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村田諒太VSスティーブン・バトラー 勝つのはどっちだ?

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マイク・タイソンはこう言った。「私がパンチを当てた時、彼の計画は終わる」と。私はこれを実行できるとわかっています。

ハードパンチャーのミドル級、スティーブン・バトラーが12月23日に横浜アリーナでベテランの村田諒太と対戦する。

これは24歳の若きバトラーにとっては大事なステップになる試合だが、彼は勝つ事を確信している。

バトラー
「とてもエキサイトしているし自信がある。生意気な事はいいたくないが、今は私の時間だ。あれは私のベルトだ。私はアンダードッグのように戦わない。村田こそアンダードッグだ。もし村田が私に勝ったらそれこそアップセットだ。私にこそふさわしいベルトを奪いに来たまでだ。」

故郷のカナダ、モントリオールから遠く離れて戦うバトラーの祖父のマーシャルは1970年代に20勝15KO5敗の記録を持つボクサーだった。それがバトラーのキャリアを決めたわけではないが、結果的には足跡を辿ることになった。

バトラー
「小学5年生の時に家族が私にボクシングの火をつけたんだ。ボクシングを通じて心の安らぎをみつけた。他のスポーツもしていたけど、ボクシングほど、怒りやエネルギーを開放させてくれてくれるものは他にない。」

バトラーは18歳で史上最年少でカナダナショナルチャンピオンに輝いた。ブロンズ、シルバー、ゴールデングローブも獲得しケベックで行われたアディダスカップで3回優勝、ポーランドVSカナダのトーナメントでも優勝した。

バトラー
「そうやって私は人生で何をし、何になりたいのかを決めました。世界チャンピオンになりたいだけでなくボクシングの伝説になりたいんだ。」

プロになり連勝街道を走ったが、ブランドン・クックに初黒星を喫した。

バトラー
「私は若く、この試合で多くの事を学びました。いいタイミングのパンチを食ってしまった。言い訳はしません。それから数戦を経て今ここで村田諒太と戦うのです。ごちそうはどこかな?」

敗北を糧に勝利を重ねていったが、ビタリ・コピレンコ戦が大きな飛躍となった。

バトラー
「コピレンコは200戦を超えるアマチュアキャリアがあり、私と戦うまで28勝1敗でした。とても強いボクサーでした。いい経験になりました。」

バトラーは当初、WBO王者、デメトリアス・アンドラーデへの指名挑戦を予定していたが、村田陣営からのオファーが舞い込み、吟味したうえでこちらの試合を選択した。

バトラー
「村田は日本では大変人気があるけどプレッシャーはありません。これは私の運命なのです。一生懸命練習してきました。底辺から這い上がってきました。今私がここにいるのには理由があります。腕試しや将来のために来たんじゃありません。勝つために来たんです。私もチームも全ての準備をやり遂げました。

作戦はあります。12ラウンドあるからすぐにノックアウトを狙うようなことはしない。全てのラウンドを獲りに行くつもりだ。けれどマイク・タイソンはこう言った。「私がパンチを当てた時、彼の計画は終わる」と。私はこれを実行できるとわかっています。」


コピレンコの勝ちではないかな。

ロブ・ブラントの初戦と再戦で村田のスタイルがかなり変わったので、蓋を開けてみないとわからないといえるが、アマチュアの頃から、デビュー戦から、私は村田という選手はノックアウトアーティストであると同時にKOしないと勝てないファイターだとおもっている。判定では消化不良、負けに等しいと。

世界の猛者が集うミドル級は技術戦をして勝ち抜いていけるほど甘くない。村田の強みは強固なブロッキングとフィジカル、相手を潰す重厚なパワーだ。そこだけは世界のエリートにひけをとらないどころか凌駕している。だから世界選手権銀、五輪金の高みまでいけたのだろう。

なので、理想はアーサー・ベテルビエフのようなファイトであり、若くローカルでのアマチュア実績、プロでのキャリアもかなりしっかり積んできたバトラーに対してはプレッシャー、恐怖を与えていきたい。

ロブ・ブラント2のスタイルが理想だが、あれはスタミナを消耗し長丁場には向かない。しかしあれくらい威圧的なファイトをして主導権支配しないと、中盤、後半になるにつれて若くスタミナのあるバトラーが有利になっていくだろう。

必殺の右ストレートでノックアウトを決めるためにも、重圧をかけてボディもガンガンねじ込みたい。逃げ場がないというほど追い込みたい。鍵はスピードとプレスかな。バトラーよりブラントの方が強いとおもうので私は村田支持。

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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