
チャーロVSカスターニョやパッキャオVSスペンスなど、注目試合が多いけれど夢中になれないのは、今の状況のせいだろう。Withコロナはこれから一生続くのかな・・・
ならば、日本人を中心にボヤく。
ミニマム級
もはや、誰が王者で、日本にどんな選手がいるかも無関心に・・・ワタナベジムに、凄い選手がいた気がするが、世界はまだまだなのだろうか。
Lフライ級
京口と寺地がやればいいのにな。世界が無理なら国内と、寺地は次戦も日本の強豪が相手のようだ。具志堅自体はかなりハイセンスなボクサーだったが、階級の歴史や相手レベルは大したことはなかった。寺地は13という防衛回数を抜いてしまえばいい。どこか、寺地には徳山VS川嶋的な危うさを感じるが、回数だけなら13をクリア出来そうだ。
寺地はパンチャーなのか、判定型なのか、どんなファイターか捉えづらいところがある。
フライ級
中谷VSアコスタが決まった。ここをクリアしてフリオ・セサール・マルチネスにも勝てば、中谷は井上尚弥に次ぐ日本人世界王者と評価する。それが出来そうなスケール感と、接近戦でも脆くないところを感じるが、全ては経験だ。やってみないとわからない。
Sフライ級
ゴタゴタに巻き込まれた井岡の次戦はロドリゲスとの指名戦。ロドリゲスはタフだ。田中戦のような素晴らしいファイトが出来るだろうか。出来るなら井岡に残された試合はSフライビッグネームとの統一戦だけだ。
田中の再起はなかなか難しい。無難なものになるのか、相手がいないなら、いきなりジェルウィン・アンカハスあたりでもいいのではないか。もう色々と遠回りしている場合ではない。ロマチェンコのような動きを意識しているのかなという時期もあったが、田中は結局スピードとパワーでなんとかしてしまえ的な直線的なファイターであり、そこを克服する必要がある。
先日、高校8冠という大橋ジムの選手とメキシコ帰りの日本人とのレベルの高い試合があった。メキシコ帰りはまだ19歳という若さ。このレベルをしても、田中や井岡とは雲泥の差なのかな。
バンタム級
井上尚弥でおなかが一杯な半面、2番手は井上拓真なのだろうか、兄の影に隠れ、兄以上に試合が少なく、アメリカの前座にも出れない。世界を見渡しても数人しか価値のあるファイターはおらず、尚弥に続く日本人が出てくるだろうか。
Sバンタム級
ここも、井上尚弥に期待してしまう。その他日本人に世界を感じさせる、挑戦できそうな人が思い当たらない。世界を統一するのになかなかいい環境、状況が揃っていると感じる。
フェザー級
清水聡が第一人者だろう。大橋会長も次は世界戦と言っていたが、やれる相手、敵う相手はジョシュ・ウォーリントンを下した男か、中国の徐しかいないだろう。本当の世界王者とは言い難い。サンタクルスはまだ王者なのかな。
Sフェザー級
色々あって、今は尾川しかいないのかな。シャブカト・ラヒモフと海外で世界戦が決まったようだが、KOしか勝ち目はないだろう。
ライト級
中谷が一歩後退したとはいえ、彼をトップに、吉野、三代、伊藤あたりが日本のトップだろうが、今のライト級は入り込む余地がない。吉野に世界レベルの試合をして欲しいけど、どうだろう。
Sライト級
佐々木尽VS湯場海樹の勝者と平岡アンディが対戦することが決まっているらしい。トップランクの平岡が一番手だろうが、ここを勝ち抜いた者が、世界ランカーに通用するかどうかという激戦区にして遠い階級。
ウェルター級
もはや、小原ではなく豊嶋亮太という選手が日本のトップかもしれないが、世界は未知数。絶望的な階級だが、ウェルター級のアマチュア岡沢セオンという選手はメダルも夢じゃないレベルにいるという。夢があっていいが、岡沢という選手はアマチュア至上主義のようだ。
Sウェルター
井上岳志のフィジカルやパワーが世界トップに通じたというだけでレベルは遠かった。ここからは有望な日本人を知らないので海外で。
チャーロVSカスターニョが決まった。チャーロ有利だろうが、この兄弟はキレが命だ。先日の兄貴のキレのなさに疑問を感じてしまった。両者、かなりの実力者だが、ティム・チューという選手が出てきたな、父譲りの何かをもったホンモノだった。
ミドル
村田諒太で決まりだが、もはや年末のGGGとのドリームマッチまで芸能活動だけだろうか。この対戦も旬を過ぎていると感じる。村田の下にはララやユーバンクがいるが対戦の噂すらなく、カルロス・モンローというランカーが候補として挙がっていたがその話も消えた。
最強とおもっていたジャモール・チャーロの直近の出来は最悪、主役なき、混とんとして動きなき階級となった。
Sミドル
カネロVSプラントは所属の問題で簡単ではないらしい。PBCを出ても戦えるほどのお金が必要になるだろう。ならばカネロは次はベテルビエフだという話があったが、最近はサイボーグのようなのでベテルビエフといえどもカネロが勝つのだろう。
Lヘビー
コロナの影で活動が停滞した選手のひとりにドミトリー・ビボルがいる。最近欧州の実力者と接戦を演じたがこんなものではなかったはず。試合枯れのベテルビエフ、再浮上したとはいえ、喧嘩、反則すれすれのジョー・スミス、燃える階級とはいえなくなってしまった。
クルーザー級
WBSSを終え、誰が誰だかわからなくなってしまった。強いのはきっといるだろう。欧州勢の階級といえるかもしれない。
ヘビー級
フィーリーVSジョシュア?ワイルダー?ジョシュアの相手はウシク?一体何がどうなっているのかわからない。巨額が動くからなかなか決まらないのだろうが、決まったところでそんなに熱い試合とはならない。
グッドシェイプなら、フューリーが抜けていそうだが、ヘビー級はコンディションと一発ですべてが変わる。
かなり、雑で身勝手なボヤキですみません。
野球の大谷、ゴルフの松山など、日本人は進化し度肝を抜くアスリートが出ています。
昔はよかった。わけではなく、今の方が凄いのだ。
井上尚弥の突き抜けた強さ、活躍の影で、それに続く、凌駕する若いファイターが出てきてもおかしくない。時代をけん引する実力、カリスマ性を持ったヒーローが今日本にはいる。
ボクシングはかなり復活し、ビッグマッチも加速気味ではあるが、大事な何かを失ってしまったようにおもう。
それはただただ自分の情熱だけだろう。
なにせ、今年一番感銘を受けたのは、アマの堤麗斗だというのが本音だ。
井上尚弥といいスパー、対等に渡り合える日本人は、彼だけなんじゃないかというほど。