それぞれの未来/スーパフライ

やはり、記者、ファンの妄想、願望が炸裂しています。

小さな男たちは再び熱狂をもたらした。
HBOがロマン・ゴンザレスに投資した種はブドウ畑で果実を生み出しました。チュコラティートVSクアドラス、シーサケット戦は、クアドラスVSエストラーダ、エストラーダVSシーサケットに結実しました。WBO王者の井上尚弥がバンタム級に転向した事で、シーサケットこそがこの階級の主役、ラスボスといえます。チュコラティートとエストラーダを破ったのだから当然といえます。

シーサケットの未来

1勝3敗1分からスタートしたシーサケットは2014年に唯一カルロス・クアドラスに敗れただけです。その試合は、シーサケットがクアドラスを痛めつけており、負傷判定でなければ結果がどうなっていたかはわかっています。シーサケットはエストラーダとの再戦に向かうかもしれません。SuperFly3でも歓迎です。土曜の夜の試合は素晴らしく、引き分けでもおかしくない焼けるような戦いでした。しかし、エストラーダではなく、シーサケットがバンタム級に誘惑されるという選択肢はないでしょうか?多くのファンは、日本の井上尚弥との試合が観たいのです。恐らく井上は年末までにはバンタム級でタイトルを獲得するでしょう。その王座に挑む。今のところ、シーサケットの功績は、かつてパスカル・ペレスとファイティング原田を破ったポーン・キングピッチとどちらが偉大であるか議論されています。

エストラーダの未来

彼もまた素晴らしい未来が待っています。13,14,15ラウンドあればシーサケットをノックアウトしていたかもしれません。タフな試合をする彼はこの日の敗北で打ちひしがれることはありません。彼はスマートなボクシングをします。スマートなボクシングは、爆発力不足かもしれませんが、、確実に数ラウンドを支配します。ラストラウンドの3分は素晴らしいパフォーマンスでした。再戦でリベンジする可能性があります。しかしその機会がただちに訪れないのであれば、マクウィリアム・アローヨと戦ったり、シーサケット以外のベルトを求めることも可能です。それは個々の選択ですが、ベストは今後の進路を早く決める事でしょう。

一応、ボクシングライターを生業にしている記者の立場からの身勝手な妄想ですが、つまりは

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これと同じです。

エストラーダとの再戦でもいいけど、本音はシーサケットVS井上尚弥が観たい。
エストラーダはアローヨとやればいい。

こう考えている人が多いみたいです。

しかし、2年のブランクを経て、クアドラスという難敵に勝ち、シルバーベルトと挑戦権を得たアロヨが、ベルトもかからずエストラーダと戦うリスクをとるのか、エストラーダも同様、王者になる、シーサケットに雪辱する事だけがプライドだとおもうので、ファンの思惑通りにはいかないだろう。

既に成功したSuperFlyはシーサケットVSエストラーダの再戦をメインに3が前向きに検討されているという。選手個々のファイトマネーが安く済んだから成り立ったともいえる興行ですが、もはや同じようなファイトマネーでは成り立たないだろうし、シーサケットVSエストラーダの再戦だけではインパクトが弱い。アロヨやニエテスを加えるならば、いよいよ他団体王者、アンカハスやヤファイを加える必要があるだろう。Supeflyと銘打っても、王者はシーサケット一人だけだった。WBAもIBFもWBOも参加していない。

今後、空位となるであろうWBO王座がひとつのカギであり、どんなマッチメイクが実現できるかに注目したい。比嘉が参戦するのであれば、誰とどういう形になるかなど・・・妄想もいいが、シーサケットがバンタムに上げようが、ベルトは埋まっており、恐らくせいぜいが、井上尚弥が獲得するであろうWBAの第二ベルトだけなはず。

ファンの望む本音の試合が実現するのか
団体のルールや各陣営の思惑に左右されるか

今後も目が離せません。

何より、軽量級なのにこんなに盛り上がったのがよかったです。勇気があり、試合がエキサイティングであれば階級や国籍は関係ないのでは?

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