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裏街道のボス・神は乗り越えられる試練しか与えない/ジャモール・チャーロVSマット・コロボフ

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ジャモール・チャーロVSマット・コロボフの決定と続報です。不遇のボクサー好きな自分にとっては今年最後のビッグイベントになりましたが、コロボフにとって、デビッド・ベナビデスとこのチャーロだけは禁断の果実だとおもっていただけに、つくづく現実というやつは過酷で、神は試練を与えたもう・・・
でも、飢えたロシアの古豪はこの試練に飛びついた。「神は乗り越えられる試練しか与えない」のだろうか?

このカードは一部マニアにしか響かないとおもいますが、15日のカネロVSフィールディングよりハイレベルな組み合わせといえます。マニア的には裏カネロVSGGG並のインパクトです。3段論法は通じませんが、勝者はスーパーミドル級王者のウズカテギを凌駕する事にもなる。

試練に耐える者に幸あれ/ジャモール・チャーロVSマット・コロボフ

おいおい、せっかく苦労して貴殿の記事を紹介したのにそれはないぜ。12月22日に予定される、ジャモール・チャーロVSウィリー・モンローですが、モンローがVADA(Voluntary Anti-Dopin ...

Charlo vs Korobov & Charlo vs Harrison PREVIEW: December 22, 2018

マット・コロボフは数年間、ずっと探し求めてきたチャンスをついに掴んだ。
WBCは12月22日のジャモール・チャーロの対戦相手をウィリー・モンローからマット・コロボフに置き換えた。VADAの検査をクリアすることはWBCのタイトルマッチにおいて不可欠な条件です。月曜日の朝に、モンローの試合を認めないと発表しました。

チャーロ
「俺はサウスポーのモンローに対して十分に準備していたので、同じサウスポーのコロボフでも大差ない。コロボフはモンローより大きいから多少の調整が必要だが、ベストファイターはベストな調整ができるものだ。コロボフに勝つことはこの逆境も含めてモンローに勝つより遥かに素晴らしいことだ。実際コロボフはモンローよりもずっと優れたファイターだ。」

日付に変更はない。1週間以内の通知という厳しい条件をコロボフは受け入れた。元々162ポンドの8回戦を予定していたコロボフにとって残り2ポンドは問題ないと言う。

コロボフ
「この日に向けてトレーニングしていたので心身共に準備ができています。急な決定でも大丈夫です。この瞬間のためにずっと生きてきた。チャーロ対策のために微調整し、このチャンスを最大限に利用します。みていてください。」

マット・コロボフはトラッシュトーカーではありません。リングの中で答えようとしています。無敗の強敵、ジャモール・チャーロに対して静かに闘志を燃やしています。

コロボフはミドル級のエリートグループとして、カネロ、ゴロフキン、ジェイコブス、アンドラーデを考えており、チャーロの事をあまり意識していなかった。

コロボフ
「彼らエリートグループと対戦するのは難しい。簡単だと言うかもしれないが、試合を組むのは本当に困難だ。彼らはミドル級のエリートだ。チャーロはまだ彼らエリートとは戦っていない。だから私との試合を含め、自らを証明していかねばならない。」

コロボフはこの驚くべき機会を利用して自分を証明するつもりだ。

コロボフ
「チャーロのことは良い相手だとしかおもっていない。勝つために自分がすべき事に焦点を当てている。だからチャーロが何をしてくるかは考えていない。モンローも私と同じサウスポーだが、スタイルは全く違う。試合が楽しみで仕方がないよ。」

168ポンドを一週間で160に落とすのは過酷だとおもっていましたが、162契約だったので問題ないとのこと。それにしても両者、強気です。男前です。コロボフにとっては35歳の今、こんなチャンスは二度とないから断る余地は微塵もないのでしょう。

しかしコロボフよ、貴殿はチャーロを読み違えている。

たしかに、アマで世界の頂点を極め、300戦を超える戦いをしてきたコロボフにとって、どんな相手でも今さら怖くはないだろうが、

貴殿がエリートと呼ぶ
カネロ、ゴロフキン、ジェイコブス、アンドラーデ

よりもチャーロはヤバい奴かもしれません。
トレーナーともども、この短い調整期間でそこをしっかり認識しておこう。

この試合は、チャーロの、特に前半、稲妻のような攻撃、凶悪なラッシングパワーを、コロボフがどう凌ぐか、対処するか次第だろう。ミドルでも最もパワフルで速くて狂暴なチャーロの爆発を、オースティン・トラウトよりも上手く対処できれば、スキルと経験で勝るコロボフのレッスンの場と化すかもしれない。

そう、オースティン・トラウトの発展形のようなファイトが肝だ。
狂暴なチャーロのファイトに巻き込まれなければ・・・
コロボフならきっと出来るはず・・・

コバレフやウシクに勝っているその実力を・・・

けれど、年齢や勢いを考えると、惨劇が目に浮かぶ・・・
チャーロはこれからのライジングサン、敗北は損失だ。

どっちもファンで、本当に悩ましい。

エリートは好きな相手を選べるが、そうでないものには、神は本当に厳しい。

誰もが避ける、目を背けてきた日陰の強者の対戦が、今ここに実現した。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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