清水智信VSテーパリット・ゴーキャットジム

この試合、ちゃんと放映されるかな。一般の方にはわかりにくいでしょうが清水が本来王者です。世界を獲った試合で怪我をした間に日本の暗黒一家の策略で二男と暫定王者(世界一位的位置づけの選手)テーパリット・ゴーキャットジムが王座を争い、清水は休養王者という立場に落とされてしまったのです。

なのでこの試合は王者VS王者の戦いであります。

清水23戦19勝(9KO)3敗1分は日本のトップアマ出身、基本に忠実なアウトボクサーです。元々一階級下のフライ級のボクサーで名王者ポンサクレックに負け、内藤には逆転KO負けしています。3度目の世界戦で日本人の壁であったメキシコのベテランウーゴ・カサレスを破って王者になりました。
[youtube-list keywords="清水智信"] 対するテーパリット18戦16勝(10KO)2敗はタイの若い新米王者、皆二男との戦いでよくやった、まじめに勝利してくれたと褒め称えていましたが、実はその前の試合、フィリピンの強打者ドリアン・フランシスコに勝った試合が出世試合でした。


このドリアンという選手が王者最右翼で派手なKO勝ちを連発していたのでこの男が王者であったら暗黒一家もスルーしていたであろうとおもいます。
ドリアンを破った試合は若さを武器にガンガン前に出て顔面にいいパンチをビシビシ決めてダウンも奪いました。
二男との戦いでは亀の甲羅ガードもあったのかもしれませんがボディとテクニックで地味に攻略といった印象でした。
もっと顔面ガンガンいけよとおもっちゃいました。

テーパリットは浅いキャリアでの敗戦を糧に今まさに急上昇に力をつけてきている若武者といえそうです。これからの選手です。
対する清水は技術は完成されています。体力、パワー、老獪さがまだまだ発展途上という感じか。

この試合は攻勢、手数でグイグイ攻めるテーパリットを清水がどう迎え撃つかという展開になりそうです。
怪我からの復帰でいきなりこの相手はきつい、かなり厳しい予想もきかれますが、自分は清水を支持したいとおもいます。

老獪テクニシャンのカサレスを破った清水、かつての清水ならこの相手の壁は超えられなかったであろう。
アウトボクサーとはいってもジャブの的確さ、手数、攻めるときは攻めるなど逃げの姿勢は一度もみせませんでした。苦しい時も挽回してみせました。

体格は清水の方が大きいし長期休養でこの階級にも慣れ、ただのアウトボクサーからパンチもあるテクニシャンに変貌していると期待します。

まぁ、先日のスリヤンしかり、テーパリットはタフでしょう。中間距離で不利とみるや突貫スタイルでガンガン打ち合ってくるでしょう。
それでも内容まで先日と同じ、清水はそんなタフファイターを堂々迎え撃って二男と違うスキルをみせて跳ね返す

そう思い描いています。

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