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ゴッドファーザー家族の流儀/フェゲロア・ラッセル・井上家

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何でこんなテーマで書いたのかといえば、昨晩なんとなく夢で見たから・・・ではなく後ほど説明しますが、生長家本流とも言うべき独自のボクシングを極める一家として、2つのファミリーが思い浮かんだからですが、片方の家本流は遂にその流儀の底をみせてしまいました。

独特のセンスとシュール/スーパー・フィゲロア・ブラザーズ

昨日のPBCの興行はなかなか面白かったですが、今週行われるTJドヘニーVS高橋竜平の事やリコンドーの復活をみつつ、彼らも同じ階級だよなぁとボンヤリ観戦したのが、ブランドン・フィゲロアVSモイセス・フロ ...

オマル・フェゲロアVSヨルデニス・ウガス

兄の苦闘、ピンチを他人事のようにシュールに観戦していた父と弟のブランドン、やはり懸念されたウェルター級でのフィジカル、パワーが全然違いました。

初回にダウンを奪ったウガスでしたがその後は単調で、前後の試合の期待値が高く流し見でしたが、あれだけボコられて判定まで粘ったフェゲロアは脅威ですが、終始ホールディング、泥試合で見どころは少なかった。しかし曲者で無敗のフェゲロアをあれだけ完封できるウガスは実力者です。ポーターに地元判定で敗れ、今度はポーターVSスペンスの勝者への挑戦を目指すというのだから高いハードルで、恐らくスペンスが勝っても相手にしてくれないだろうが、いつか王者になってもらいたいものです。

フィジカル、コンディション、パワーで甘い部分があり、完敗したフェゲロアですが、その独特のファイトスタイルはやはり面白い。黒人のようなスリックさ、切れ味がまるでないが、全てのパンチに反応する腕、身体を駆使したディフェンステクと多軸で執拗に襲い掛かるファイトは、スピードと切れ味さえあれば脅威です。そのどちらもないのが辛いところだが。本当に退屈で面白いボクシングなのでした。

フェゲロア家本流を書きたかったのではなく本番はここからです。
今年も5月に1試合し、サンタクルスやゲルボンタ・デービスに言いたい事だけアピールし再び静かになったゲイリー・アレン・ラッセルJrですが、31歳の彼はいよいよ本気で、サポートしてくれないPBCを出てフリーに。DAZN等と交渉中という。サンタクルスもPBCなのに全く統一戦に向かわないからね。

井上尚弥の本当の脅威、スピードで敵わないかもとおもわせる唯一の男と評価していますが、このラッセル家本流もまた独特です。

7月13日に弟のアントニオ(バンタム級)アントゥアン(スーパーライト級)が揃って試合しきっちり全勝をキープしているのですが、この兄弟に限ってはちっとも話題にならないし世界ランクも上がらない。戦績に比例せず未だ格下、弱い相手と戦っているからかもしれないが、ラッセル家はなかなか表舞台に出て来ない。

特に一番下(かどうかわからん)のアントゥアンはリオ五輪代表にして金メダルのファズリディン・ガイブナザロフに実質勝っているほどの逸材で、超戦国のスーパーライト級で個人的に一番評価している選手なのだが、ランクも人気も一向に上がらない。(ガイブナザロフは規格外の長身、マイカル・フォックスにプロで敗れた。フォックスはプロスペクトのショージャホン・エルガシェフも苦しめエルガシェフの破竹の勢いを停滞させている。)

そんな兄弟の試合を。
といっても13日の試合映像がないので、別のものを。

ゲイリー・アントゥアン・ラッセル 23歳

先日見たスーパーライト級のプロスペクト、サブリエル・マティアスとマキシム・ダダシェフに足りないと感じたスピードと反射神経をアントゥアンには強く感じる。10戦10勝全KO。未だ格下、雑魚戦ばかりなのでそろそろ上のレベルに上がってくれないかな。レジス・プログレイスを頂点に猛者がわんさかいる世界のスーパーライト級戦線に置いて一番の脅威だとおもっているのだが、この相手ではわからない。

ゲイリー・アントニオ・ラッセル 26歳

戦績は15勝11KOだが路線はアントゥアンと同じ格下ばかり。ラッセル家に加えてもわからないくらいの俊才、トラメイン・ウィリアムスがアマで勝ったゲイリー・ラッセルというのはアントニオの事だ。バンタム級なので我らが井上尚弥の好敵手だが一向にランキングは上がらない。

フェザー級世界王者のアレン(これがミドルネーム)より背が高くリーチにも恵まれているがバンタム級。兄弟に比べややスピード、瞬発力に欠けるが完成度は高く、アマの実績をみてもステフォン・ヤングよりは上だろう。

フェゲロア家に比べて、黒人特有のアジリティに特化したスピードスターの王道を貫くラッセル家、家族の敗北はアレンのロマチェンコ戦だけという脅威の勝率を誇るが、独自の家訓でもあるのか、試合は少な目で慎重なキャリア。PBCに所属はしていても全く宣伝されない。

王座に挑戦し、活躍し、引退する時期まで完璧に計算してるかのような地味で着々とした足取り、これが家本流の方針なのだろうか・・・

ついでにおまけで日本の井上家本流・・・

こちら、兄の尚弥はP4Pにも顔を出し、世界のスターダムを駆け上がろうとしているが、弟の拓真は試合枯れでいきなりウバーリ⇒ネリーに向かう可能性が高い。どちらも現状不利だろう。キャリア構築や試合ペースまで、本場ラッセル家を見習わなくていい。

勝手に家本流と名付けたが、どのお父さんも頭脳明晰で素晴らしい。

父真吾氏、19歳で夜遊び卒業「自分より家族」で悲願 - ボクシング : 日刊スポーツ
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WBC世界バンタム級5位の井上拓真(23=大橋)が3-0の判定で同級2位タサーナ・サラパット(25=タイ)を下し、暫定王座を獲得した。現WBA世界同級王者の兄… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト ...

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もっと長くいい記事があったが失念しました。
アマ2戦2勝、井上真吾という無名のモンスターボクサーが昔いたのかもしれない・・・

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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