これもLIVE観戦できませんでしたが、なんや、モロニー完敗やんけ。
オフィシャルスコアは競っており、11ラウンドのダウンが決め手のようだが、某サイトによると大差。
個人的にも中盤から後半はフランコがほぼ凌駕している。
技術的には拮抗、シーソーゲームだが、フランコの方がフィジカルが強く一歩も引かない。そんなフランコの体力にモロニーは屈した。アップセットではなく実力差、地力差だろう。
ジョシュア・フランコは特別なファイターではないとおもうが、レイ・バルガスと判定まで粘ったオスカー・ネグレテと3戦して1勝2分とタフで気持ちの強い選手だった。簡単に寝る選手ではない。それを倒す、あるいは大差で退けるのは難しいだろうという予感があった。
アマでは格上だったニコ・エルナンデスや、互角のネグレテも複雑な気持ちだろう。
軽量級にはチャンスに恵まれないだけの実力者、プロになれないトップアマはたくさんいる。
モロニーは、日本人の井岡や田中にも通じる、繊細でテクニカルなキレイなファイターだが、パワーや爆発力、迫力がなかった。フライ級の世界王者の方がパワフルなのではないか。
先日のジョシュア・グリアVSマイク・プラニアに続く番狂わせの結果となった。双子の兄、ジェイソン・モロニーは相手が変わり、さすがにアップセットは続かないとおもうが、苦戦はするだろうな。予定通りオスカー・ネグレテだったらなぁ。
己を過信するなかれ、ランキングや評価などあてにならない。
これが本場のボクシングだ。
まさに、ポスター通り
THIS IS BOXING
第二王座だが、WBAスーパーフライ級王者(スーパーはロマゴン)は誰も認識する前に陥落、ジョシュア・フランコという新王者誕生となった。