ミゲル・ベルチェルトVSオスカー・バルデス LIVE

Sフェザー級らしい体格とパワーを誇るベルチェルトを応援しているが、バルデスの方がエリート街道で、このメキシカン対決はよくわからない。激しい戦いになるだろう。順当であればベルチェルトのKO勝ちだとおもうんだけど・・・

123456789R
ベルチェルト
10
10
10
8
9
10
10
9
8
84
バルデス
9
9
9
10
10
9
9
10
10
85

1R

ベルチェルトが慎重でやや下がる。

自分の距離はキープしやや大振りのバルデスのパンチは届かない。

攻勢はベルデスでもヒットはベルチェルトか

ベルチェルト10-9

2R

シャクールやテオフィモも見守る。

今日のベルチェルトは丁寧で慎重だ。それが吉と出るか凶となるか。
わきの締まったワンツーくらいしか出さない。

しかしベルチェルトがプレッシャーをかけて前に出てきた。
バルデスには重そうなプレッシャーだがカウンターの名手でもある。
バルデスの顔が紅潮している。

ベルチェルト10-9

3R

両者慎重でコンビネーションが出ない。
プレッシャーはベルチェルト、返しのジャブはバルデス。

やはり少しバルデスはベルチェルトの体格とパワーに押され気味。

上手く戦っているがカウンター以外は危険なくベルチェルトが押している印象。
最後はベルチェルト得意のしつこいジャブでバルデスを追いまくる。

ベルチェルト10-9

4R

ベルチェルトがパワーで押しているが
いかにもカウンターを食いそうで、バルデスはそれを狙っていそう。

会場は自分と真逆で全部バルデス。
この違和感がバルデスにはいつもある。

バルデスのカウンター炸裂、ベルチェルトが腰を落とす。
フラフラで効いた様子。ダウン寸前。

グラグラのベルチェルトにレフリーがスタンディングカウント。
最後もバルデスが右を当てベルチェルトは陥落寸前でゴング

バルデス10-8

ベルチェルトの方が押していた気がするが
一発の左フックカウンターでもう絶体絶命。

5R

ベルチェルトは絶体絶命。
バルデスは力んで仕留めにかかる。

ベルチェルトの方がパワーはあるんだけど、打たれ脆い。
ディフェンスに隙がある。

ベルチェルトは回復しつつ、いつもの連打地獄で挽回していくしかない。
きれいなファイトをしていてはカウンターを食う。

ベルチェルトの方が意地で手数もプレッシャーも多かったが
効いているのもベルチェルト

バルデス10-9

6R

ベルチェルトの方が強そうなのに
効かされてフラフラで現地では圧倒的にバルデスだろう。

4回以外はそうでもないのだが、なぜかバルデスのフルマーク。

ベルチェルトはいつもの連打地獄で倒すしかないだろう。
バルデスも効いているはず。

押しているのはベルチェルトでも効果的なヒット、タイミングはバルデスなのかな。
ベルチェルトはダメージから少し回復し、バルデスを追いまくる。

再びベルチェルトペースになったような気がするが、ジャッジはわからない。

ベルチェルト10-9

7R

ディフェンスがいいのはバルデスで、攻撃の厚みがあるのがベルチェルト。
個人的採点は拮抗しているが、べルチェルトは倒すしかないだろう。

ベルチェルトが追いまくり、バルデスはかわしながらカウンター

ベルチェルトはいつもの追いまくり連打モード
ここで仕留めきるかカウンターを食ってぶっ倒れるかだろう。

会場はありえないほどにバルデス寄り。
そんなに差のある試合ではない。

ベルチェルトが全体的に押しまくっているが
力んで打ち返すバルデスのパンチも直撃している。

効果はバルデス
リングジェネラルシップで

ベルチェルト10-9

あぶなっかしいファイトだが、これしかない。

8R

バルデスを分厚い連打で捕まえられるか
逃げられてカウンターをぶちこまれるか
会場の採点ではベルチェルトに判定で勝ち目はない。

ベルチェルトが追いかけるが
バルデスがよく動いてカウンターを当てる。

ベルチェルトがしつこく追うが精度が悪すぎ
バルデスは劣勢にみえるが上手く戦っている。
しかしかなりきつそう。

バルデス10-9

9R

明らかに階級、フィジカルの違いを感じるが
要所で上手くまとめているのはバルデスで
ベルチェルトには逆転KOしかない展開。

ベルチェルトは追いかけて連打を打つが当たらない。

バルデスの反撃のビッグパンチが当たりベルチェルトダウン。
やや大味なベルチェルトの特徴がよく出ている。
バルデスの左フックカウンターが効果的。

ベルチェルトは大ピンチ

バルデス10-8

10R

個人的採点は拮抗しているが
バルデス圧倒的有利だろう。

ベルチェルトにはもうノックアウトしかないが
また左フックを食い、グラグラ。

ベルチェルトは鈍重に追うが
バルデスが強弱、リズムをつけて仕留めにかかっている。

ベルチェルトはバルデスのカウンターのかっこうの餌食になっている。
バルデスもしんどそうなんだけど、目の前の相手がグラグラに効いているから
頑張っている。

ゴング前、ベルチェルトが必死に連打したところに
バルデスの大きな左フックがきまり

ベルチェルト失神
ずっと失神している、かなり心配

少し懸念していたが、ベルチェルトは棒立ちで、硬く打たれ脆い、効きやすい面があり
バルデスは決してパワー型ではないが、その欠点をついてカウンターを合わせる柔軟さ、上手さがあった。

序盤で効かされて、そこからはいつものベルチェルトらしく追いかけまくったが
今までの相手とバルデスでは外してカウンターを打ち返す技術の幅が違った。
相性的には最悪だったかもしれない。

バルデスのベルチェルト対策を強く感じた。
ベルチェルト陣営はバルデス対策を外した。

レイノソチームは強い。

しかし殊勲のバルデスも、ジャーボンティーやシャクールの敵ではないようにみえる。

[st-card id=105784 ]

ロバート・イースターVSライアン・マーティン

ライト級なのに180センチな2人による試合。面白い組み合わせ。
Twitterのハイライトでしかみれてないが、イースターの方がイースタートっぽい。

エスキバ・ファルカオVSアルツーツ・アカボフ

村田に減点で銀メダルとなったファルカオも27勝無敗で未だ世界戦実らず。
対するは世界戦3度のアカボフ。ビリー・ジョーとアンドラーデに負け。
ファルカオのトレーナーはロベルト・ガルシア。

サウスポー同士、アカボフのボディ打ちがいいが、ロシアなわりにはパワー型ではない。
ファルカオは攻防兼備のテクニシャンだがパワフルではない。

ファルカンが理詰めに攻めてTKO(負傷棄権?)

世界王者にももっと粘ったアカボフを序盤でTKOしたのはすごい。
が、みていなかった・・・

エルビス・ロドリゲスVSルイス・アルベルト・ベロン

10勝10KO1分

KOセンセーション、ドミニカのロドリゲスも注目のプロスペクト。とにかく倒しっぷりが凄い。
体格もよくSライト級は戦国だ。

アルゼンチンのベロンも骨のあるファイターで、戦績もよく好戦的だが、少しだけ距離が遠く届かない。
ロドリゲスは様子見だが、ジャブが伸びる。

ベロンは今までの相手と違い、実力があり、ロドリゲスのリターンも読んでしっかりブロックするので
勢いのロドリゲスは突破口が見いだせない。

アバネシャンVSケリーをみていてよく見てないが、ベロンペースにみえる。

なかなか突破口が見当たらないが
ベロンにパワーがなくロドリゲスは守備には余裕があり
少しづつパワーとアッパー等のヒットで上回るようになってきた。

ロドリゲスの正確性とパワーヒットが少しだけ上回ったか、
場合によっては引き分けもあるベロンの大健闘で判定となる。

ロドリゲスはトップアマ出身だが、キューバ勢にほぼ全敗しており
このあたりに限界があるようにおもわれる。

78-74
79-73
79-73

ロドリゲス

ダビッド・アバネシャンVSジョシュ・ケリー

アバネシャンが素晴らしい。

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コメント一覧
  1. ディフェンス重視していたら、メイやウィテカーみたくなる。
    リスクを背負って倒す、エキサイティングな試合をしていてあのディフェンスと見切りならパーフェクトなんじゃないかな。

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  2. 本当にディフェンスがザルなら何度かダウンしてるでしょ
    現にお世辞にもディフェンスがうまいと言えない田中や山中は結構ダウンしてるし
    後、カウンターが打てないとかは一体、井上の試合をどれだけ見たの?ってレベルですね

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  3. 井上はディフェンスマスターってほどではないですがザルでもないですね。
    辰吉をザルと言うならまだ分かりますが。
    多分白か黒か、0か100かの両極端でしか考えられない短絡脳なんでしょう。

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  4. 井上のディフェンスがザルとは思わないな。最小限の動きで相手のパンチに対処するタイプ。逆に拓真はしっかりディフェンスするよね。

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  5. 井上はスピードとパワーがスペシャル。ディフェンスはザルで、バルデスのような左右のボディワーク、カウンターはうてません。
    バルデスとやったら、カウンターの餌食です。

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  6. あんな風に、下がりながらパンチをボディワークでかわして、さらに致命的な左フックを炸裂させるとは、、、

    バルデス甘く見てたなぁ。凄い選手。

    スコットクィッグ戦で、根性あるのはわかったけど、物凄い量の練習してそうだね。

    尊敬するわ。

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  7. ナバレッテvs井上尚弥も、実現したらこんな展開になるのでは?
    勿論、バルデスが井上です。

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  8. 井岡田中もそうだけど、技術に勝る側が判定でなく倒して勝つって、見ていて気持ちが良い。
    その道のプロの試合を観てるんだから、こうでなくちゃ。

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  9. これも、井岡vs田中に少し似ているね。ベルチェルトは7キロも戻したそうだが、パワーゴリ押し作戦が外れ、カウンターの餌食に。冷静でスキルがある方が勝った。

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  10. レイノソはイスラエルサラスと同じく優秀なコーチだと今回の試合で確信にかわりました。
    相手の嫌がることを徹底して遂行する。相手の得意なパターンを封じ込める。これは、サラスもレイノソも徹底してますね。

    日本のボクサーで12ラウンドフルにつかって、ギャンブルをやらず緻密なゲームプランをたてるのがうまいのは井岡ーサラスだけですね。

    井岡は緻密なゲームプランを遂行できるスキルがあります。
    世界戦でスピードやパワーで圧倒しようという考えが甘く、パンチを出した後のディフェンスのごまかしかた、誘い方、対応力、修正力なども必要です。

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    • レイノソは黒いウワサもありますが、トレーナーとして間違いなく優秀ですね
      ついたボクサーがほとんどスキルアップしている

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    • レイノソ、自身にプロ経験ないのに優秀なトレーナーですね。ライアンガルシアのチャンネルなんかでよく指導風景が映ってました。加えてカネロが他の選手に与えてるアドバイスなんかも効いてると思います。(余談ですが:漫然と手数は出さない、ラウンド途中で休んでもいいから、イザ撃つときはキレキレに強く撃つのがカネロ流のようです。本人談)

      これでメキシコ肉抽出成分の件さえなければ。。。

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  11. バルデスはガードをしっかり固め、ダッキングしながら、左右にすばやく動きつつ、左右の強烈なカウンターフックをつかうと同時にクリンチで相手の圧力を止める。ベルチェルトのジャブにカウンターをあわせ、ジャブを封じる。完璧なゲームプランでしたね。

    ベルチェルトも三浦戦のように距離をとり足をつかう戦法に変えてましたが、時すでにおそしです。

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  12. マルチネスやネリー攻略にヒントになった試合ではないでしょうか?足をとめて打ち合うボクサーなどには滅法強いですが、ひきぎみにうまく距離をはずしながらカウンターを狙うディフェンスのよちカウンターパンチャーには実は弱いのではないか?
    彼らはタフでも、あれだけカウンターをコツコツあてられたら、倒れます。

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  13. ベルチェルは何をやってもダメでしたね。ベルチェルのポイントのラウンドもありましたが、二ラウンドあたりから、ベルチェルはバルデスにパンチの機動をよまれて、攻略されて、カウンターをコツコツあてられてました。
    4ラウンド、ベルチェルは右フックのカウンターで耳の後ろにくらって三半規管がおかしくなり、足が死にました。
    ベルチェルは少し回復して、ベルチェルがおしているようにみえましたが、バルデスがうまくひきながら誘い込んでいたんでしょう。
    あれだけカウンターがおもしろいようにあたるので、ベルチェルは実はカウンターパンチャーを苦手にしていたかもしれませんね。

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  14. レイノソ絡みの選手に憎しみを募らせすぎじゃない?
    他の選手は公正に見れてるけどカネロとか感情が入りすぎて全然正当に評価できてない。

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    • 憎しみではなく評価し難いといったところでは?
      フリオ・セサール・マルチネスも注目度は低いけど、メキシコ牛肉の人ですし。しれっと注意くらいで不問になったけど。

      ベルチェルトは完敗でしたが、まさか下のクラスでダウンしたり接戦してたバルデスにボコボコにされるとは。

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      • カネロやマルティネスに関してはおっしゃる通りです。
        しかし、バルデスやライアンまで同じような見方をするのはどうかと思います。

        いろいろ言われるレイノソですが、トレーナーとしての能力や4スタンス理論でいうB1タイプの選手との相性が抜群なのは確かです。
        ネリは不真面目なのもありますが、相性が合っていませんでした

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        • バルデス素晴らしかった。しかし、先日のラキモフvsジョジョの方がレベル高く感じた。あんなカウンターは食わないレベルだった。ベルチェルトが過大評価だった。

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  15. バルデスが活躍してくれることで、負けたセルバニアも強かったんだなーと思えて嬉しい

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    • セルバニアはカルロスカストロに完敗、ミゲル・マリアガも厳しい中、バルデスだけ幸せですね。

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      • ミゲルマリアガもバルデス相手にすごくいい試合しましたよね。あの試合はマリアガを応援してたけど。

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  16. 最近の記憶に残ったヤバイKOのされ方
    1.デービス対サンタクルス
    2.今回のやつ
    3.セペダ対バランチェク

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  17. 1Rからベルチェルトが左の差し合いで遅れを取るとは思いませんでしたね。バルデスは、ベルチェルトが無理に前に出てきた6R以降も連打を許さずやりたい放題でした。打倒シャクール筆頭です。

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  18. バルデスの父方祖父は日本人だそうです。
    今回の勝利でより人気が高まるでしょうが、シャクールに全て奪われてしまいそうです。

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  19. ベルチェルト応援してました、ざんねんです。
    ジャブのヒットより攻撃の厚みや攻勢をとって序盤はベルチェルトにポイントとみてたけど
    単調なところ狙ってタイミング掴んでたバルデスと流石のレイノソチームに脱帽です。
    今から考えると前戦も動きが悪かった。
    しかし三浦が燃え尽きるほど技術や引き出しの差を感じたというほどの相手にこの勝ち方ですから
    まだまだ上がいる世界の頂は高いですね。

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  20. バルデスに脱帽
    パンチのスピード差がありベルチェルトは序盤様子見すぎたのがよくなかった

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  21. 完全にバルデスが技術で勝ってました。バルデスに否定的な方いますが、この試合バルデスの技術、タイミングが素晴らしかっただけです。

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    • ベルチェルトは前から打たれ脆くて被弾が多く尚且つカウンターをモロ喰いしてるのですから、別におかしなことではないと思います。
      レイノソチームがいくら曰く付きだと言っても、見方が偏りすぎではないでしょうか。

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  22. 序盤にバルデスがポイント取ってるのは妥当かと思います。有効打はほとんどバルデスのジャブしかありません。

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