
マニア心をくすぐる試合が決定した模様
11月26日(現地時間)英国・マンチェスター
ルイス・コンセプシオン(パナマ)VSカリド・ヤファイ(英)
ヤファイはまだ10位なので義務でもないし、大晦日に井上かとおもってましたが、コンセプション、精力的だし誰とでもやる漢だな。
日本よりお金がよかったんだろう。
Sフライではロマゴンよりも小さくパワーも目減りして怖さの減った感のあるルイコン。
河野との接戦により日本人が争奪戦に入るかとおもわれましたが、さすが勢いのある英国。
この試合はアンソニー・ジョシュアのアンダーカードだそうでそりゃ日本の島国マネー、交渉力をもってしても負けるわな。
ヤファイはSフライのランカーではもっとも不気味な存在。
以前も取り上げたが、だからこそ日本ではやや黙殺された存在だった。
ハメドと同じイエメンにルーツを持つ英国人でアマエリート。
世界ジュニア金メダル
2008年北京オリンピック代表
2010年ヨーロッパ選手権銀メダル
プロでは19勝13KO無敗
当然、井上拓真より実績もキャリアも上。このくらいが世界挑戦レベルだ。
https://youtu.be/oTSYsaLuCs4
https://youtu.be/rRstM9nbUX4
もう27歳だから若い、青いということはないかな。
最近はKOも多く世界挑戦にあたり十分なキャリアといえそうです。
井上ほどの機動力は感じませんが、アマエリートらしく俊敏で軽快で文句ない上手さ、強さです。
特にボディ打ちが上手いです。
ルイス・コンセプションにとっては試練といえる相手でしょう。プロの厳しさやプロ特有のハードパンチを打ち込んで、キャリアの違いを見せつけて欲しいところですが、河野より確実に速くて上手い相手です。階級にフィットしているのもヤファイの方だろう。
若干拳の怪我で悩んだ時期もあるそうなので試合中の故障が懸念されます。
どこか、先日のジョンリエル・カシメロVSチャーリー・エドワーズのような、アマの俊才がプロの怪物に潰されることを期待してしまうが、ヤファイの方がキャリアもパワーも年齢もエドワーズに比べ油ののった大人のボクサーなので、コンセプション攻略も大いに考えられる。
7-3くらいでヤファイ有利なのではないだろうか?
まだ、本当の意味では全く試されていないヤファイですが、ルイコンに圧勝して戴冠するようだと、ロマゴンやエストラーダも参戦したこの階級が激アツになりますね。Sフライにフィットした彼が最強なんてことも将来はあるかもしれません。
少なくとも日本に呼ばれない真のヤバイ系ランカーだといえます。
ただ、河野とあんな激闘した後にコーナー上段から何度もバック転するルイコン、体力や反射神経はまだ落ち目とはおもえないんだよな。
普通なら一回転もできないどころか、かかと、膝を壊しますって。
30歳・・・磨けばもっと強くなる才能の塊なんだろうけど・・・
ルイコンに振られた井上
コラレスに振られそうな内山
それでも大晦日のTV出演が義務なのだとしたら一体誰で茶を濁すことになるのでしょうね。
石田が一位になるそうですが、あのジムでは井上はスルーでしょうし。
盤石の勝利でお茶の間も満足、幸せな正月をってな恒例行事になっちゃうんでしょうか?