階級別 ミドル

パッキャオを破った男/ジェフ・ホーンVS村田諒太

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ロンドン五輪出場、マニー・パッキャオを破った男、元世界王者、ミドル級では小さくパワーレス・・・
そんな条件が重なっての抜擢かとおもわれるが、流れてしまったようだ。いや、ジェフ・ホーンの状況が落ち着くまで待ってこの試合は再燃するのかもしれない。これ以上にふさわしい相手が現れないのなら。

元WBOウェルター級王者のジェフ・ホーン(19勝13KO1敗1分)は東京で日本の村田諒太(14勝11KO2敗)と200万ドルのオファーで対戦することに興味を抱いていた。しかし予定日が延期となり、交渉は決裂した。

ロンドン五輪金メダル、元WBAミドル級レギュラー王者である村田は昨年10月にロブ・ブラントに負けて以来リングを離れている。対するジェフ・ホーンも同じく昨年10月にわずか2分足らずで地元のアンソニー・ムンディンをノックアウトして以来試合をしていない。

当初は6月2日に計画されていおり、ホーンは前向きだったが、7月12日に変更され、ホーンは断らざるをえなくなった。妻が2番目の子供を出産する時期と重なっていたのだ。

ジェフ・ホーン
「家族が最優先です。出産後数週間は妻の身の回りの世話が必要だし、私もそうしたいのです。お金やビッグファイトに勝つよりも大事な事です。」

ホーンのプロモーターのデアン・ロネルガンはホーンが正しい事をしたと信じている。

ロネルガン
「村田のプロモーターであるボブ・アラムから6月2日が提案されてやる気だったが、7月12日に変更されてしまった。赤ちゃんが生まれるから、どんなにお金を積まれてもジェフは試合をしないと言いました。」

村田に勝ったロブ・ブラントはジェフ・ホーンとの防衛戦に興味を示しており、オーストラリア開催を視野に動いてみたが、金銭的な理由で合意には至らなかった。ホーンによれば、未だウェルター級を作れると言い、ウェルターからミドル級でビッグマッチがしたいと考えている。

こんな組み合わせが水面下で動いていたんだな。
村田は金メダリストの世界王者という肩書もなくなり、年齢的にも再び常勝路線でやっていく状況ではなくなった。GGGの再起戦はブランドン・アダムスやアッサン・エンダムや無名の名前がピックアップされてきたが、村田の名が出ることはなかった。カネロやジェイコブスは無理としても、ブラントもアンドラーデも村田を相手にする様子はない。

村田陣営が画策していたGGGとの東京ドームでの対戦は共に王者というのが理想だったが、GGGが陥落してもその価値はあると言われていた。しかし村田が負けたらその話は消えた。代わりに、数奇な縁でエンダムがその権利を手に入れようとしている。

違うのは、規模、マネーだけだろう。

ロブ・ブラントに敗れた試合で村田を見限ったファンも多いかもしれないが、課題や修正の余地はたくさんあっても、あの試合は村田諒太というファイターの全貌がよく表れた素晴らしい試合だったようにおもう。スタイルに限界はあれど、体力、フィジカルはやはり本物だった。

本気でトップ戦線に復活したいのならば、もはや選好みした相手を探している場合ではない。200万ドルのオファー、このスケールが提示できるなら対戦候補はいるはずだ。

逃げないのであれば、デメトリアス・アンドラーデあたりでいいとさえおもうのだが・・・
(アンドラーデにも指名戦等があるが、ちゃんとやるんだろうか)

もうまやかしや寄り道はいらない。

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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