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議論にケリをつけろ/コバレフ、ロマチェンコ、ローマン、スペンス、ベテルビエフ、井上他

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昨日のボクシングのMVPはバージル・オルティスであり、オルティスVSオロスコが最高だったが、話題としてはロベイシ・ラミレスのデビュー戦敗北が上回ったように、ボクシングというのはつくづくアップセットが一番のカタルシスであり、興味深い対戦の中でどちらかが圧勝し議論にケリがつく瞬間こそ最高だなぁと感じたり・・・今後のスケジュールで、そんな試合を妄想してみました。

8/17 エマヌエル・ナバレッテVSフランシスコ・デ・ヴァカ

この試合の焦点はずばりナバレッテが本格的な王者であるか否か、アイザック・ドッグボーとの2連戦では粘り強さ、懐の深さ、ゾンビなタフネス、やりにくさなど一筋ではいかない強さを感じましたが、ここを圧勝するようだとスーパーバンタム級1位評価だ。(リコンドー除く)フランシスコ・デ・ヴァカという選手の実力がわからないが、全勝のメキシカンなので弱いという事はないだろう。しかしKO率が低い。

8/24 田中恒成VSジョナサン・ゴンザレス

WBO本部のプエルトリコが送る1位の指名挑戦者、ジョナサン・ゴンザレスはアマの実績もしっかりしており弱くはないだろう。しかしかなり小さく過去の敗北をみてもテクニシャンとして警戒はしてもパワーは脅威ではない。打ち合いの激闘、接戦が続いた田中はスピードを駆使して打って打たれない試合をしたいと言うが実行できるかどうか。ダラキヤンやムザラネなどとの統一戦は微妙に避けて、ここをクリアしたらまた階級を上げてしまいそうだが、本当に観たいのはそこであり、31日に行われるチャーリー・エドワーズVSフリオ・セサール・マルチネスほどリスキーな試合ではないというのが本音

8/24 セルゲイ・コバレフVSアンソニー・ヤーデ

楽しみで読めない試合といえる。タイミングとしては次期怪物候補のヤーデが新時代を築くきっかけになりそうだが、この男がホンモノなのか試される試合だ。ここまで見事なまでにテストされた試合がなく全勝。あそこまでの筋肉の鎧はたいてい打たれ脆い。王者のコバレフには美味しい話が今後も続く。ここは落とせない。
かつては階級ナンバーワンの剛腕、殺人パンチで恐れられたコバレフは年齢やボディに難があるとみられカネロやその他ランカーにターゲットにされる存在になってしまった。加齢とともに判定上等のテクニシャンに変貌しているのも怖さのメッキが剥がれた証だ。
個人的には今でも速攻KO、殺人型でいて欲しいのだが・・・
プロスペクトの真価が露呈する試合。

8/31 ワシル・ロマチェンコVSルーク・キャンベル

ロンドン五輪金メダル対決も評価、実績はかなり異なる両者。キャンベルとしてはかなり極端な事をしないと勝てない絶望的な世界戦といえそうだ。しかし開催地はキャンベルの英国で、両者の身長差、体格差はかなりある。ここまで大きな選手とプロで対戦経験がないとおもわれるロマチェンコはどうやって攻略していくのか。キャンベルの戦略に注目。

8/31 チャーリー・エドワーズVSフリオ・セサール・マルチネス

ボクサーVSスラッガーの注目対決。エドワーズよりセルビーが相応しいとおもうがマルチネスはそのセルビーをノックアウトして権利を掴んだ。同じ手が通用するのか、エドワーズが徹底して逃げるのか。王座を脅かすリスキーな防衛戦。判定だとエドワーズだろう。

9/13 ダニエル・ローマンVSムラトジャン・アフマダリエフ

負けそうで負けない地味強2冠王者のローマンにプロ6勝5KOしかないトップアマのアフマダリエフが挑む。リオ五輪組最初の世界王者なるかアフマダリエフはここまで順調だが、昨日のロベイシ・ラミレスにリオ五輪では負けている。その他トップアマとしての直近の戦績は23勝3KO14敗なのだ。絶対的な怪物とはいえない。
ローマンはボディを活路にしたインファイトしかないとおもうが、口だけで実現しない他の王者よりすんなり統一戦をし指名挑戦からも逃げない姿勢は好感が持てる。しかしTJドヘニーとほぼ互角だった内容からしてアフマダリエフを破るのは厳しいかも・・・
プロ王者とトップアマの早すぎる世界戦の結論が出る。

9/28 エロール・スペンスJrVSショーン・ポーター

過去のレジェンドに比べ、エロール・スペンスがウェルター級の絶対王者と言うにはまだ早い。そんなに凄い対戦相手とキャリアを残してきたわけではない。まだこれからだ。接戦の実力者ポーターを圧倒してはじめて抜き出た王者と言えるだろう。スペンスが圧勝するのかポーターが食い下がるのか。

10/18 アルツール・ベテルビエフVSオレクサンデル・グヴォジク

やっと実現した統一戦の一角。王者たるものこういう闘いに挑んで欲しいものだ。強引だが剛腕で全てを片づけてきたベテルビエフがグヴォジクも呑み込んでしまうのか、本当に洗練された技巧はベテルビエフの強襲に上手く対処し攻略してしまうのか、全勝の王者同士のプライドをかけた戦い。こういうのがボクシングの本来あるべき姿。

11/7 井上尚弥VSノニト・ドネア

そして日本人マニアにとってはここが今年の終着点、区切り。これより盛り上がる世界戦はもうない。心理戦はもうはじまっており、今後色々な事が書かれるだろうが、現在の実力、決勝までの勝ち上がり方をみても井上が過去2戦のようなコンディションを作り、真吾トレーナーをはじめとする陣営の分析がはまれば問題なく井上が勝つだろう。速攻決着を意識することなく自然とそうなるのが理想だ。

WBSS大丈夫なんすかね。

ああでもない、こうでもない、ウダウダ、グダグダな議論に白黒つける完全決着をどの試合にも望みます。

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プクー

プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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