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ローマン・マルチネスVSワシル・ロマチェンコ他

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多くの試合がありましたが、最注目はこの試合。
7戦目で2階級制覇は井上の記録を更新だそうですが、そんなのオマケです。田中君だけは意識するのかもしれませんが。
階級あげてロマチェンコ、伸び伸びやりやすそうに感じる圧巻のパフォーマンスでした。

https://youtu.be/SWQosqQk9kw

ローマン・マルチネスVSワシル・ロマチェンコ

しぶとさがうりのマルチネスで、よく対策、練習してきたように見受けられましたが、堂々技術戦、ロマチェンコの土俵でがっつり勝負したのが大きなミステイク?
いや、それが精いっぱいだったのだろう。ここまで完敗したのははじめてみました。

ロマチェンコは完全にリコンドーと違い、パンチが当たる距離で勘の良さを生かし自分だけ当てて当てさせないエキサイティングなボクシング。
横に動いて体勢を入れ替えて打つ反応のよさとスピード、正確性、多彩さ、圧巻です。
パンチの当たる距離にいるんだがきちんとはずして角度とタイミングを作り自分だけ当てる。
八重樫や長谷川が本来やりたいのはこれだよなぁ。

決して強打者ではないはずですが、こんな動きをされると成すすべがないなぁ。
内山が敗れたコラレスなどよりもはるかにハイレベル、ハイスペックな強い強いサウスポーボクシングでした。
Sフェザー、激アツになってきました。三浦の次に大いに期待したいですが、WBOにはこんな強豪が君臨してしまいました。

フェリックス・ベルデホVSファン・ホセ・マルチネス

これが、五輪でロマチェンコに敗れたものの、よりプロ向きで将来性のあるスター候補のベルデホです。
ライト級で体格もあり、どこで勝負するのかわかりませんが、体格の利を生かすほどライト級は甘くなく、鋭いストレート系のかっこいいスタイルは大いに魅力ですが、今回はロマチェンコほどのインパクトはありませんでした。テンポ、スピードでロマチェンコにはそりゃ判定で負けちゃうかなぁ。
上の階級で頑張ってもらいたいです。

https://youtu.be/lLQkrOt7Zbc

デジャン・ズラティカニンVSフランクリン・ママニ

暫定もなにもつかず王者決定戦とのことなので、リナレスのベルトの扱いがわかりませんが、ボリビア初の世界王者を目指したママニを本来の指名挑戦者、ズラティカニンがパワーで圧倒しました。小柄で豆タンクのようなズラティカニンですが、タフでパワフルで先日3階級制覇をしたリッキー・バーンズも一蹴しておりリナレスにとっては厄介な相手となりそうです。不発で判定までいくこともありますが、攻撃の迫力は全盛期のビッグ・ダルチニアンを彷彿とさせます。
ズラティカニン、セルビア・モンテネグロの選手ですが、これも世界初かな?180センチ王者もいるなかで163センチの小兵、今後も注目です。

ディミトリアス・アンドラーデVSウィリー・ネルソン

191センチとアンドラーデより大きなネルソン、アマ200戦越えの実力者でしたが、元アマ世界王者でもあるアンドラーデに最後につかまりました。
アンドラーデはフォルムがかっこいいんだよなぁ。正統派黒人サウスポーのお手本のようなきれいなフォーム、安定したパワー、スケール感を感じます。
ただ、イマイチ主戦場の舞台を避けているようにみえ、慎重さが退屈さ、臆病さにも感じ、プロではチャーロ兄弟に逆転されるかもしれません。
過去の印象からしてこういう選手は打たれ脆さがある気がする。
慎重なキャリアで未だ無敗、才能も感じますがSウェルターで一番になれるでしょうか?アマではララに負けてます。

ルスラン・プロボドニコフVSジョン・モリナJr

プロボドニコフ痛い黒星。ジャブと距離を克服し肉弾戦にもちこめないと力を発揮できないタイプだなぁ。
倒すか倒されるかではなく倒すか判定で負けるかの選手。細かく被弾するので加齢や勤続疲労も残るタイプなので今後もエキサイティングなカマセ的立場を超えられないだろう。

https://youtu.be/rgTb3nkIKf4

ゾウ・シミンVSジョゼフ・アイタイ

パワーレスで技術戦ではアムナットに負けたシミン、今後どこを目指すのか厳しくなってきた。
しかしアマで井上が2度負けたキューバ人などに勝って五輪2冠などトップレベルに君臨してきた選手なのは事実なので
誰とやってもそれなりに魅せる、期待できる部分はある。
井岡やカシメロ、エストラーダになら勝っても不思議ではない。ロマゴンや井上に勝つとはおもえないが。
もう高齢なので変な欲を捨て、反応と手打ちだけに専念すれば手ごわいことは間違いない。

オマール・ナルバエスVSブレイロル・テラン

明らかな格下選手との試合だが、ナルバエスの完勝らしい。判定だが。
井上との再戦ではなくバンタムに向かうようで、もう再戦はみたくないのでよかった。
バンタムだと技術とキャリアに頼るほかなく、VSドネア戦の残像があるだけに判定専門になりそうだ。

レイ・バルガスVSアレックス・カポレ

日本人がウーゴ・ルイスやジョナサン・グスマンに勝ったとしても、最も対戦資格があるのがレイ・バルガスだから、この男と戦う義務まで含めて頑張ってもらわねば困る。
ブルギナファソのホープを応援したがやはり順当にバルガスの勝利。

とても大柄で大器と言われるバルガスだが、ランカー対決ではそれなりに苦労しており、怪物級におびえる必要はなさそうだ。

内山が王座陥落し、リナレスもケガで小休止
その間に階級の様相はガラッと変わってしまいました。
内山が王者に復活したとしても3番手か4番手の扱いでしょう。

ズラティカニンが一応王者となりましたが、無冠ホープのベルデホの方が人気も注目度も高そうで、ベルトがあるから一番じゃなく、強さ、人気は別のところにあると再確認されるだけ。

それにしても、ロマチェンコ、リコンドーのような塩で絶望的なスタイルじゃないのが救いですが、やっても勝てない、抜けたレベルを見せつけてくれました。
三浦、内山で満足してる場合ではなくなってしまいました。

もう失うものはなく、雑魚狩りはやめて挑んでいく姿勢にチェンジすべき時です。
ロマチェンコに負けて、もはや当たり前のレベル、評価だとおもいます。

これから王座をうかがう、尾川や内藤とかにとっても考えさせられる王者が君臨しましたね。

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