またこの話題ですが、海外でしきりに言われるのがNEXTパッキャオというフレーズなので、井上、アンカハス、シーサケット、彼らのいずれかがそう言われるのは確実です。ガチこの舞台に参戦し白黒つけた者が・・・
誰だかわかりませんが、専門家が専門家に聞いたインタビューみたいなものです。
シーサケット、井上、エストラーダ、クアドラス、チョコラティート、彼らの仲間にもう一人加わりました。それは”プリティボーイ”ジェルウィン・アンカハスです。
シーサケット、井上、エストラーダ、クアドラス、チョコラティート、彼らをけなすわけではないし偉大なファイターですが私はアンカハスが彼らを打ち破ると本気でおもっています。今のSフライ級ウォーズに本当に興奮しています。アンカハスには衝撃を受けずにはいられません。スピード、技術、残忍なパワー、サウスポーである事、コンランへのボディパンチは異次元でした。コンランが本当に痛そうで苦しそうでした。
- コンランの最初のダウンは何だったのですか?パンチですか怪我ですか?
- コンランはベストな挑戦者でしたか?
- シーサケット、井上、エストラーダ、クアドラス、チョコラティートに対しどのような試合をしますか?
- アンカハスはNEXTパッキャオですか?
まずは深呼吸しましょう。
まず、コンランに対しアンカハスは圧倒的でした。しかしコンランはこの階級で10指に入るほどの手ごわいボクサーではありませんでした。
アンカハスは間違いなく、上記にあげた5人のボクサーに勝てるポテンシャルを持っています。特にここ15戦は圧倒的です。マックジョー・アローヨからタイトルを奪った試合も含めて。彼にはどこでも誰とでも戦う勇気があります。
そして今25歳で全盛期です。明るい未来が待っています。貴殿の言う通り、上記5人(ロマゴンでなくヤファイ)に加わった新たな6番目の候補です。クアドラスやヤファイよりは既に上であるとおもっていますが。
アンカハスにとっての強敵は井上、シーサケット、エストラーダの3人だけだとおもっていますが、アンカハスはきっといい戦いをするでしょう。メキシコのベテランと英国の才能、クアドラスとヤファイが戦えばいいんじゃないでしょうか?
コンランの最初のダウンは何だったのでしょうか?
テンプルに食った右フックが遅れて効いたのだとおもいます。
アンカハスはNEXTパッキャオですか?
そうはおもいません。
パッキャオは適切な相手、タイミング、運が重なり、唯一無二の才能でした。しかしアンカハスとパッキャオを比較するのはわかります。アンカハスはあのパッキャオがプロモートするボクサーでありスタイルにも類似点があります。アンカハスは若かりし頃のパッキャオほどダイナミックではありません。パッキャオほど速く爆発的ではありませんが、パッキャオがスーパーバンタム級で台頭してきた頃より安定感があります。若かりしころのパッキャオより、技術的には成熟しており、いいジャブが打てます。アンカハスはリラックスしてアウトボクシングができるが、相手を効かせると獰猛に襲い掛かって相手を仕留めることができます。
ふーん、モヤモヤが残る言葉だなぁ。
日本じゃなく海外でこんなに盛り上がっていますので、実現すると信じましょう。
後は、シーサケットVSエストラーダ以外、どんなマッチメイクか、だけです。
シーサケット
エストラーダ
井上
アンカハス
ヤファイ
ロマゴン
の名前があがっているので、もうトリプルヘッダーは完了ともいえます。
さらにクアドラスやビロリアも手をあげているならそれはもう予備カード扱いです。
ロマゴンがヤファイとやりたいとも、次にいきなりタイトル挑戦はせず、ノンタイトルと決めたと言われていますが、クアドラスもビロリアも手合わせ済みです。
どんなマッチアップになるのでしょうか?
個人的には井上が頂点に輝けるとおもっていますが、本当にこのレベルの対戦相手は未知の世界なので、キャリアに注目するなら、マックジョーも下したアンカハスに劣るかもしれません。
井上が一瞬にして認められたのはアントニオ・ニエベスなのだから・・・
キャリア
シーサケット
エストラーダ
アンカハス
予想
井上
シーサケット
アンカハス
根拠は、3者ともKOパワーは持っている中で井上が一番速いから
だけです。
コンラン戦のアンカハスのパワーには驚きましたが、コンランってああいうリアクションをよくするんだよな。ダウンしといて、チクショーとマットを叩くような・・・上記誰とやってもああなったとおもわれ・・・
ギボンズ(仲介人)
「キャリアの早い段階から我々は言っていました。ジェルウィンの未来は明るいと。パッキャオの下で、ゾウ・シミンのいるマカオの下で戦っていた頃から根拠はありました。」マクジョー・アローヨ戦は大きなテストでした。彼は5指に入る強い王者でした。しかしテストは成功しました。
(そんなに評価された王者ではなかった。何より試合枯れが目立った)その後、成長を続け盤石の3度防衛に成功
「コンラン戦でも著しい成長をみせました。アンカハスがNEXTパッキャオだとは言いませんが、最も近い存在である事は間違いないでしょう。来年はジェルウィンをスーパーフライのトップ5に入れたいです。
シーサケット、エストラーダ、井上、皆素晴らしい最高のファイターですが、私の選手ではないのでわかりません。私には目の前の敵を倒してみせるジェルウィンこそが素晴らしくみえます。
来年のスーパーフライに参戦する事が可能ですが、パッキャオやマネージャーのヒメネスと話し合って決めます。2018年、自信を持って送り出せる輝かしいフィリピン人ボクサーがここにいます。マニーのようにアメリカに進出する機運が今まさに開かれています。ファンが望むことであり、ジェルウィンにとってもいい事です。」