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ミニマム 日本

八重樫東VSポンサワン・ポープラムック

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WBAミニマム(ストロー)級の世界戦は日本の八重樫がタフなタイ人新王者を打ち合って攻略し短命王者に終わらせるとともに世界タイトル2度目で奪取しました。

イーグルとの世界戦でまさかの完敗をしその試合を繰り返し見たという八重樫、「逃げてばっか」という反省をしたそうです。
本来トップアマチュアらしく足をつかってきれいなボクシングで見栄えだけで勝ててしまうようなポテンシャルを持っており国内ではそれで通用したがための計算違いだったとおもいます。

素質上位でもその後帝拳の辻の気迫に押され惜敗、それらを経て倍以上のキャリアを積んだ今回は一味違いました。

初回からスキル、スピード差は歴然でまるで西岡VSナパーポンの試合のようだと感じましたがやはりこの苦労人のタイ人はタフネスが尋常ではなく激しい消耗戦に巻き込まれました。

それでもスピード全開で戦っていれば問題ないような気がしましたがゴリゴリ、コツコツとチャンピオンのパンチを被弾して自身も消耗しスピードも削られ苦しい打ち合いとなってしまいました。ナパーポン戦の西岡もポイント圧倒しながら非常に苦しそうだったので最後まで持つかどうか心配になりました。

が、打たれた際にみせるチャンピオンの「もっと来い」というしぐさが「効いちゃった」のサインとなり、勝負どころの攻撃ではよりコンパクトで正確性のある八重樫の攻撃が王者をたたみかけてレフリーのストップをもたらしました。

八重樫は動きがフェルナンド・モンティエルのようです。ノーモーションで多彩なパンチをバランスよく打ちます。
コンパクトでキビキビしており見栄えが非常にいいです。ガードが低いのも攻防のバランスのよさを引き出しており理にかなっています。

これだけハイセンスなボクシングを見せることができるので今後もっと強く絶対的な王者になって欲しいとおもいます。

モンティエルのようなパワーがないのか、当てるのは上手いが効かせるような打ちぬきがないのかわかりませんがパンチ軽そうにもみえません。
サイズがかなり小さいので2階級制覇とか目論まずこの階級でやっていけば期待もてるテクニシャンです。

スタミナ強化や打たせて流すディフェンスをやめて、打たれない、自分だけ打つ、スピードと正確性で相手を圧倒してきりきり舞いにさせるような進化したボクシングを今後期待します。

激闘で名をあげたとおもいますが、もっともっと強い本格派の能力があるとおもっております。

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