史上最高/ワシル・ロマチェンコVSギジェルモ・リコンドー LIVE

何度もいいますが、ボクシングの歴史上最もハイレベルな試合です。見逃せません。未知の人に説明します。シドニー・アテネ五輪連続金メダルの男と北京・ロンドン連続金メダルの男の対決です。プロにならなければ3つ目の金メダルも確実だったであろう、トップオブトップの戦いです。

いよいよです。
バルガスもサリドもお休みしてこっちに集中します。尾川とかぶるなよ。

1R

ロマチェンコがリコンドーを回り
リコンドーが足をとめて前に出る展開。
おもったよりリコンドーが距離をとらない。
ダッキングしたままロマチェンコを誘ってみたり
面白い。しかし体格差でリコンドーのジャブも届かない。

リコンドー10-9

2R

互いのパンチが当たる距離だが当たらない。超高度だ。
ロマチェンコがやや積極性を増し
リコンドーがクリンチに行くシーンも

ロマチェンコ10-9

3R

やっぱりチョコチョコ細かいパンチだとロマチェンコ。
普通にかみ合い技術VS技術になってるのがすごい。
リーチはリコンドーの方が長いはずだが
やはり大きなロマチェンコにやや届かない感じ。

ロマチェンコ10-9

4R

ここまで互いにペースを握れていない。
今までの相手とは次元が違う証拠。
ややロマチェンコが見切ったか。

リコンドーはどうしても攻める時間より
ダッキングでかわす時間に忙しい。

ロマチェンコは軽いパンチの数で試合を作る。
究極のアマチュア的戦い方になっている。

ロマチェンコ10-9

5R

相手にこれだけやれるのは互いだけだろう。
唯一無二の2人である。
ロマチェンコの方が手数が多いのでこの展開だと
ロマチェンコにポイントが流れてしまう。

リコンドーは戦術を変える必要があるかも。

ロマチェンコ10-9

6R

すみません、とびました。
リコンドーの低すぎる?ダッキングに減点
ロマチェンコの手数に守りに忙しいリコンドー

ロマチェンコ10-8

7R

すごいなぁ。
リコンドーに打開策がないような
ロマチェンコのチョコチョコ攻撃。

やっぱりリコンドー諦めた。

ここでも(棄権)ロマチェンコ勝ち。

ボクシングというより
ロマチェンコゲームであった。

リコンドー、ダメージはないだろうに。
心が折れたか・・・

ロマチェンコ
「勝ちました。けれど私にとっては偉大な勝利ではなかった。リコンドーのスタイル、彼の低打にアジャストして戦いました。リコンドーは偉大な、とても偉大なファイターですが、私には勝つスキルがありました。自分の名前をノーマス・チェンコに変えねばならないかもしれません。」

リコンドー
「言い訳はしません。私の負けです。ロマチェンコはとてもテクニカルで爆発的でした。ロマチェンコが素晴らしかっただけなので、私は再起するつもりです。体格差が敗因ではありません。2ラウンドに左手を怪我(恐らく骨折)したのが棄権の理由です。」

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世界選手権金、ロンドン銅、リオでは判定に異を唱えてプロに転向したマイケル・コンラン登場。アイルランドで最も成功したアマチュアだとか。

世界中のビッグファイトの前座にセットされており、世界のアイドル。こんなに優遇された新人はいないだろう。井上よりずっと豪華である。

しかしやっぱり、Sバンタムかフェザーか知らんがパワーレスである。
兄のジェイミーの打たれ脆さも大いに気になる。
サウスポースタイルでスパーリングのような試合をしているが力感はない。
今、岩佐とタイトルマッチをやってもコンラン有利なオッズになるだろうが、岩佐の方が倒すキレはある。

サウスポーを練習している、あるいはこんな相手ならサウスポーで十分さという余裕なのかもしれないがこんなにつまらないサウスポーは嫌だ。5勝4KOだが、パワーレスである。王者にしたい筆頭アイドルだろうが退屈だ。

プエルトリコの無敗Sフェザー
クリストファー・ディアスとランカー、ブライアント・クルスの前座
初回からカウンターの右でダウンを奪う。
2回左フックでダウン追加、さらに詰めでダウン追加、もう時間の問題だ。
当たってない、テンプルをラリアットしたようなパンチなのに相手はフラフラ
3ラウンド、早々にトドメ。
強い。ホセ・ペドラサを右にしてパワフルにしたような・・・
尾川やベルチェルトより上かも・・・

今シャクール・スティーブンソンがはじまりました。
五輪2連続金メダルのロベイシ・ラミレスに迫ったリオ銀メダリストですが
まだ若くフェザー級だと細い、パワーレスにみえます。

でも、これだけの実績と若さがあればいつか王者になるでしょう。

もうサンドバッグ状態なので2ラウンドで女性レフリーが止めました。
圧倒しているのに相手は倒れない。こんな試合が続いています。

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コメント一覧
  1. 日本人含め、多くのボクサーが自分のボクシングという言葉を使い、それが嫌いですが、
    リコンドーほどの超人が自分のボクシングというのは何の異もなかったのですが、それが全くいつも通り機能しないとなると変化もなくあっさり棄権してしまいましたね。ある意味完成されたボクシングなんで変わらないでしょうね。

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  2. やはり一般に伝わりづらい高度な技術戦でしたね。
    リゴは勝てると見切るのも勝てないと見切るのも早いんでしょうかね。

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  3. 次はベルチェルト戦を望んでるみたいですね これは楽しみ
    正直ロマチェンコに対しても受動的な試合で勝つのは無理だと思う リゴのスピードで無理だったのだから
    とすると動けて手数を出せる選手が先手先手を取ってロマチェンコのコンビネーション→フットワークを封じるしかないと思う
    と、言うわけでベルチェルトがバルガス戦のパフォーマンスできたらどう対応するのか気になる 同様に階級あげるならリナレス戦が見たいかなぁ
    あとは階級違うけどポーターみたいなショートのうまいフィジカルもスピードもある突進ファイターをどう捌くのかもきになる
    リゴは日本に来るようにすれば尊厳も金も稼げるんじゃないかしら 個人的にはラッセル戦が見たい

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  4. ロマチェンコがラッセル戦であのラッセルにカウンター合わせまくったのにはかなり驚かされましたが、あの時と同じくらい驚きました。リゴンドーが何もできないとは。

    身体全体を移動させるチカラが凄いですね。

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  5. 初心者氏
    両者のスピードの質に関してはメイパックと同じ構図ですよね
    結局のところ最高級にコンディションされた両者がかち合って瞬発側が勝つには的確にダメージを与えていくかクリンチを洗練させないと手数負けしてしまうようです

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  6. snsで体重差が語れてるようですがドネア戦も確か同じ体重差だったかと それで序盤で左を決めてるわけです
    同じくリーチも背丈も小さいラッセルの方が善戦したように思います(但しロマチェンコは今の方が強いとは思う)
    そしてリゴンドーの被せにたいしては相手の攻撃より先に動いてかわしてるのでスピードや反射神経の問題ではないかと
    あと左の故障とのことですが、正直どこで壊れるシーンがあったのか分からないです(これは海外でも小規模な話題になってるそう)
    結局のところふたを開けてみれば全体を通してウォータース戦でしたね

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  7. 両者ともにスピードが注目される選手ですが
    ロマチェンコは持続的にスピードを出し続けるのに対し
    リゴンドーのスピードは一瞬一瞬の瞬間的なスピードなんですね
    この試合でよくわかりました

    リゴンドーはスピードを持続的に出せないので
    ロマチェンコの波状攻撃やステップワークに対抗できないわけですね
    結果論ですけど

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  8. とにかくロマチェンコにパンチが当たりませんでした。リゴンドーでさえまで。

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  9. まさかここまで差があるとはね。

    リゴンドーが諦め早いっていうプクーさんの予言が当たりましたね(笑)

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