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その先の世界 WBSS後のスーパーバンタム級

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バンタム級を俯瞰してみたが、既に抜群の知名度とP4Pランクを誇るノニト・ドネア、井上尚弥以外にスターはいない。1つ上げただけでも別世界なのは長谷川穂積やフェルナンド・モンティエルが示してきたが、歩むべき道がそこしかないほど特別な存在ならば仕方ない。

WBSS後のバンタム級

今週は明後日の井岡VSパリクテに集中すべきかもだが展望はもう書いた。井岡の方が速く上手いから、戦術を行使すれば勝てる・・・ この記事が気に入ったらいいね ! しようシェアするツイートするTwitter ...

日本にも有望株が多い階級だが、みんな井上君には敵わない状態なのが現実。ならば他の王者にも敵わない。

レイ・バルガス

Rey Vargas
33勝22KO

7月13日に亀田和毅と戦う無敗王者。情報が錯綜してるが身長は178センチが恐らく正解の長身王者。荒っぽい突進に巻き込まれての判定勝ちが続くがスケールはフェザー、スーパーフェザー並。

和氣慎吾

Shingo Wake
26勝18KO5敗2分

ジョナサン・グスマンに完敗してから国内で結果は出してきているがこの男が証明すべきはアジアではなく海外強豪に通用するのかどうか。なかなか再挑戦が決まらないが、つまり勝負に出ていないから。再挑戦が決まっても今のままだとグスマン戦と同じくらいの期待しかできない。

ギジェルモ・リコンドー

Guillermo Rigondeaux
18勝12KO1敗

史上最強レベルのトップアマもプロ入り10年でたった19戦、もう38歳になった。
6月23日に1位のフリオ・セハとの対戦が決まっているがこれに勝っても王者はバルガスか亀田なのだ。実現するんだろうか?無冠の帝王。

TJドヘニー

Terrence John Doheny
21勝15KO1敗

日本で岩佐に運よく勝ち、DAZN契約、米国で統一戦と諦めかけた夢を実現した男。勝ったダニエル・ローマンよりもいいものを持っており、惜敗といえる内容だったが、夢は叶ったともう再びトップ戦線に来ない気がする。スタミナとボディ、積極性に難があるがいい強打者だった。

カルロス・カストロ

Carlos Castro
23勝9KO

ジェネシス・セルバニアの復活を阻んだ技巧派。次戦も地域王座を盤石の判定で勝った。セルバニアとダウンの応酬を演じたオスカー・バルデスより堅実に勝っているので侮れない。しかし判定型なのだろう。

アイザック・ドッグボウ

Isaac Dogboe
20勝14KO2敗

スター候補だったが、天敵エマニュエル・ナバレッテ一人に全てを持っていかれた。減量苦でフェザー級転向を示唆しているが身長は157センチしかない。メンタル、タフネス、スタミナ、パワーなど負けても各要素は素晴らしいものがあると今でもおもう。ただ体格上戦術が限られる。

大森将平

Shohei Omori
20勝15KO2敗

マーロン・タパレス一人にやられたキャリア。体格、パワーは世界に通じるものがある。しかしスピードや以外性にかけ、ごく普通のボクシングなので上は厳しい。どうせ厳しい世界ならと日本の勅使河原と試合が決まった。ここで勝てねば世界でも勝てない。いいサバイバルだ。

アーロン・アラメダ

Aaron Alameda
25勝13KO

まだメキシコ国内、強者との対戦がないが、メキシコはこの階級の人材の宝庫。しかし出てくる選手はたいていKO率が高いから微妙なところ。これからチェックしてみたい。

ダニエル・ローマン

Daniel Roman
27勝10KO2敗

TJドヘニーとの接戦を制し2冠王者に輝くも、トップに控えるランカーは皆強力。どんな進路にすすむのか。踏み込んでボディ、堅実さが売りの勤勉な王者だが抜けたものは感じない。陥落が近いとおもうけど・・・相手次第だ。

ブランドン・フィゲロア

Brandon Figueroa
19勝14KO

もう1位か暫定王者で挑戦資格はあるはずだが、休まず戦い続ける王者候補。長身で脆そうな見た目だがそのファイトは執拗で粘着で独特だ。被弾もするがおかまいなしに攻め続ける。一流とはおもえないが王者級の力は既にある。

ムラトジャン・アフマダリエフ

Murodjon Akhmadaliev
6勝5KO

リオ五輪組、ウズベキスタンで最初に世界王者になる男かもしれない。もう指名挑戦権に入っており挑戦をアピールしている。屈強な王者候補だがキャリアが少なく意外な弱点もあるかもしれない。王者になるとしてもギリギリのところだとおもうが・・・

ディエゴ・デラホーヤ

Diego De La Hoya
21勝10KO

パワーはないがスピードとスキルと人気があり王者を嘱望されている。7月13日、ロニー・リオス戦の出来次第。体重を作れない選手である。怖さはない。

小國以載

Yukinori Oguni
21勝8KO2敗

元世界王者にして再起ロードなので有望だが相手もコネもなさそうできつい。岩佐に負けて一度も防衛できなかったのでもうちょっとなんとかしたいが・・・大物食いしないと世界にアピールできないのでは?

アルベルト・エセキエル・メリアン

Alberto Ezequiel Melian
5勝3KO

まだ浅いキャリアだが、29歳のアルゼンチン代表五輪選手なので出世を急ぎたい。

ネスラン・マチャド

Neslan Machado
16勝8KO

キューバ人でアメリカ拠点の選手なのでトップアマだろう。

岩佐亮佑

Ryosuke Iwasa
26勝16KO3敗

元世界王者であっても世界王者らしかったのは小國戦だけ。ドヘニーやファレスとどっこい。もう失うものはないはずだ。IBF一位でダニロマへの挑戦資格はある。あとは岩佐らしさを出し切った試合を毎回することだろう。もどかしい試合はイヤだ。

マーロン・タパレス

Marlon Tapales
33勝16KO2敗

163センチとかなり小さいがこの階級が適正でいいんだろうか。体重超過の問題児でKO率も半分程度だが、やっぱり豪快な左スイングでのKO連発で一発パンチャーとして怖い存在感を放っている。判定になれば勝てないだろう。左スイングを当ててなんぼのフィリピンらしい選手。

アルバート・パガラ

Albert Pagara
31勝22KO1敗

まだ25歳だが世界挑戦したいフィリピン人。肝心なところで負けた。天才肌だが強烈なプレスに打ち克つくらいでないと才能だけで王者にはなれないだろう。有望だけど。

アーノルド・ケーガイ

Arnold Khegai
15勝10KO1分

韓国系ウクライナ人で亀田系の顔したゴリマッチョファイター。自慢のフィジカルと気力が上手くファイトに直結してないような気もするが屈強そうだ。

勅使河原弘晶

Hiroaki Teshigawara
19勝12KO2敗2分

大森との国内サバイバルで生き残れば先が見えてくる。

トーマス・パトリック・ワード

Thomas Patrick Ward
26勝4KO

とてもKO率が低いがクレバーな試合運びで米国デビューも飾った。欧州勢でこの階級はこの男が切り札。

エマニュエル・ナバレッテ

Emanuel Navarrete
27勝23KO1敗

ドッグボーに連勝で王者の立場を確立した。身長170センチでももっと大きくみえるのは183センチというリーチのせいか。打たれ弱そうで強く、遅そうで速く、かなりしつこく屈強で現王者では最強だろう。やりにくい選手だがドッグボー以外をみないとなんともいえない。

ホアン・ミゲル・エロルデ

Juan Miguel Elorde
28勝15KO1敗

もう32歳だがフラッシュ・エロルデの孫は正統派で強いフィリピン人。

ジェオ・サンティシマ

Jeo Santisima
17勝14KO2敗

KJカタラハと共に井上尚弥のスパーリングパートナーに招聘されたフィリピンの強打者。タパレスのようにややブン回し系だがノックアウトのインパクトは強烈。トップレベルには当たらないだろう。

ワシル・モハメド

Wasiru Mohammed
10勝9KO

年齢不詳のガーナ人。もう一人のドッグボー。国内王者、国内ライバルを倒して勝っているので実力はホンモノ。

ビッグネームはいないとおもうが、勝てばすごいな、不気味な実力者は結構いるなという印象です。
個人的にはこの順序だが、リコンドーは特別枠か・・・

ギジェルモ・リコンドー
エマニュエル・ナバレッテ
ブランドン・フィゲロア
ムラトジャン・アフマダリエフ
レイ・バルガス
アイザック・ドッグボウ
ダニエル・ローマン
ディエゴ・デラホーヤ

バンタム級と大きく違うなと感じるのは170センチ超えでフィジカルが強そうなのがわんさかいること。小柄な選手は大抵パワフルな事、パワーのアドバンテージはバンタム級とは違うというところだ。しかし客観的にみるとリコンドー以外に井上の脅威はいない。

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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