いよいよ米国デビューか/村田諒太VSロブ・ブラント

村田諒太に次戦の指令が出ました。これは順当に決まる相手じゃないだろうか?何も障害はなさそうにみえる。

4月にエマヌエーレ・ブランダムラを破り初防衛に成功したWBAレギュラー王者の村田諒太に、WBAは3位のロブ・ブラントとの対戦を指令した。7月15日までに交渉を締結しなければならない。決裂した場合は入札となる。

ブラントの上位にはサウル(カネロ)アルバレスとダニエル・ジェイコブスがいます。

ブラント(23勝16KO1敗)は、WBSSスーパーミドル級シリーズに参戦したが、一回戦でベテランのユルゲン・ブリーマーに敗れた。ブラントは3月に本来の階級であるミドル級に戻り、コルビー・コーター(12勝11敗)を初回KOで破り再起した。

ブラントは村田が勝ったハッサン・エンダムのレベルより下にみえる。なかなかいい試合といえますが、村田がミドル級のエリートに対し自分自身をテストする機会を得るまでにはしばらく時間がかかりそうだ。

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こちらで村田のランキングについて軽く触れた翌日にこのようなニュースがありました。3位なので妥当なところかとおもいます。

ブラントはご存じWBSSスーパーミドルに米国から出場しましたが、ベテランのブリーマーの技巧に屈しました。そのブリーマーも準決勝は病気かなにかで欠場してしまいました。

ブラントが本来ミドル級なのに対し、ブリーマーはLヘビーでも戦っていた元王者なので、体格差、経験の差が出た試合となりましたが、正直レベルはイマイチな印象がありました。WBSSスーパーミドルはクルーザー級に比べると選手の選出、試合とも地味な印象。

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ロブ・ブラント
23勝16KO1敗

米国で数々のタイトルをとっているトップアマですが、世界的な舞台には出てないみたいです。確認できるアマチュアは33勝11敗。ほとんど米国内キャリアですが、マーカス・ブラウンに勝ったりしています。米国外だと負けが目立ちます。

今までの村田のプロキャリアでは最高の相手といえるとおもいます。GGG戦という大舞台を見据えているのであれば乗り越えるべき相手でありますし、エンダムやブランダムラよりは今の村田のミドル級での強さが図れる相手ともいえそうです。なかなか強そうですが、超正統派のオーソドックスで厭らしさはないのでかみ合うはずです。

個人的な村田の良さは身体の強さで、エンダムやブランダムラでは技術どうこうよりも猫とネズミのごとく、身体に宿る力が違うと感じましたが、Sミドルも経験しているブラントにもそういう姿が発揮されるでしょうか。

予想は鉄壁ガードと重いパンチ、身体の強い村田がなんとか撃破するとはおもいますが、ブラントはKO率も高くよく手を出すので、手数やリングジェネラルシップで村田が劣りそう。そのあたりをどう対処するのかが見どころとなりそうです。

日本なのかな米国なのかな。
アウェーであの攻防分離の手数少な目は微妙だ。
この相手を米国で派手に倒せば認知されるだろう。

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