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三浦VSバルガス

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あと一歩で勝てたのに惜しい、悔しいという気持ちとともに妙に清々しい後味の激戦でした。
今年一番の試合を目撃しました。

強打者の三浦に対し、序盤から手数を出し打ち合いを辞さない構えで応戦したバルガス、見事でした。
足を使って様子見から入るかとおもっていましたがそんなことはしませんでした。

ダンテ・ハルドン戦でも、強烈なボディをお見舞いしたのはいいが、初回にダウンしかけた三浦、初回の入り方がいつももったいない。
いきなり効いて劣勢に立たされたか徐々に盛り返し、4回終盤にボンバー一閃。

三浦のパンチは破壊力満点で相手の顔面もボコボコなのに、なぜ相手は立ってくることが多いのか?
重すぎ、ドスンとふっとばされる感じで足に効く急所を叩いてる訳ではないからか?
そしてまた、三浦のパンチはいつもラウンド終了間際だから相手はなんとか生き延びる。

劣勢のバルガスも手数は減らない。
パワーで劣る分、多彩な角度と正確性の高いコンビネーションでまとめうちしてくる。
意識を失うまでは折れない、すさまじい精神力だ。

8回終盤、またしても三浦がチャンスを掴み畳みかけるがゴングに逃げられる。

続く9回でダメージと顔面の傷が深いバルガスは最後通告を受けたらしい。
これ以上傷が深くなったらこの回で止めると。

逆に仕留めきれなかった三浦は最後のラッシュで疲労がピーク、しかし次の回こそ仕留めたい

この両者の立場が9回の明暗を分けることになったのだろう。

最後の力を振り絞ったバルガスの執念のコンビネーション
バルガスにここまで余力があるとおもわず慎重さを欠いてフィニッシュを焦った三浦。

ダメージを否定する三浦のしぐさが逆に大きなダメージを感じさせる結果にもなり、最後のチャンスに賭けたバルガスの執念にストップされた。

何から何まで三浦らしい試合だった。

いつもより堅く腰高でディフェンス意識の低かった三浦も、打ち合いすぎるバルガスもエレガントといえる試合ではなかったかもしれないが、まぐれもなく最上級の意地の張り合い、男の殴り合いをみせてくれた。

結果の出た直後は放心状態に陥ったが、負けてもすがすがしい気持ちに変化していった。
こんな経験ははじめてだ。勝敗はついたが負けた気がしない、存分に力を示したと納得できたからだろう。

三浦が陥落しベルトがひとつ減ったという事実だけは残るが、恥じることなき偉大な試合であった。

バルガスの試合後のコメントが少ないのは病院直行したためだ。
それほどきつい試合、相手であることを覚悟の上での名勝負だったのだ。

その他

置かれた状況が窮地でも淡々と塩試合を演じるリコンドー。
最高のボクサーにして最低のプロフェッショナルなのかもしれない。

メイウェザー戦でも一者は引き分けにしたように、カネロは判定では異様に優遇される選手である。
ララやトラウトが善戦してもそれは完敗なのである。

こういう結果になることがなんとなく見えていた。

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