Sバンタムで復帰する長谷川穂積の相手だそうです。
北京オリンピックメキシコ代表で3回戦まで行ってるみたいです。
ちなみにこの時負けた相手はリコンドーです。
14-3
プロ入りしてからは14戦12勝4KO2敗
しかしその1敗は今年6月、長谷川を下したフェルナンド・モンティエルに2-1です。
ブランク空けでSバンタム初での相手としてはかなりタフな相手だとおもわれます。まだ26歳で若いですし。
アマ実績からして勢いはわかりませんがアブネル・マレスと同等なホープじゃないでしょうか。
で、好きなモンティエルが苦戦した試合を確認してみました。
正直、どっちに手が上がってもおかしくない接戦です。
モンティエルは小気味よくリズミカルに圧勝することも多いですが、体力があってグイグイ前に出てこられるとトラブルになることもあります。(バルデス戦やテラサス戦など)
この試合もそんな感じで若きアルツロ・サントスがモンティエルに怯まず前へ前へとプレッシャーをかけています。
やはりモンティエルの体でSバンタムは厳しそうです。ダルチニアンのバンタムと一緒で今までの勝ちパターンが通用しないところが出てきてしまいます。
長谷川も同じで2回級アップのフェザーはきつかった。
バンタムの頃とは距離もパワーも合わない感じで噛み合わない試合が続きました。
相手のサントスは上手いし強いけれど、特筆すべきところはないようだ。
相手の攻撃をブロックでやりすごしてから回転力のあるコンビネーションを打ってくる。
スタミナと体力がありそうだが、アブネル・マレスのようにスケール感は感じない。体格も大きくはない。
ムキになって打ち合わなければ勝てる相手のように見える。
かつての日本のエース
今でも動きの華やかさやスピード、連打、見惚れるボクシングでは一番だとおもっている長谷川の新たなる再起、期待しています。
もう2階級制覇も成し遂げ、あとは外野の野次などはスルーして己が納得するまでボクシングをやりきって欲しい、それだけです。
今をときめくドネアも長谷川ボクシングのファンのようで・・・
挫きはありましたが、海外のコアなファンに知られたとっておきの存在でもあります。