威だが。(結局金メダルをとった)

しかし、日本の村田と対戦相手がかぶったりしてるので、体力、パワーでは同次元なのだろう。

村田に求めるボクシングをベテルビエフがプロでは体現している。

階級は違いますが、ベテルビエフこそ第二のGGG、メイウェザー時代が終わる次の世代の怪物なのかもしれません。
果たして王者になれるかな?注目しています。

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