たぶん、多くに記載されているようにドッグボーと読むのかな?8月25日に米国開催というニュースがありました。これはワクワクする世界戦だな。ドグボエ陣営は統一戦や複数階級制覇を示唆しつつ、8月の試合を予定していたので相手が決まれば信ぴょう性は高い。BOXRECにクレジットされた。
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アイザック・ドグボエ
19勝13KO無敗
https://www.youtube.com/watch?v=npZ67FCIq6c
ロンドン五輪フェザー級代表で日本の清水に惜敗。セサール・ファレスとジェシー・マグダレノ戦の2試合でこの階級トップに評価される王者になった。ガーナからアメリカへ、主役を食ってトップランクと契約(未確認)、まさにアメリカンドリーム、アフリカンドリームを掴んだ身長160センチに満たない小兵です。
大竹秀典
31勝14KO2敗3分
https://www.youtube.com/watch?v=helBvEhOQs0
36歳の日本のベテラン。立派な戦績です。KO負けは一度もないが、スカッとしたKO勝ちもあまり見たことがない。当時王者のスコット・クイッグに敵地で挑むも大差判定負け。クイッグはこの試合で骨折かなにかをし長期休養した。
チャンスの少ない大竹にとり、年齢的にも最後、集大成のタイトルマッチだろう。リコンドーの消えたこの階級ではナンバーワン評価のドグボエだが、長身のバルガスよりはかみ合いそうだ。パワーも上手さもみせつけた最近のドグボエだが、何といっても前に出て攻めるファイターなので、捕まえにいく心配はいらない。迎え撃てばいいだけである。
しかし、若さと勢い、パワー、充実度、強さのレベルは段違いにドグボエの方がありそうなので、その土俵でやりあって打ち負かされるなら仕方のないことである。
大竹はずっと微妙な相手に試合を重ねてきて、冴えない勝利ばかり続けてきたが、いぶし銀で勝ち残るしぶとさが光る。王者は強いが相手にとって不足なし、今までのキャリアを全部ぶつける格好の相手といえるだろう。
けれど、外人同士で米国で集客できるのかな
海外挑戦は圧勝かKOしないとなかなか勝てないが、伊藤といい大竹といいKO型でないのが難しいところだ。
ドグボエは先日王座を防衛したダニエル・ロマーン(これが正しいようです)との統一戦に合意しており、ここは軽い通過点とみている。全階級屈指の小兵ながら階級統一や複数階級制覇を公言しており、先ばかりみて足元を見失っている。
強いのは承知だが、戦術は見えているのでチャンスがないとはいえないだろう。大竹にとっては一番やりやすい相手ともいえる。
ドグボエは相打ち型である。ドファイターのようでいて、相手が仕掛けてくると力強く打ち合い、出てこないとやや無策だ。ファイター型でいてカウンターパンチャーなところがある。そこをしっかり研究して、消耗戦に持ち込めばひょっとするかもしれません。マグダレノ戦でも最初にダウンしました。倒すか倒されるかのリスキーな戦い方をします。
それでも今の勢いからして1-9くらいで不利と言われる試合でしょう。
勝っても負けてもKOで決着すべき試合かな。
プロフェッサーとはアズマー・ネルソンのニックネームです。ネルソンの再来といわれるドグボエですがまだ23歳、36歳の大竹教授に学んでください。