アベル・サンチェスというトレーナーを変えて復帰するゴロフキンのボクシングがどう変わったのか、何を重視しているのか、カネロには2戦とも勝った、3戦目はただのビジネスと言い切るゴロフキンの怒りをみてみたい。
1R
ゆったり力まないようにしているGGGだが
なんだかギクシャクしておりロールズの軽打を食う。
しかし全体的には重厚に攻めた
ゴロフキン10-9
2R
堅実にやっているだけなのか
スピードも遅くパンチを食うゴロフキン。
パンチのパワーもいつもよりない。
調整不足か劣化か
ゴロフキン10-9
3R
昔の貯金でやってます的なゴロフキン
パンチの当て方はさすがだが、パワーがのらず
ロールズはそんなにダメージがない。
ゴロフキン10-9
4R
それでも攻めのボリュームを増やし
最後はなんだ、サウスポーになってからの
飛び込みの左フックのようなパンチ一発で仕留める。
ゴロフキンは井上尚弥のように
ナックルを当てる独特の打ち方を体得している。
それを多用し、攻めのボリュームで圧倒したが
反応は遅く被弾も多く、昔の貯金だけでやってる感じ。
出来はよくなかった。
前座
アリ・アクメドフVSマーカス・マクダニエル
カザフスタンのライトヘビー級ホープアクメドフ、相手は無敗、テストマッチだ。スーパーミドル級に下げたのか。マクダニエルは無敗だけど35歳でKO率も低い。ローカルファイターだろう。大きなアクメドフがスピードと手数で圧倒。大きいのに速い。
イスラエル・マドリモフVSノルベルト・ゴンザレス
まだプロ3戦目のマドリモフだが、最速の勢いで世界挑戦しそうだ。スイッチするゴロフキンのような風貌で器用で力強いけどスイッチする必要性をあまり感じない。
ブライアン・カバリョVSバクチャー・ユーボフ
無敗同士の対戦だがユーボフは小さすぎ、リーチも短くヒット率で大きく劣る。カバリョは特別な力は感じないが、パンチがコンパクトで無駄が少ない。正確性で大きく上回った。