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どんでん返しの頭脳戦/ロブ・ブラントVS村田諒太

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村田の気迫、スタイルチェンジ、好調、リベンジ、など日本からの情報は大手メディアにまかせてこちらはブラントからの情報でお届けさせていただきます。

ロブ・ブラントVS村田諒太2 | ボクシング動画アンテナ
ロブ・ブラントVS村田諒太2 | ボクシング動画アンテナ

7月12日に、日本国大阪で、WBA定期的なミドル級チャンピオン・ロブ「Bravo=喝采の叫び」ブラント(25-1、17のKO)は、彼のタイトルを旧チャンピオン・村田諒太(14-2、11のKO)から守る

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ロブ・ブラントは日本時間7月12日にエディオンアリーナ大阪で村田諒太と再戦する。

ブラント2度目の防衛戦は、初戦でラスベガスというブラントのホームで戦った時と同じ利点を今度は村田に提供する。

ブラント
「再戦に興味があるとは彼らから聞いていた。正直それは正しい考えだ。村田はアメリカに来てタイトルマッチの機会を私に与えた。今度は私が日本に行くのが礼儀だとおもう。そしてもちろん、日本に出向くことで経済的な利点もある。返り討ちする気分で最高です。」

ブラントがこの再戦を受けた大きな理由がファイトマネーだ。かなりいい額を提示された。

初戦はラスベガスといっても小さなパークシアターで行われた。村田がロンドンオリンピック金メダルの国民的英雄である事を考えると再戦ははるかに大きな会場で開催される。

ブラント
「村田は日本ではレブロン・ジェームズ(バスケのヒーロー)みたいな人気者だ。記者会見では多くのメディア関係者がいた。でも私はそれに怯むよりむしろエキサイトしている。」

場所に関係なく、ゴングが鳴ればリングは2人の男だけだ。

ブラント
「どこに行っても同じです。今後どこで戦おうが私は快適だし自信があります。」

ブラントの試合に対する自信は揺るぎないが、不安要素はある。ブラント唯一の敗北は2017年ドイツでユルゲン・ブリーマーに喫したものだ。アウェーで唯一の敗北を味わった。その敗北から2年近くが経過し、ブラントは正しい認識を再確認した。

ブラント
「アウェーである事をあまり意識し過ぎないようにする事が大事です。村田は恐らく序盤から非常に熱く、積極的に仕掛けてくるでしょう。私の手数やジャブをかいくぐってボディを狙ってくるだろう。我々チームは皆そう考えている。挑戦者として、元王者のプライドをかけて向かってくるでしょう。相手が王者で私が挑戦するのであれば、私の方から仕掛けてアタックしていくのが挑戦者としての責任ですから。」

初戦では挑戦者であるブラントが積極的で旺盛な手数で村田に襲い掛かり、村田を受け身にさせた。積極性と的確性で勝利した。ブラントは前半飛ばしただけでなく後半もそのペースを維持し多くのファンを驚かせた。ブラントは試合を通じ常にアクティブだった。

この再戦に向ける陣営のアプローチがひとつの見どころだ。
ブラントは2月に防衛戦をクリアした。村田は敗北以来試合をしていない。

そのような状況で一体何が変わるのだろうか、ブラントはこの試合に進退をかけると言った村田の発言に警戒している。かなりの覚悟と準備で臨んでくるだろう。

初戦ではブラントは村田に対しかなりのアンダードッグだった。今回の報酬はかなり増額された。日本で村田とのリマッチを制し、年末に再びパスポートを使うことも計画している。今年もう一試合を予定しているブラントの次の候補はオーストラリアのジェフ・ホーンだ。

コーエン(ブラントのマネージャー)
「私たちは共にトップランクのパートナーです。実際にジェフ・ホーンとの試合の話もあった。年末までに実現可能で、それが経済的に理にかなうものであれば我々は対戦に全く問題がない。」

ブラントにとってこれらのチャンスは彼がミドル級のエリートファイターとしてトップ戦線に交わる可能性も意味する。

ブラント
「もちろん、私はカネロやアンドラーデのような王者に向かっていきたい。それが絶対的な目標だ。しかしまずは村田に勝たねばならない。その先に新たな世界が広がっているんだ。」

5月の伊藤雅雪のコメントで「ヘリングがもっと打ち合ってくれるとおもっていた」というのがあった。木村翔も打ち合いを好むカニザレスに殴り勝ってベルトを奪うつもりだったとおもう。少し前の三浦隆司VSミゲル・ベルチェルトもそうだった。

過去試合の映像を観ても、好戦的で打ち合う選手だったし・・・

しかし、そんなに都合よくはいかない。

相手はこちらの意図はお見通しなのだ。相手の意図を考慮し、負けない戦術を行使し裏をかく。相手の未熟な点を突く。キャリアやスキルを駆使し、相手の土俵になど入っては来ない。

地元のファンに囲まれリベンジを狙う村田は初戦のスタイルを大きく変えてくるだろう。しかし王者となったブラントは恐らく初戦と同じブラントではない。ボディファイターとしてプレスと手数を強め、序盤から飛ばしてくる村田を想定した戦術を行使してくるはずだ。

ファイター同士の実力差以上に、こうした戦術、戦略面で日本、帝〇ジムはいつも相手に上をいかれた。のまれてしまった部分が多い。

これは村田だけのリベンジではない。
陣営の頭脳戦である。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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