かつては穴、狙い目王者と揶揄された、怪我で延期、中止が大好きなソーンダースさんですが、最近は株が急上昇、GGGVSカネロ②について、自分自身の試合についていい事を語っていました。
こちらの記事でGGGVSカネロ②についての複雑な心境を書きました。
どの記事にも賛同できない、この試合には特別な意味があると・・・
それをソーンダースが代弁してくれたかのようです。
今週末のGGGVSカネロに対し、別のタイトルホルダーは興味深く見守っています。
WBOミドル級王者、無敗のビリー・ジョー・ソーンダースは10月20日、4度目の防衛戦、デメトリアス・アンドラーデに対してトレーニングをしている最中です。ソーンダースはアウトボクサーとして知られています。GGGVSカネロは、カネロが優遇、厚遇されている事を強く感じています。判定結果は、ラスベガスのT-Mobileアリーナで行われる試合を公平に反映しないかもしれません。
ソーンダース
「ゴロフキンが勝つためには早い回からチャンスを作らなければならない。2ラウンドくらいでね。なぜなら彼が勝つ唯一の方法はノックアウトだからだ。不当判定はこのスポーツに存在するものの1つに過ぎません。すぐに解決できるものではありません。ゴロフキンはこのスポーツの良心、正義のためにノックアウトしなければならないと思う。」I think Golovkin needs to score a knockout to be given any justice.
初戦でもゴロフキンが十分勝利したとおもう。公平ならゴロフキンが勝者でカネロは敗者と信じています。しかし悲しいことに我々は強盗を目撃しました。人生でもリングでもカネロは公平な採点、報いを受けるべきです。」
多くのファンもこの意見に反対しないだろう。しかし初戦でカネロに118-110とジャッジしたキャリア20年のベテラン、アデレード・バード女史は、(ソーンダースに言わせれば「凶悪な」スコア)解雇されるべきだが、4か月後には日本で井上尚弥VSヨアン・ボワイヨの試合を担当していた事を指摘しておこう。
説明できない、悲惨なスコアリングは古くから存在した。
母国から離れて、アンドラーデと戦うソーンダースにとってもこれが懸念されるのではないか?ソーンダース
「これはエディ・ハーンのDAZNとの契約で決まった試合ですが、私が所属するMTKグローバルとはうまくやるでしょう。正直に言えば、試合をジャッジの手に委ねたくありません。不当判定が存在するのは残念な事です。けれど私が負ける可能性があったり、キャリアを傷つけるような試合であれば私は試合を受けません。この試合は公平になるとおもっています。」ソーンダースは9カ月前に、アデレード・バード女史でさえ逆転不可能なほどの差をつけてデビッド・レミューを下した。この29歳のサウスポーはアンドラーデに対してもベストパフォーマンスをすることが可能でしょうか?
ソーンダース
「私は私のスタイルで臨みますが、レミューとアンドラーデではスタイルが異なります。勝利に自信があるからこの試合を受けたのです。敵地へ赴いて、アンドラーデを撃破する、いい仕事をしてみせます。願わくば、GGGとカネロの再戦は公平でグレートな試合になって欲しい。そしてゴロフキンが勝って次は私です。ゴロフキンのスタイルは私にマッチするとおもう。月に行ってでもその試合を追い求めたい。そして私との試合はゴロフキンにとって悪夢となるでしょう。」
ちょっと、異訳というか大げさに書いたかもしれませんが、このフレーズが全てです。
I think Golovkin needs to score a knockout to be given any justice.
私の心境とほぼ同じです。
俺がゴロフキンに勝つという部分を除いて。
あとは自分自身、恐らく過去最強の相手であるアンドラーデ戦に集中し、怪我で延期、キャンセルなどしないように頼みます。
今年最大の試合GGGVSカネロ②のキャッチフレーズは決まった。
given any justice