村田諒太vsガストン・ベガ
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この試合に関しては文句のない圧勝。
打ち下ろしの右、空振りも多かったが小さくガードも低いベガに面白いように当たった。
クリーンヒットというより側頭部を揺らすような力任せの殴り勝ちであったが。
内容以前にこういう相手をねじふせる攻撃型の戦い方が村田に一番マッチしているとおもう。

しかし、ベガという選手が雑魚であった。
パワーも体力も圧力も村田が圧倒的なので、多少の抵抗は無視して単調に攻めていけた。

村田自体の動きをみると、ディフェンスはガード一辺倒の攻防分離。
これは村田の特徴でもあるのでいいとして

右も左もモーションが大きく勘のいい選手なら見切られるだろう。

しかし、良くも悪くもこれが村田の全貌であり、これほどのアマキャリアのある30歳のボクサーに
多くの改良は望むまい。強い相手に何を強化し何を武器に勝負するかだ。

パワーと肉体の強さはかなりあるだろう。

テクニックで勝つ選手ではなく相手のテクニックををねじ伏せる馬力系ファイターというのが僕の見解。
だとしたら、ガード一辺倒のディフェンスはそのままによりプレッシャーを強め、いかにも狙っている右だけではなく、左をコンパクトにもっと多用したい。
左はボディだけでなく上にも返したい。
右を当てたい、倒したいというのが丸わかりだから。

左ジャブがよければ右がダメで、右がよければ左が足りないと、毎回気になる点はあるが、右ストレートも左ボディもモーションは大きいがなかなかいいものがある。
きれいな返しの顔面への左フックというのをまだ見たことがないので、右を有効に生かす左を鍛え来るべきその日に向かって欲しい。

標的はビリー・ジョー・ソーンダース

と具体的な名前も出てきた。

つまりは世界戦まで、それほど危険なランカーとはやらない
と物語っているような気がする。

黒人パンチャーや俊敏なトップ選手とはやらず、南米や白人中堅あたりのレベルで世界戦までいくんじゃないかな?

村田に関しては周到な世界までの道が用意されているものとみた。
とにもかくにもベルトを巻かせたいんだ、GGGなんてとんでもないと。

ゾウ・シミンは
もういいや。
上手い、速いけどパワーレス。
せめて井岡が勝てるかどうかの位置づけだ。

それにしても、この中国でみかけるレフリーはうざいな。

https://youtu.be/YqSmKZy3bgE

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