他のニュースではデメトリアス・アンドラーデの指名挑戦者と出ていたのでまだわかりませんが、情報が出ていました。
日付は確定されていなが、カナダのスティーブン・バトラーが12月に日本で村田諒太と対戦する計画が進行中だ。バトラー(28勝24KO1敗)はデメトリアス・アンドラーデの指名挑戦者として交渉に入る予定だった数日後にこの計画が出てきた。アンドラーデとの交渉はキャンセルになった可能性が高い。
バトラーのマネージャー兼プロモーターのカミーユ・エステファンはまだ正式な回答をしていない。
村田は本来、ロブ・ブラントとのラバーマッチが義務化されていた。彼らの再戦は村田の一方的な勝利だったが、ブラント陣営は即座に再戦条項を行使した。村田への即時再戦のスタンスをブラント陣営は見送ったものとおもわれる。
一方のデメトリアス・アンドラーデは希望する対戦が叶わず、今年3試合目の相手を探し続けている。バトラーが除外されると考えられるのは次の上位ランカー、アランテス・フォックス(25勝12KO1敗1分)となるが、彼らは既に対戦済みだ。フォックスはアンドラーデに負けてから2連勝を記録している。
今すぐビッグマッチが決まらない村田にとっても、年末のお祭りへの参加は民放の都合上不可欠であり、アンドラーデの対戦候補にねじ込んだという感じでしょうか。
どうせなら、相手が決まらないアンドラーデとやれば海外でも大きな話題になるだろうが、アンドラーデは誰からも嫌われています。村田も若くないだけに、長期ブランクを作ることなく未来のビッグマッチまで力を温存させておきたいところだろう。
名前のあがったスティーブン・バトラーを予習してみます。
かつて
で紹介したことがあります。
当時はスーパーウェルター級でしたが大柄でした。村田より背が高い可能性もあります。24歳。全勝のプロスペクトでしたが2017年1月28日に同国のブランドン・クックにTKO負け。バトラーはその後は10連勝9KOもビタリ・コピレンコという当時28勝1敗の選手にはSDで苦戦。
クックはその後カナト・イスラム、ハイメ・ムンギアに敗れました。
https://www.youtube.com/watch?v=VHZB7lD3zTU
コピレンコにダウンを奪われ大苦戦。
https://www.youtube.com/watch?v=u-BqEhyESo4
ブランドン・クックにTKO負け
まだ若くKO率の高いプロスペクトですが、それなりに試練を味わっています。攻撃力はありますが鉄壁のディフェンス、テクニシャンというわけではなく隙はあります。スピードと勢いでバトラー、重厚なパワー、フィジカルで村田でしょう。
技術戦では拮抗したものになってしまうとおもいます。
村田の勝機はノックアウトでしょう。