ロマチェンコ、ウシク、グヴォジク・・・ウクライナトップチームと言われその成功の誉れ高いがまだいたはずだ。デニス・ベリンチク・・・そして・・・忘れかけていたプロスペクト、彼はまだ間に合うだろうか。
ウェルター級、無敗の元トップアマ、タラス・シェレステュク(16勝10KO)は3月9日、8ラウンドの試合で復帰する。現在33歳のシェレステュクはカリフォルニア州オレンジのダブルツリーホテルでメキシコのベテラン、マーティン・アンヘル・マルチネス(18勝11KO16敗1分)と対戦する。
シェレステュクは約1年半も試合をしていなかった。
対するマルチネスは過去4年で16試合とコンスタントに試合をしてきた。マイク・アルバラート、アレックス・サウセド、ジョバンニ・サンティリャンなどのトップレベルとも戦っている。シェレステュクは2012年ロンドン五輪銅メダルでトップアマチュアだ。過去にはWBO1位にもなっていた。シェレステュク
「かつてないほど自信がある。いつもジムで一生懸命練習している。マルチネスの動きを確認しながら対処していく。」
トンプソン・ボクシングというプロモーションの「Night of Champions」というマイナーなイベントのようです。チケットを買うこともできないが、ライブ配信はされるとの事です。
アマチュアではエロール・スペンスよりも格上で、セリク・サピエフに勝った過去もある、世界選手権金、ロンドン五輪の銅メダリストです。金のウシクやロマチェンコを別にしても、この男とオレクサンダー・グヴォジクの何が違って出世がこうも違うのか・・・デニス・ベリンチクも・・・プロモート契約の関係だろうか。
それでも2016年あたりまではコツコツとキャリアを重ね、WBO1位に上りつめ、世界戦もそろそろかとおもわれたが、2017年は1試合のみ、そこから消えた存在になっていました。
ウェルター級には30戦以上無敗で、様々なホープを潰して指名挑戦権を持っていたコンスタンチン・ポノマレフというロシア人もいましたが、世界挑戦が叶わず、煮え切らないうちに敗北を屈し今では高級カマセのような存在に落ちぶれてしまった者もいます。
ウェルター級は体格的に世界中に有望なファイターが多いクラスだとおもいますが、一際米国独裁の色が強く、挑戦できても2線級で、なかなか米国以外の真の強豪が挑戦できない階級ともいえる。
ポーターやサーマン、スペンス、クロフォード・・・
本当にそれだけなのかい?
怪我か、プレイベートか、契約問題かわかりませんが、シェレステュクの問題が解消され、今後コンスタントに試合ができて、世界挑戦する日を楽しみにしたい。
シェレステュクでもベスプーチンでもブタエフでもいい・・・
彼らが世界挑戦しなきゃダメでしょう。
かなり昔の記事ですが、昔だからこそ新鮮で、スペンスに対する見方は今と変わらない。
エロール・スペンスJr、特に指摘すべき欠点がない。
強いていえばあまり足を使う方ではなく、アウトボクサーのようでいて短い距離の打ち合いがうまい。
スピードも超速いということはないがパンチの角度、タイミングが素晴らしく打ち合いが強い、安定感がある。
この戦い方だと自身より速い相手に対し未知数なところはある。
スペンスってそんなに速くなくない?
そこを唯一疑っています。
ちなみに、シェレステュクはアマでは格上と書きましたが、たしかイエフゲン・キトロフなどにも勝っているんですが、スペンスとの直接対決には負けていたと記憶しています。
https://www.youtube.com/watch?v=4PAtMwLrL4g
https://www.youtube.com/watch?v=1iKvoj7y-WM
ついでに、まだ間に合うかシリーズで
ユリオルキス・ガンボアVSヘスス・クエジャール
ギジェルモ・リコンドーVSフリオ・セハ
が計画されているそうです。
ガンボアはゲルボンタ・デービスと戦いたいそうです。
リコンドーは・・・いい相手ですがもう世界戦以外必要ないのにな。
40歳になっちまう・・・