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今再びのSuperFlyとジェルウィン・アンカハスの苦悩

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前回の記事で、スーパーフライ級の役者は揃ったと書いたが、果たして一番強いのは誰だろう?

ジェルウィン・アンカハスにとって、先週土曜日のローマン・ゴンザレスのパフォーマンスは時間を遡ったような印象だった。チュコラティートは昔の彼のようであり、無敗のWBA王者、カリ・ヤファイをアッパーカットと絶妙なポジショニングで打ち負かした。

アンカハス
「チュコラティートに敬意を表します。私にとっては昔の彼と変わりなかった。彼らしいスタイルでした。コンビネーション、動き、スタミナが見事でした。」

アンカハス(32勝22KO1敗2分)はフィリピンのトレーニングキャンプ地でこの試合を観戦した。ローマン・ゴンザレスのスタイルは勇敢でアグレッシブなもので、かねてから対戦をずっと願ってきた。

しかし、試合がいつか実現するとしても、アンカハスは辛抱強く待たなければならない。

アンカハス(28歳)は2年前に10回TKOで下したイスラエル・ゴンザレスとの指名試合が指令されている。双方が期日内に合意に達せず入札が命じられた。期日は3月3日の正午に設定されている。

イスラエル・ゴンザレス(25勝11KO3敗)はアンカハスに敗北後、5戦4勝、カリ・ヤファイにも負けたが、採点以上の接戦でゴンザレスの勝利を支持する声も多かった。彼はランクを落とすことなく12月に日本に出向き、石田匠との挑戦者決定戦に勝利した。

ジェルウィン・アンカハスが恵まれないのは、フィリピン人である事、アメリカを主戦場にしているのに、イマイチパッとしないから知名度、評価が上がらないからだろうか。しかし数度の苦戦や期待外れを除けば、船井龍一戦など含め、やはりソリッドでパワフルなサウスポーのパンチャーぶりを発揮している。対戦相手の質に問題があるのかもしれない。

金銭的にはハイリスクローリターンな王者なのが、なぜか王者の統一戦線から度外視されている印象だ。誰もその名を口にしない。

前回の記事で、スーパーフライ級の役者は揃ったと書いたが、果たして一番強いのは誰だろう?

フランシスコ・エストラーダ
ローマン・ゴンザレス
ジェルウィン・アンカハス
井岡一翔
シーサケット・ソー・ルンビサイ
田中恒成
ドニー・ニエテス
アンドリュー・モロニー

恐らく、4団体統一が実現することはないだろうから、妄想だけ楽しもう。

個人的には、最良のコンディションと最良の戦術を駆使すればシーサケット。
次にドニー・ニエテス、大穴で一番速い田中恒成だ。

ローマン・ゴンザレスはたしかに素晴らしかったが、昔の彼と同じであり、彼はボディコンタクトするスタイルだ。この階級でヤファイは平気でもシーサケットやアンカハスのフィジカルパワーには分が悪い。

エストラーダとニエテス、井岡が頭脳的な引き出しの多いファイトをするが、パワーに秀でたものはない。アンカハスは肉体が強く勤勉でパワフルだが器用さに欠ける

などから、やはり、ロマゴン、エストラーダに3勝1敗のシーサケットが捨てがたい。というかただ好きなだけ・・・

そんなシーサケットは4月4日に中途半端な状況のアムナットと戦う。

アムナットはカシメロに負けてからライト級で五輪に出たり、那須川と異種格闘技をしたり、中国選手に負けたりしてきた40歳だが、本当の体重、本気の彼はどの程度なのだろう。30歳過ぎてプロになり王者になったくらいだから、年齢は参考にならないにしても、井岡に勝った俺だから、まだまだできると本気で仕上げてくればどんなパフォーマンスをみせるかはミステリーだ。

アンカハス・・・やりたくないだろうなぁ。
IBFは厳しいな。

せめて石田が勝っていれば・・・

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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