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マネーは唸る。シンガポールより、終わりのはじまり/シーサケット・ソールンビサイの新たな道

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海外ボクシングマニアなら、この大きな波、うねりをヒシヒシと感じていた事でしょう。

シンガポールのONEチャンピオンシップはボクシングビジネスで大きな契約をした。タイの英雄シーサケット・ソールンビサイは10月6日にバンコクで開催される試合で防衛戦をする予定です。

ONEチャンピオンシップ
「キングダムオブヒーローズという企画があります。格闘技の祭典です。今回はゲージではなくリングを用意し、メインイベントは米国でブレイクして以降、地元で戦っていないシーサケットが出場します。」

シーサケットはその前に7月21日ヤンギル・バエを相手に試合を予定している。(ノンタイトル戦?)

ナコンルアンプロモーション
「我々の仕事は情熱と愛によって推進されてきました。最も大事なのはボクサーとその家族に人生を変えるチャンスを提供することです。それぞれにストーリーがあり、世界王者になるという夢があります。ONEチャンピオンシップと組むことができて光栄です。こんなに大規模なイベントはありません。10月6日に歴史がはじまります。」

シーサケットの対戦相手は後日発表されます。WBCルールでは15位以内のランカーの中から選出される事になります。2016年12月以来、タイで試合をしていないシーサケットは2年ぶりに地元で試合を行います。

シーサケット
「2年ぶりに地元で試合ができてうれしいです。ONEチャンピオンシップに加われて光栄です。ホームのファンの前で防衛する決意です。」

5月に長年のガールフレンドPatchareewan Kanhaとのいざこざからは立ち直ったようだ。

ナコンルアンプロモーション
「対戦相手は指名挑戦者ではなくWBCが認めた者から選ばれるでしょう。誰がシーサケットに挑戦する勇気があるかによります。まだ時間はあります。タイの国民にとって夢のような時間になるでしょう。」

シンガポールのONEチャンピオンシップというのは恐らくこれの事です。

総合格闘技メインですが、15日に行われるマレーシア興行といい、シンガポールといい、金融都市の躍動、金満ぶりは止まりません。演出もお金も、もう日本を超えているでしょう。

時代は変わりました。

パッキャオ効果でフィリピンには若い才能があふれており、第二のパッキャオになったシーサケットに沸くタイもそれに続きます。それらアジアの世界的英雄を地元はもちろん、マレーシアやシンガポール、中国、香港、マカオの金持ちが観戦してカタルシスを得るのでしょう。レックス・ツォーはフェイドアウトしましたが香港のボクシング熱は依然として熱いといいます。中国ではプロ1勝でタイトルに挑む、ネクストゾウシミンのルー・ビンなどもいます。その他強いアマチュア、プロ予備軍も増えているでしょう。

我らが日本にも井上尚弥という英雄がいます。彼はそれよりスケールの大きな舞台に進出します。

日本に引きこもる、米国依存のボクシングも変わる時なのかもしれません。井上の舞台は特別ですが、そこが無理なら他の日本人はせめてアジアに打って出るべきです。

ウズベキスタンなどの中央アジアも自国で成り立たない強豪はシンガポールを中心にアジアに活路を求めて進出しています。南国つながりでアフリカの選手も進出してくるかもしれません。

サッカーもWBSSもロシア
シンガポールを筆頭にアジアの台頭(日本は衰退)
得体のしれないMTKという組織
ライブストリームの進化

ドン・キングやボブ・アラムなどとニコニコ2ショットで飼われている時代はそろそろ終焉するのかもしれません。
シーサケットのいないSuperFly3は厳しいものとなるでしょう。

格闘技は新たな時代、波が来ているといえそうです。
マネーが唸っています。
日本はその波にどう対処するのでしょうか。

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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