それほど興味深い試合があった訳ではない週末ですが
久々のリコンドー含め、記録を。
たくさん試合ありましたが、興味のないところは省きます。
ギレルモ・リゴンドーVSジェームス・ディケンズ
https://youtu.be/V7Ox8PAJyIc
2回終了でディケンズの棄権、なんでもアゴが割れたらしい。
天笠も言ってたようにリコンドーはアマの試合みてもパンチがあるのだ。
それでいてあのスタイルだからやりにくい事このうえない。
高齢だがまだキレキレのところをみせたリコンドー。
パンチャーだから、試合が退屈ではない、個人的には見ごたえがあるんだよなぁ。
唐突な幕切れでまたも熱い試合とはいえぬ結果に・・・
リゴンドー
「もしあのフェイクチャンピオンどもが望むなら明日にでもまた12ラウンド戦える」
「連中は俺をランナーと呼ぶが、『走り回っている』のはあいつらだ。臆病者どもめ」
「フランク・ウォーレンは俺が明日家に帰る前にクイッグかフランプトンを用意してくれてもいい。俺は行けるぞ」
その通りでございます。
ミゲール・ベルチェルトVSチョンラターン・ピリヤピンヨー
https://youtu.be/mOqUrKw8Uco
いつのまにか暫定王者となっていたベルチェルト。
相手はロマチェンコとクリス・ジョンにしか負けた事がなく
61勝41KO2敗とすさまじい戦績のチョンラターンでしたが、初KO負けかな。
試合は普通にかみあう感じでしたがベルチェルトのパワーが上回りました。
そんなに強いとはおもわないが、メキシコの方がタイよりは中身のある戦績です。
フェリックス・ディアスVSサミー・バスケス Jr.
サミー・バスケス Jr.というのが軍人あがりの白人で本場で人気と期待の選手でしたが
北京金メダリストのディアスが無敗ホープを断ち切りました。最初は引き分けと出てのちに修正されたそうです。
ディアスはかつて日本の川内に負けた過去がありながらも北京で化けた金メダリスト。
とてもプロ向きで期待していましたが、試合枯れが目立ち、勝負のピーターソン戦でマジョリティで初黒星。
とても厳しい状況でしたが、なんとかしてくれました。
ドミニカンは金メダルでもこれだけ苦労するんだよなぁ。
ディスティノ・ジャパンも数度の負けでもうノーチャンスで日本で拾われた形。
それを考えると和氣の相手、グスマンを応援したくなっちゃうな。
ビック・ダルチニアンVSセルヒオ・フリアス
https://youtu.be/3iYvTCP-dPk
ダルチニアンはドネアに負けてからずっともう壊れていたのかもしれない。
効きっぷりが半端じゃない。40歳という高齢で耐久力、神経がどこか壊れている。
フリアスは戦績もパッとしない格下。
フェザーから下げSバンタムでの試合だったが・・・
これは引退勧告だ。
長谷川はまだダルチニアンに比べると若いけど、パンチを食ってはいけない。
その他色々な試合があったようですが
ダルチニアンのこの負けをみたらもう気力がなくなりました。
ひとつだけ気になる話題
日本人王者が陥落して皮肉なことにレベルが上がり、活発化したSフェザーですが
評価が微妙だった王者、ホセ・ペドラサがジョルボンタ・デイビスと交渉を進めているらしいです。
「私は、3度目の防衛戦を行う。最近になり130パウンドの階級は面白くなってきている。135パウンドに階級を変更しないことを決めたよ。
報酬面をみても経済的にも非常にいいしね。私は彼とあったんだ。彼は若いし無敗の素晴らしいレコードを持っている。
彼との試合はTV局的にも魅力的なカードなんだ。メイウェザー・プロモーションズからの詳細を待っているところだ。」
ジョルボンタ・デイビスはメイウェザーがほれ込んで連れ帰った選手。
残念ですが最近になり130パウンドの階級は面白くなってきている。というペドラサの言葉は真実であり、強敵から逃げる王者ではないのだ。
名のある相手とビッグマッチがやりたいだけ。それが王者たるものの権利。
報酬さえよければ誰とでもやる、むしろロマチェンコに一泡吹かせたいとおもっている、これが王者の姿勢じゃないでしょうか?