メインはタイソン・フューリーVSオット・ワーリンだが、個人的メインはこちらである。ナバレッテVSドグボエはサルバドール・サンチェスVSアズマー・ネルソンのようだったと感じるが、ナバレッテというのはどこまで強いのだろう。エロルデの勇気にも期待する。
1 | 2 | 3 | R | |
ナバレッテ | 9 | 10 | 10 | 29 |
エロルデ | 10 | 9 | 8 | 27 |
こちらの方がムンギア興行より好ファイトが多い。
見た目は弱そうにみえるエロルデだが32歳でナバレッテより8歳上だ。大人の逞しいファイトをみせてくれ。戦績はともに28勝1敗あぁ、ムンギアと被りそうだ。
1R
体格は同じくらい。
なぜかナバレッテの方が大きくみえる。
ゆったり自信満々に迎え撃つナバレッテに、エロルデのコンパクトな左フックが当たった。
エロルデは細かく連打することで対抗していこうとしている。
フィリピン人だからパワーがあればいいが・・・
エロルデ10-9
2R
余裕こいて強引なところがあるナバレッテは狂暴で頑丈だが隙はある。
ナバレッテの伸びるパンチの迫力にタジタジになる場面もあったが
よく打ち返しているエロルデ。しかしナバレッテの勢いが増してきた。
ナバレッテ10-9
3R
エロルデはフィリピン人ボクサーにしては固いところがあるが
強い意志をみせナバレッテに連打を浴びせていく。
しかしパンチが伸びて貫通力があるのはナバレッテ。
ナバレッテの左フックで足が揺れたエロルデにスタンディングダウン
もう鼻血でしんどい。
ナバレッテ10-8
4R
決めに来たナバレッテの荒っぽく狂暴な右フックでよろめいたエロルデをレフリーがストップ。
ちょっと早いストップだが趨勢はみえていた。
ナバレッテ4回TKO勝利
もう、ちょっと大物王者、特別な王者の風格がある。
ホセ・ペドラサVSホセ・セペダ
マニア注目の試合。実績からすればペドラサだが、普通にスピードと技巧でセペダが上にみえる初回。不遇のセペダが見直される試合になるか、かなりの技術戦。ペドラサに打たせてカウンターを当てるセペダ。積極性ではペドラサで正確性でセペダ。ダウンなど明確な差が欲しい。サウスポーに変えたペドラサの積極性がいいようにみえて、受け身だけどセペダの方が正確だ。セペダは右利きのサウスポーなのかな。左の精度、威力が低い。チョコンと当てるパンチが多く、ジャッジがどちらを優勢にみえてるか全くわからない。セペダが上にみえるけどなぁ。解説は77-75でセペダだが、8回はペドラサがよかった。セペダは見過ぎ。軽いジャブを食う。もっと積極的に残りをとれば勝てる。右は上手いが左の引き出しが少ないな。高度な技術戦だったがセペダが上回ったようにみえた。
97-93×3 セペダ
よかった。世界王者級の実力はある。しかしスーパーライト級は険しい。
カルロス・クアドラスVSホセ・マリア・カルデナス
クアドラス、バンタム級では冴えない。テクニックで多少リードしているかもしれないが、拮抗しており、細身の相手の方が元気で全然効いていない。フィジカル負けしている。負けてるかもしれない。たぶんクアドラスの仕上がりが中途半端なのだろう。
95-95
96-94
96-94
ギリギリでクアドラス勝利。もう過去の人かもしれない。
ガブリエル・フローレスJrVSミゲル・アンヘル・ペレス・アスプロ
フローレスJrはライト級のプロスペクト(14勝6KO)だが、12勝8敗の格下相手に接戦。まとまっているが、ライト級の他のホープほど決定力がない。判定。